2015年12月23日
読書感想文『考えない』 おすすめの文章と自分なりの感情
こんにちわ、小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、小池龍之介様の「考えない練習」です
小池龍之介様。1978年山口県生まれ。僧名は、龍照。東京大学教養学部卒業。月読寺の住職、正現寺の住職
気になる文章
●「見えている」という受動的な状態と、積極的に「見る」という能動的な状態
「聞こえている」という受動的な状態と、積極的に「聞く」という能動的な状態
「においがする」という受動的な状態と、積極的に「嗅ぐ」という能動的な状態
「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態
「感じている」という受動的な状態と、積極的に「感じる」という能動的な状態
○小谷中広之の感情・・・今に集中するということだろう
散歩しているときにでも「歩いている」ということを意識するのではなく「歩く」を意識してみよう
とくにオススメなのが「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態です
食べるものに対しての意識がグンとアップしてより一層その食べ物の味を知ることができ、さらにはもっと美味しさを知ることができる
●自分でもなるべく普段から「音をたてないで動作する練習」をしておきましょう。扉を開けるとき、物を置くとき、道具を使うときなど、音を立てないように心がけるクセをつけますと、動作も丁寧になり、見た目にも美しく映えます
○小谷中広之の感情・・・この癖をつけると公共の場や人前で特に良い印象を持ってもらえる可能性がある
最低でも悪い印象は与えることはないだろう
●電子メールの文章を書くときも、きちんと推敲(スイコウ)しましょう。自分が伝えたいことの中心は何か、それが効果的に伝わるかどうかをきちんと読み直します
書いた文章は残って相手が読みなおすこともできますから、相手に与える影響は、良いものも悪いものも大きくなります
早く出すことばかり考えずに、自分の文章が相手に与える影響について自覚的になりましょう
「雨が続いて、うっとうしいですね」とか「寒くて嫌ですね」などの価値観や評価を入れるのではなく、事実のみを買うようにするのです
「雨が降って、少しずつ温度が上がってきた部屋からメールを書いています。そちらは快適にお過ごしでしょうか?」とか「いま、時計の針がちょうど12時を指しました」とか「満月の晩に、失礼いたします」とか、まるで昔の小説に出てくる手紙のように、事実をそのまま記します
必要以上に相手の自我を刺激しないことも思いやりといえるのではないでしょうか
○小谷中広之の感情・・・「昔の小説に出てくる手紙のように」メールなどを出すときには、最初の文章はスタートしてみよう
●食べ物を食べる際に覚えておきたいのは、いい加減に作られたものを食べないことです
心を込めて丁寧に作られたものは、ある程度、丁寧に食べたくなるはずですから、きちんと食べるためには、料理は下手であろうが上手であろうが、丁寧に作ることです
○小谷中広之の感情・・・外食する際には特に注意したい。お金を払うのだから、粗末なものには出す気にはなれない。とくに体の中に直接的に入ってくる飲食に対して格別にそう思う
まさに『「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態』の意識を高めることが大切
●「物を所有する」ということがどういうことか考えてみましょう
一つ目の条件は「そのことを強く心が覚えている」こと
二つ目の条件に「それを失うことに対して強い抵抗を覚えている」こと
心を見つめてみると、この二つのことから「所有する」が成り立っていることがわかるはずです
何かを失うことに対する恐怖感や抵抗感がある、という事以前に、そもそもそれを記憶していない限り、抵抗感もなにもありません。自分が持っていることを知らないものにつて、失っては困ると思いませんから
この「失いたくない」という衝動が、常に心に負担をかけています
何かが欲しいということは、裏を返せば、それがなければ不安だ、それがなければ不十分な気がするという苦を表しています
その苦によって、それがないから自分は不幸なような気がする、不健全な気がすると思わされ、「それをぜひ手に入れなければいけない」という気になります
手に入れた瞬間、いったんその苦は解消して喜びを感じますが、また「それを手に入れていない状態に戻ったらどうしよう」という苦が生じるのです
