アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2016年08月29日

【無人惑星サヴァイヴ】アニメ 感想&あらすじ 友情深まり絆が繋がる無人惑星でのサバイバル生活



無人惑星サヴァイヴ
2003年10月16日、NHK教育テレビにて放送
監督:矢野雄一郎
原作:
脚本:米村正二、福嶋幸典、山田由香
ルナの声:岩居由希子
カオルの声:真殿光昭 
チャコの声:小飯塚貴世江

あらすじ・概要

宇宙開発技術が発達した22世紀の時代、地球は人の住めない星となったことで人々は惑星にコロニーを建設し新たな生活圏を得ていた。重力制御とワープ航法が実用できるようになっており、惑星間を当たり前のように航行できるようになっていた。
ソリア学園に転校してきたルナとペットのネコ型ロボットのチャコは、修学旅行で惑星開拓の実習旅行に行く最中重力嵐に遭遇し、同じ避難シャトルに同乗していた他の6人と共に見知らぬ惑星に漂着した。その星は地球と酷似していたが、巨大な生物や人を襲う植物までいる危険な星だった。少年少女たちは生き延び家があるコロニーに帰るため、サヴァイバル生活を余儀なくされることになる。

主要登場人物

ルナ・・・主人公。14歳。リーダー的存在。ボーイッシュで明るく元気な女の子です。率先して行動し、メンバー間のいさかいを仲裁さいたりと、皆の精神的支柱として成長していきます。途中から特殊な能力に目覚めます。
チャコ・・・ルナと暮らしているのネコ型ロボット。関西弁。コンピューターの解析や操作ができ、食物の毒素を調べられるなど意外と高性能です。
メノリ・・・14歳。生徒会長。当初はリーダーを務めていたが、プライドが高く高圧的で厳しいことから皆の反感を買います。ルナにリーダーを譲ってからも反発していましたが、次第に参謀としてルナを支えていくことになります。
シャアラ・・・14歳。ルナの初めての友達。メガネをかけた内向的な少女です。想像力が豊かで、この星でのネーミングはほとんど彼女がつけてます。
カオル・・・14歳。無愛想なクールなイケメン。頭脳明晰・運動神経抜群で戦闘能力やサヴァイバル能力も高い超人。口調は厳しめで協調性には欠けるものの、皆の危機を度々救っています。過去の出来事で自分を強く責めています。
ハワード・・・14歳。財閥の御曹司。サヴァイバル生活をするはめになた元凶です。わがままなトラブルメーカーではありますが、ムードメーカーでもあります。
ベル・・・最年長の16歳。大柄で力持ちだが温和で優しい性格をしています。気が弱く、学園ではハワードの子分をさせられていました。サバイバル能力も高く、頼れる男に成長しています。
シンゴ・・・最年少の12歳。2年飛び級した天才少年。年相応に精神的には幼さがあるんですが、機械いじりが得意でチャコと共に帰る手段を模索してます。ハワードとはよく衝突しがちです。

感想

NHKのオリジナルアニメですね。子供の頃にたぶん再放送だったと思いますけど、ワクワクしながら観ていました。
地球が異常気象や人の手によって住めなくなってしまった遥か未来の話です。コロニーで不自由なく育った7人の子供たちと1体のロボットが無人島ならぬ無人惑星に漂着し、サイヴァイバル生活をしながら多くのことを学び友情を育みながら成長していく物語です。

この作品は大きく分けて序盤、中盤、終盤の3つに分けられてます。序盤は先でも述べてるように主にサヴァイバル生活の話です。襲い来る獰猛な巨大生物や自然と戦いながら、各自役割を決め、家を作ったり、食料を調達したりします。その生活の中で仲間内でのいろいろな諍いを乗り越えながら、少しずつ打ち解けていくのが序盤です。
中盤は遺跡調査と脱獄囚たちとの戦いが主な展開です。遺跡を見つけそこでコールドスリープされていた少年と出会い新たな仲間が加わりますが、悪役も登場しました。宇宙からの脱獄囚の3人組で、最初から最後まで清清しいほど悪役していましたね。
終盤はSFです。無人惑星の中の無人島を飛び出し大陸へと渡ります。サバイバル要素も薄くなって今までの流れとはだいぶ変わります。

