オレオレ詐欺など一連のサギは、警察や金融機関などの防犯対策に対抗して様々に進化?し、次々に新たな手口が出てきていると報道されます。
相変わらず高齢者の被害が続出しているようです。
騙すのが人間ならば、だまされるのも人間。
騙す方が進化するのに、だまされる方は何故に何時までも「ボンクラ」なのだろうか?
と、思う向きもあるでしょうが、実戦経験のない人間は、心理的な弱みにつけ込まれると意外と簡単にマインドコントロールされるようです。
電話が媒体に使われることが多いのだから、電話で出来る対策を進めることが相当に有効なはずです。
「かかってきた電話に騙されないように!」
と呼びかけるのも勿論大切ですが、
水際作戦として、電話に出る前に、電話機でフィルターにかけることも合わせ考えることが大いに有効であるはずです。
「電話」「サギ防止策」をキーワードとして検索すると沢山の記事が出てきますが、高齢者が進んで読むような、理解できるような記事は見当たりませんでした。
各メーカーから「サギ防止策」に利用できる「ナンバーディスプレサービス」「着信拒否」機能を持った機種が売り出され、その機能が盛んに宣伝されていますが、
同時に、高齢者目線で「サギ防止策」を分かりやすく図解して欲しいと思われます。
一般に、取扱説明書は理解できる人相手の説明書になっています。
高齢者の多くは、読もうとしない、又は理解できない、根気が続かないのが相場ですので、この様な人に分かる様に、設定出来るように簡単明瞭に表示するのはとても難しいことと思います。
しかし「サギ防止策」という命題に照らして、
必要に応じて設定サービスを付加するなど、メーカー・販売者・行政、警察の知恵、ノウハウを結集して、
・単に「注意」を呼びかけるだけでなく、
・設定を手助けする、代行する
など、行動に結び付けて頂きたいと願うのです。
2、「ナンバーディスプレサービス」・「留守設定」の活用(例)
私が現在行っている(対策)例示と若干の感想です。
参考になれば幸いです。
・ナンバーディスプレサービス(有料)を活用する。
・常時「留守設定」をしておく。
(1)着信音・読み上げ;
a. 身内など、必要な電話を電話帳に登録しておく。
登録した相手からの電話は「相手の名前が表示され、読み上げられる」ので、電話に出る。
b. 電話帳に登録していない相手からの電話は「電話番号が表示される」。
覚えのない電話番号ならば、受話器を直ぐには取り上げない。待つほどに 留守番電話の応答メッセージ「氏名、要件を・・ファックスなら・・」が 流れ出す。
サギからの電話は、大体ここで切れることでしょう。何か伝言を残すなら、 録音されるので、再生して本人なり家族なりに電話するなど確認できる。
電話帳に登録した人が(と称して)「違う電話から・・」などと言いだしたら要注意。
当人しか知らない事を質問したり、合言葉(事前に話し合っていれば)で「本人」を確かめる。
(2)迷惑電話着信拒否;(例)
「拒否」設定しておくと、着信合図がないので安全。
a. 電話番号を通知しない電話「非通知着信」は「拒否」に設定する
b. 公衆電話からの着信「公衆電話着信」は「拒否」に設定する
(「公衆電話から」という表示が出来るなら(1)b後段に準じることが
出来るのだが・・)
c.海外など番号を通知できない「表示圏外着信」は「拒否」に設定する
「表示圏外」との交信があるときは「電話帳に登録」しておく。
これだけの設定で、電話への対応が随分楽になりました。
頻繁にかかってくる勧誘電話などに煩わされることがなくなり、これらの中にはサギからの電話も含まれているのでしょうが、選別されて、電話に出ることがなくなります。
一方身内や必要な人からの電話は、最初に氏名が表示され、アナウンスされるので、確認して受話器をとることになります。
高齢者世帯には、場合に依っては経済的な支援を含めて、周知、徹底を進めていただきたいと思うのです。
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