自覚しているにせよ、無自覚であるにしろ、欲しいものを手に入れた後にも心にが刻み込まれていて、常に強い霧を発生させてしまいます。持ち続けなければならないという苦が生じてるのです
そうしたことを繰り返すことによって、欲の業(カルマ)が積まれていきます
欲の業は、積まれていくうち、単に物欲が増えていくだけではなく、他の欲望にもそれが転化していきます。例えば人に対しても、自分の欲を押し付けたいという「慢」の欲とスライドしていくのです
無自覚的にものを増やしていくと、必然的に人格も次第に悪化していきます
○小谷中広之の感情・・・「物を所有する」ことがこれほどまでなることをどこかではわかってはいたが、改めてこういう風に言葉にしてみてみると心底に感じるものがある
自信では気づかない意思の中で「流行っているから」「みんな使っているから」「いま都内で流行っていて時期にこちらにもやってくるからその前に」「」海外のセレブが愛用しているから」「テレビでやっていたから」などの意図的かもしれない、支配階級の人たちの操作で物を購入することの恐ろしさがある
自分で気が付いていないコントロールの中での意思でそのものを購入するということは無自覚に等しい
しっかりと自分の意思で、意識のもとで「本当にこれを所有することは自分にとって、社会にとって良いことなのか」や「この商品を購入する目的は、投資?消費?浪費?と考え、もし浪費なら迷わず購入することはやめよう」などとしっかりとその商品購入の自責を考えて購入しよう
しかし、わざとあまのじゃく思考に陥ることもないと思う。「流行っているから買わない」「テレビでやっていたから買わない」と考えるのではなく、本当に自分にとって必要なら購入しよう
●ある意味、心配というのは、わがままな趣味のようなモノとも申せましょう。自分が心配したいから心配する。一般には、自分が不安定な人ほど他人の心配をしすぎる傾向があるのですが、それは自分のぐらつきから目をそらすことができるからです
かわいそうなのはこの人であって、自分ではない。大変そうなのはこの人であって、自分ではない。人を心配することによって自分の不安から目をそらすことができます
○小谷中広之の感情・・・人のことが気(心配)になり始めたら、一度しっかりと自分と向き合ってみよう
人のことを気にかけるようになるということは、ある意味では自分と向き合えるチャンスかもしれない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、小池龍之介様の「考えない練習」です
小池龍之介様。1978年山口県生まれ。僧名は、龍照。東京大学教養学部卒業。月読寺の住職、正現寺の住職
気になる文章
●「見えている」という受動的な状態と、積極的に「見る」という能動的な状態
「聞こえている」という受動的な状態と、積極的に「聞く」という能動的な状態
「においがする」という受動的な状態と、積極的に「嗅ぐ」という能動的な状態
「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態
「感じている」という受動的な状態と、積極的に「感じる」という能動的な状態
○小谷中広之の感情・・・今に集中するということだろう
散歩しているときにでも「歩いている」ということを意識するのではなく「歩く」を意識してみよう
とくにオススメなのが「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態です
食べるものに対しての意識がグンとアップしてより一層その食べ物の味を知ることができ、さらにはもっと美味しさを知ることができる
●自分でもなるべく普段から「音をたてないで動作する練習」をしておきましょう。扉を開けるとき、物を置くとき、道具を使うときなど、音を立てないように心がけるクセをつけますと、動作も丁寧になり、見た目にも美しく映えます
○小谷中広之の感情・・・この癖をつけると公共の場や人前で特に良い印象を持ってもらえる可能性がある
最低でも悪い印象は与えることはないだろう
●電子メールの文章を書くときも、きちんと推敲(スイコウ)しましょう。自分が伝えたいことの中心は何か、それが効果的に伝わるかどうかをきちんと読み直します
書いた文章は残って相手が読みなおすこともできますから、相手に与える影響は、良いものも悪いものも大きくなります
早く出すことばかり考えずに、自分の文章が相手に与える影響について自覚的になりましょう
「雨が続いて、うっとうしいですね」とか「寒くて嫌ですね」などの価値観や評価を入れるのではなく、事実のみを買うようにするのです
「雨が降って、少しずつ温度が上がってきた部屋からメールを書いています。そちらは快適にお過ごしでしょうか?」とか「いま、時計の針がちょうど12時を指しました」とか「満月の晩に、失礼いたします」とか、まるで昔の小説に出てくる手紙のように、事実をそのまま記します