少年少女たちの成長が1番の見所だと思います。生活面などの環境だったり、人間関係だったり、終始難問にぶつかります。それぞれ個性が強いキャラをしているので、そりが合わなく反発し口論することも日常茶飯事ですし、なかには悩みやトラウマを抱えている子もいます。そんな子たちが失敗を繰り返し反発しながらも1人で出来なかったことは誰かと協力して乗り越え、そのなかで少しずつ打ち解けていき心の内を開いていくようになる描写はなかなか良いです。生死が掛かっている状況が成長を加速させてるんでしょうね。カオルがルナに自分のトラウマを打ち明けるシーンはよかったです。

ルナが良い子すぎる気もしましたけど、私は好きです。仲間思いで皆の間に入り絆を繋げていく彼女は天使ではないでしょうか。この子には変な能力なんていらないぐらいの魅力があったと思います。
ハワードも意外と好きかも。ほんとわがままでトラブル引き連れてくるどうしようもない子だったんですけど、こういう子が成長してかっこよくなっていく姿ってのは王道ですけど良いですね。なかなか憎みきれない子でしたよ。

現在観ても結構面白いです。ただ、惜しい・・・。ご都合主義が強めなところはありますけど、それはまあ個人的には許容できました。厳しい環境でも諦めずに自分に出来ることを見つけ必死に生きる姿や、自分の殻をこじ開けて成長していく姿、そして深めていく仲間との絆を楽しむものだと思っていますから。問題は終盤ですね。唐突な展開が続きます。詳しくは言いませんけど、なんでもかんでもあるもので解決しているような気がしてこれまでのワクワク感は少し減退してしまいました。目立つキャラも限定されてしまいますので。終盤をもう少し丁寧に作ってくれたら文句ないので実に惜しかったです。あと、個人的にはもっとカップリングが欲しかったですっとわがままを言ってみたり。

とはいえ、全体的にはとてもよく出来ている作品だと思います。タイトルの意味についても最終回で判明しますし、最後の皆が成長した姿をみれたのも良かったですね。主人公たちの成長も一部変な特殊能力以外は違和感なく丁寧に描かれていましたので、温かく、時には胸を熱くして見守ることができました。序盤中盤あたりの純粋なサバイバル生活はワクワクものです。道徳アニメとして子供たちに観てほしいという気持ちもありますけど、大人だからこそこのストレートな想いを受け止め感じてほしいとも思いましたね。素直なメッセージ性のある良いアニメでした。



にほんブログ村 漫画ブログへ

posted by ハネ吉 at 18:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2016年08月22日

【スクライド】アニメ あらすじ&感想 拳で語るバカな男たちの熱い生き様を描いた異能バトルアニメ

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
スクライド
2001年7月4日テレビ東京系列にて放送
監督:谷口悟朗
原作:矢立肇
脚本:黒田洋介
カズマの声:保志総一朗
劉 鳳の声:緑川光
由詑かなみ:田村ゆかり

あらすじ・概要

21世紀初頭、神奈川県の横浜を中心に突如原因不明の大規模な隆起現象が発生し、日本本土から隔絶された半径30kmにもなる「ロストグラウンド」という大地が誕生した。本土から隔絶されたことによって、日本でありながら独立自治領として特殊な発展を遂げていくことになったロストグラウンドでは、災害後に生まれた新生児の中から「アルター使い」と呼ばれる特殊能力を有する者達が現れ出した。中には犯罪に手を染める者も現れ、そんな彼らを取り締まる「HOLY」というアルター使いで編成された部隊も設立されることに。
そんな中、アルター能力を持つ少年・カズマは、未開発地区でかなみという名の少女と一緒に暮らしながら、能力を利用してなんでも屋を営んでいた。ある日、カズマは相棒である君彦の依頼を受けて仕事に出かけたのだが、そこでHOLY隊員の劉鳳と遭遇してしまい・・・。
カズマと劉鳳、この出会いによって2人の運命は大きく動き出していくことになる。

主要登場人物

・カズマ
主人公。未開発地区でなんでも屋を営む少年。出生も本名もほとんどが不明で、本人も自分のことを「只のカズマだ」と名乗っています。短気で喧嘩っ早く、自分勝手で自由奔放かと思えば、相手がかなみだと全く頭が上がらなくなります。諦めるという選択肢が元々ないため、どんな状況に直面しても立ち向かう強い心の持ち主。

