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2015年12月31日

読書感想文『死ぬかもよ』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1634.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ひすいこうたろう様の「あした死ぬかもよ?」です

ひすいこうたろう様。作家、コピーライター、漢字セラピスト。心理カウンセラーの資格取得

気になる文章
●アメリカで、90歳以上のご老人に聞いたものです
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか?」
これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした
「もっと冒険しておけばよかった」

○小谷中広之の感情・・・つまり、もっとやりたいことをやっておけばよかったということになるのではないか
日本人にこの質問をしたらどのような答えが一番多くを占めるのだろうか
そしてあなたはどんなことを思うだろうか

●あなたはパジャマを着て、いま病院のベッドの上にいます
病室にはあなた一人。天井の蛍光灯の光をぼんやり眺めています
あなたの一生は、どんな人生だったでしょうか?
いつ最後の日がきても後悔はない。そんな風に胸を張って言える人生でしたか?
想像してください。あなたの魂は、あと30秒で肉体を離れます
あと20秒、あと10秒で死にます
心臓の鼓動が今にも消え去りそうです
わずかに残っていた意識が何者かに引っ張られるかのように遠のいていきます
はい。あなたはたった今死にました
本当に死んだつもりで、これから5分間、身動きせず目を閉じて、死を感じてください

○小谷中広之の感情・・・私もやりました。私の感じ方は「そうかぁ、死んだのか。しかし人間は心臓が止まっても3分以内なら生き返るそうだ。ならば、まだあきらめないで、蘇生する方法を考えろ。そして一つ一つ試してみろ。とにかく最後の最後まであきらめるな」でした
その日によって感じ方は違うと思いますので、これがすべて、ということではないと思いますので、たまに暇な時に感じてみるのも面白い生き方の一つかもしれません

●何かを得ることが人生ではない
天の迎えが来るその日まで、思い切り生きること。それが人生です
お酒をプレゼントされ、そのお酒のボトルがあまりにかわいくて、封を切るのを渋っていたところ、山田町の方に、笑いながら、こういわれました
「封あけちゃえば?取っておくと、津波で持ってかれちゃうよ」
これが、いまを生きる生き方です

○小谷中広之の感情・・・今を一生懸命に生きるために今をしっかりと見つめよう

●大丈夫
人生最後の日から見たら、すべての悩みは、懐かしい思い出になりますから
つまり、あなたは、いま、「懐かしい思い出」に悩んでいるわけです

○小谷中広之の感情・・・今、抱えている悩みは、たとえ人生最後の日でも深刻ですか?

●自分の死亡記事を書いてみよう
「こんな風に終れたら、最高」という自分の死亡記事を、ワクワクとでっちあげるのです
どんな風に生きられたら、テンションが上がるのかを考え、それを自分の死亡記事として書き込んでください

○小谷中広之の感情・・・これもまた、その日によって若干の違いが出てくる回答だと思う
ちなみに私の場合は「ついに、世界一の自由人『小谷中広之』死亡!?説。説というのは自身の持つ、宇宙仲間でロケット開発を手掛け、独り乗りのロケットで宇宙に行ってしまった。しかも、片道の燃料しか入っていない。最後の地球での言葉は、楽しすぎる言葉ばかり、その中でも印象に残る言葉が『宇宙に行くのに片道の燃料さえあれば十分でしょう。後は、宇宙に行ったら何とかなるよ。僕の未来だよ!何ともなんないなんて、そんなの誰がわかるの?じゃあ、行ってきまーーーーーーす!!!』」

●いつかやる。あなたの「いつか」はいつですか?
いつかやるの「いつか」を「今日」にした日、あなたの運命は変わります
小さな一歩が、とんでもない大きな一歩に繋がっていく
これが命というもの
笑っちゃうくらい、今日という一日は、大きな可能性を秘めているのです

○小谷中広之の感情・・・とにかく変えるなら「いま」しかない
「今の自分」は「過去の自分」の積み重ねの結果でしかない。「未来の自分」を変えるためには「今の自分」を変える以外に方法はない

●死はあなたに突き付けます
「このまま死んだように生きていていいのか?」
「お前の一番大切にしたいことは何か?なぜそれをやらない?」
「自分だけよければいいのか?」
死はあなたに生きる「覚悟」を迫ります
「覚悟」とは、「覚り」×「悟り」と、さとりを二つも重ねたすごい言葉です
「何があっても、平然と生きる」と覚悟を決めること、それが悟りです
生きる覚悟が決まった時、人は死ぬ覚悟もできる