必要以上に相手の自我を刺激しないことも思いやりといえるのではないでしょうか
○小谷中広之の感情・・・「昔の小説に出てくる手紙のように」メールなどを出すときには、最初の文章はスタートしてみよう
●食べ物を食べる際に覚えておきたいのは、いい加減に作られたものを食べないことです
心を込めて丁寧に作られたものは、ある程度、丁寧に食べたくなるはずですから、きちんと食べるためには、料理は下手であろうが上手であろうが、丁寧に作ることです
○小谷中広之の感情・・・外食する際には特に注意したい。お金を払うのだから、粗末なものには出す気にはなれない。とくに体の中に直接的に入ってくる飲食に対して格別にそう思う
まさに『「味がする」という受動的な状態と、積極的に「味わう」という能動的な状態』の意識を高めることが大切
●「物を所有する」ということがどういうことか考えてみましょう
一つ目の条件は「そのことを強く心が覚えている」こと
二つ目の条件に「それを失うことに対して強い抵抗を覚えている」こと
心を見つめてみると、この二つのことから「所有する」が成り立っていることがわかるはずです
何かを失うことに対する恐怖感や抵抗感がある、という事以前に、そもそもそれを記憶していない限り、抵抗感もなにもありません。自分が持っていることを知らないものにつて、失っては困ると思いませんから
この「失いたくない」という衝動が、常に心に負担をかけています
何かが欲しいということは、裏を返せば、それがなければ不安だ、それがなければ不十分な気がするという苦を表しています
その苦によって、それがないから自分は不幸なような気がする、不健全な気がすると思わされ、「それをぜひ手に入れなければいけない」という気になります
手に入れた瞬間、いったんその苦は解消して喜びを感じますが、また「それを手に入れていない状態に戻ったらどうしよう」という苦が生じるのです
自覚しているにせよ、無自覚であるにしろ、欲しいものを手に入れた後にも心にが刻み込まれていて、常に強い霧を発生させてしまいます。持ち続けなければならないという苦が生じてるのです
そうしたことを繰り返すことによって、欲の業(カルマ)が積まれていきます
欲の業は、積まれていくうち、単に物欲が増えていくだけではなく、他の欲望にもそれが転化していきます。例えば人に対しても、自分の欲を押し付けたいという「慢」の欲とスライドしていくのです
無自覚的にものを増やしていくと、必然的に人格も次第に悪化していきます
○小谷中広之の感情・・・「物を所有する」ことがこれほどまでなることをどこかではわかってはいたが、改めてこういう風に言葉にしてみてみると心底に感じるものがある
自信では気づかない意思の中で「流行っているから」「みんな使っているから」「いま都内で流行っていて時期にこちらにもやってくるからその前に」「」海外のセレブが愛用しているから」「テレビでやっていたから」などの意図的かもしれない、支配階級の人たちの操作で物を購入することの恐ろしさがある
自分で気が付いていないコントロールの中での意思でそのものを購入するということは無自覚に等しい
しっかりと自分の意思で、意識のもとで「本当にこれを所有することは自分にとって、社会にとって良いことなのか」や「この商品を購入する目的は、投資?消費?浪費?と考え、もし浪費なら迷わず購入することはやめよう」などとしっかりとその商品購入の自責を考えて購入しよう
しかし、わざとあまのじゃく思考に陥ることもないと思う。「流行っているから買わない」「テレビでやっていたから買わない」と考えるのではなく、本当に自分にとって必要なら購入しよう
●ある意味、心配というのは、わがままな趣味のようなモノとも申せましょう。自分が心配したいから心配する。一般には、自分が不安定な人ほど他人の心配をしすぎる傾向があるのですが、それは自分のぐらつきから目をそらすことができるからです
かわいそうなのはこの人であって、自分ではない。大変そうなのはこの人であって、自分ではない。人を心配することによって自分の不安から目をそらすことができます
○小谷中広之の感情・・・人のことが気(心配)になり始めたら、一度しっかりと自分と向き合ってみよう
人のことを気にかけるようになるということは、ある意味では自分と向き合えるチャンスかもしれない
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
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