・劉鳳(りゅうほう)
もう1人の主人公。HOLY部隊に所属するA級隊員。良くも悪くも一途で真面目な性格をしている不器用な男。正義と秩序を守ることを大切にしています。ある事件によってアルター犯罪者を強く憎むようになりました。カズマとは一見正反対の人物のように見えますが、実際は似たもの同士です。

・由詑 かなみ
ヒロイン。カズマと生活を共にしている少女。明るくて優しい性格をしていますが、人見知りが強くてカズマ以外にはなかなか心を開きません。甲斐性なしであるカズマの身の回りの世話をしながら、働きにも出ているしっかり者。カズマへの愛情はとても強い。

・桐生水守
ヒロイン。劉鳳の幼馴染でアルター能力の研究をしている女性。黒髪美人で頭も良い才色兼備。ロストグランドへやってきたのも劉鳳に会うことが一番の目的でした。

・シェリス・アジャーニ
3人目のヒロイン。HOLY隊員。三角形の髪飾りがトレードマークの美少女。一途な愛を最後まで貫き通した人です。彼女のアルター能力同様、「献身」という言葉を体現したかのような存在です。

感想

新たに生まれた「ロストグラウンド」という荒野が広がる大地が舞台。アルターという能力を宿した不器用でバカな男たちが、己の覚悟や想いなど、込められるもの全てを込めてぶつけ合う熱き戦いを描いた物語。
サンライズで製作された熱血異能バトルです。漫画も発売されてますけどアニメと内容は異なるようです。暑苦しい男たちによる熱いバトルが繰り広げられ、観てると男って生き物はバカだなと思ってしまいますが、次第にこちらの心まで熱くさせられてしまう作品。

カズマと劉鳳、この2人の男の生き様を描いた作品と言っても差し支えないと思います。なので、この2人が受け入れられなかったら楽しめないかもしれません。
立場も性格も価値観も異なる2人なので、出会った瞬間から反発し合っています。お互いのことが絡むと、直情的なカズマはさらに熱く燃えあがり、普段冷静でクールな劉鳳もカズマの前では感情剥き出しでぶつかってきます。一見類似点のない相容れない両者にしか見えませんが、観続けているとこの2人は実は似たもの同士なんじゃないかと思えてくるから面白い。敵同士ではあるものの、お互い言葉でも拳でも常に全力で語り合ってきたからこその不思議な信頼関係も芽生えていて、敵対して戦うことが多いんですけど時には背を預けるように共闘することもあるので、ほんとに痺れさせてくれる2人ですね。

この2人に深く関わってくる登場人物たちもも魅力的なキャラばかりです。
かなみはとにかく可愛い。「カズくん、カズくん」と慕っていて、カズマの言いたいことを言葉にしなくても分かってくれる姿からは、長年連れ添ってきた夫婦の関係にも見えます。カズマとかなみからは、誰も割って入れない程の深い絆を感じました。
自分の戦いをしながら最後まで劉鳳を見守り続けた水守さんも素敵な女性ですね。あと、カズマにとっての君島、劉鳳にとってのシェリスとでも言えましょうか、2人にとって大きな影響与えた存在になりましたね。この2人がそれぞれの仕事や戦闘でのパートナー的ポジションに据えられているのですが、君島のカズマを想う友情、シェリスの一途に貫き通した愛には泣かされました。男性視聴者は君島好きになる人多いだろうなと思ってます。

全体的に良く出来た作品でしたが、難点もあります。せっかく良いキャラクターが揃ってるのに、メインのカズマと劉鳳ばかりにスポットをあてすぎたせいで、2人以外の活躍が薄めだったところは残念に思えました。面白い能力を持つアルター使いや、個性が強烈なキャラも多かったので、もう少し脇役にも活躍の場を与えてあげて欲しかったです。まあ、そのぶんカズマと劉鳳の生き様が濃く描かれていたので、それが良かったというところもあるんですけどね。