○小谷中広之の感情・・・生きる覚悟を決めるために、死ぬ覚悟をしっかりと決めること

●少年飛行兵の教官、藤井一中尉
教え子たちが次々に特攻隊として死んでいく
しかし、教官の自分は安全な場所にいる
「日本が大変な時に、俺は教えるだけで本当にいいのか」
藤井中尉の自問自答が始まるのです
自ら特攻志願すれば、妻と子供とは永遠のサヨナラです
藤井中尉は悩んだ末、選んだ道は、教え子に対して
「お前達だけを死なせはしない」
そう、命を投げ出す特攻の道でした
しかし、面倒を見なければいけない家族が多い将校は、特攻には採用されないのが原則。志願は却下されました。それでも藤井中尉の決意は変わらず、嘆願書を再提出するのです
夫の硬い決意を知った妻の福子さん(当時24歳)は
「私たちがいたのでは後願の憂いになり、思う存分の活躍ができないでしょうから、一足先に逝って待っています」
という遺書を残し、3歳間近の長女(一子ちゃん)と生後4か月の次女(千恵子ちゃん)に晴れ着を着せて、厳寒の荒川に身を投げたのです
妻子の死を知り、藤井中尉(当時29歳)は、今度は指を切って、血染めの嘆願書を提出。遂に特攻志願が受理されるのです
藤井中尉の亡きわが子への遺書が残っています
12月になり冷たい風が吹き荒れる日、荒川の河原の露と消えた命
母とともに地の燃える父の意思に沿って一足先に父に殉した、哀れにも悲しい、しかも笑っているように喜んで母とともに消え去った幼い命該当しい
父も近くお前たちの後を追って逝けることだろう。必ず今度は父の温かい胸で抱っこしてねんねしようね。それまで泣かずに待っていてね。千恵子ちゃんが泣いたらよくお守りしなさい。ではしばらく、さよなら

○小谷中広之の感情・・・言葉が出てこない、そんな気持ちになってしまいます
自分が感じたいくつかの文章の中の一つを取り上げてみたいと思います
藤井中尉が言ったとされる「お前達だけを死なせはしない」
この言葉は深く考えさせられました。「お前達だけを死なせはしない」ということは、当たり前ではありますが、「お前たちは死ぬ」ということが前提とされていることです。それをすでに受け入れることがお互いにどれほどの苦痛だったのか。
「お前達だけを死なせはしない」を「お前達だけは死なせはしない」にするだけでガラリと変わってしまう
「を」→「は」に変えただけで、「お前達は死ぬ」が前提ではなく、ある意味では「お前たちは死なせないが、俺は死ぬ」が前提に来てしまう
言葉は、すごく単純であるが同時にすごく重いものである

●「命のエネルギーがはかれるのでは?」
そんな研究をした方がいます。東京大学物性研究所などで研究された川田薫理学博士です
ラットでの実験で、ラットは死後、約1万分の1、体重が減るケースが多いということがわかってきました。この減った分が、命の質量ではないかと

○小谷中広之の感情・・・人間に例えると、60キロの人間の命の質量は「6グラム」
何とも少ない

●ディーパックチョプ医学博士によると、僕らは一日に6万回以上、考え事をしているそうです。しかも、その90%は前日と同じことだとか
一日のほとんどを、もう変えられない過去のことか、起こるかどうかもわからない未来の不安にあれこれ頭を悩まさせているんです
だから、「今日、死ぬ」と思って一日を始めてみよう
「今日死ぬ」と思ったら、過去のことなんてどうでもよくなりますからね
悩んでいるときは、「今日が人生最後の日」って声に出してみよう

○小谷中広之の感情・・・今日死ぬと思って一日を生きてみよう

●やりたいことはすべてやるがいい
人間は、死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ
やらなかったことに後悔する

○小谷中広之の感情・・・やってみよう

●辛かったことも、最後には全部ギャグになる
○小谷中広之の感情・・・とりあえず笑ってみよう

●全て大丈夫だから。やってみたい事はやってみるがいい。何もかも大丈夫だから。人生最後の日を迎える私から見ると、うまくいったかどうかなんて、どうでもよかったんだとわかる
○小谷中広之の感情・・・さぁ始めよう。始めない理由など存在しないのだから

●結果はすべて、人生最後の日に、夢となるのだから
だから、大切なのは、どんな気持ちで、それをやっていたのか
本当に大切なのは、そこだけだ
私は、私の人生を選んで本当に良かった
人生最後の日、私は今幸せだ
今、心からそう思えるのはあなたのおかげだよ
今のあなたが、たくさん、たくさん、悩んでくれたからだ
そして、今のあなたが勇気を出して一歩踏み出してくれたからだ
素晴らしい人生だった。心からありがとう
あなたは一人じゃない
私を含めて、未来のあなたたちが、みんなあなたを応援している
そして、みんなあなたに感謝している
では、人生最後の日に会おう
Everythings gonna be alright
すべてだいじょうぶだから

○小谷中広之の感情・・・ライバルは常に過去の自分、そしてその過去の自分を応援できるのも今の自分、今の自分の応援してくれているのは未来の自分
未来の自分を超えれるように、毎日毎日生き抜こう


ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。

あした死ぬかもよ? [ ひすい こたろう ]

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