『ドラゴンボール』で「セル」の声を担当した声優・若本規夫さんによる次回予告も見所の1つ。若本さんのあの声で熱く語られる次回予告は、カッコ良かったり、ちょっとふざけていることもあったりと、面白いので毎回楽しみにしてました。例えば・・・
「少女は男の体を気遣った。少女は男の心を気遣った。ああしかし、男は振り向かない。視線の中にあるものは相対する男のみ!繰り出すものは拳のみ!」
「男がやって来る 少女の危機に。男がやって来る 悲しみの際に。男がやって来る 背負う為に。男がやって来る 己の信念の為に。劉鳳、カズマ二人の男がやって来る 」
ここでは書きませんけど、最終話の予告も好きです。あと4話の予告はアホすぎました。

「考えるな!感じろ!」と言わんばかりの熱いアニメでした。細かいことを気にするのがバカらしくなるぐらいの、バカで不器用な男の生き様を見せ付けられましたね。
心を揺さぶる名シーン、名言が多数あるのも特徴です。譲ることができない意地と信念と覚悟のぶつかり合いは観てる側も熱くさせられますので必見。
熱いバトルアクションが好きな人なら楽しめると思います。特に男性におすすめしたい作品なので、よければご覧になってみてください。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

EMOTION the Best スクライド DVD-BOX [ 平井久司 ]
価格:13122円(税込、送料無料) (2016/8/22時点)


商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

スクライド Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 保志総一朗 ]
価格:25172円(税込、送料無料) (2016/8/22時点)



にほんブログ村 漫画ブログへ

posted by ハネ吉 at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2016年08月15日

【光と水のダフネ】アニメ 感想&あらすじ 海の上で強く美しく生きる女性たちの物語

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
光と水のダフネ
2004年1月放送
監督:池端隆史
原案:NeSKeS
脚本:水上清資、山田靖智、新宅純一、砂山蔵澄、吉岡たかを、高山文彦
水樹マイア:中原麻衣
本城レナ:大原さやか

あらすじ・概要

地球温暖化の影響で海面の水位が上昇し、陸地の大部分が海に沈んでしまった未来の世界。憧れの海洋庁の入庁試験に挑んだ水樹マイアは、筆記・実技で好成績を出し合格確実と思われていたが何故か不合格になってしまう。入庁を見越して住居も引き払っていたため、住む場所まで失ってしまい途方に暮れるマイア。さらに不幸は続くもので、逃走中の犯罪者に人質にとられてしまうのだが、犯人を追っていたネレイス社の本城レナに犯人共々ショックガンで撃たれてしまう。この事件をきっかけにマイアはレナに見込まれ、ネレイスカムチャッカ支店で住み込みの社員として済し崩しで働くことに・・・。

主要登場人物

・水樹マイア
本作の主人公。15歳。頭が良くてホバーカーのA級ライセンスを所持してるなど能力自体は高いものの、ドジな上に何かと不幸に見舞われてしまう不憫な子です。よく顔面を強打してます。あと子供の頃の記憶がありません。

・本城レナ
ネレイスカムチャッカ支店のリーダー。25歳。大人の色気ただよう美人なお姉さんです。優れた洞察力と行動力でチームを引っ張っています。言葉はきついです。

・葉山静香
ネレイスカムチャッカ支店のメカニック担当。17歳。メガネ美人。胸以外は細身の体系をしているんですが、底なしの胃袋を持つ大食い娘です。射撃が苦手。

・グロリア
ネレイスカムチャッカ支店社員。25歳。射撃が得意な戦闘要員。燃えるような恋がしたいようですが、性格が災いして恋人はいません。この件で暴走することもあります。ゆうとは犬猿の仲。

・朴ゆう
ネレイスカムチャッカ支店社員。20歳。寡黙でクールなかっこいいお姉さん。格闘技に精通しており、常人以上の腕力の持ち主でもあります。少し空気が読めない人です。

感想

陸地の大部分が海に没した未来の地球の海上都市を舞台に、そこで何でも屋として日々様々な依頼を受けながら逞しく生きる女性たちの姿を描いたSF作品です。夏にぴったりの作品だと思います。ギャグとシリアスがいいバランスで作られていました。「温暖化で陸地が沈んだ」という世界観ではありながら、それ自体には絶望感といった暗い雰囲気はなく、むしろそんな世界でも力強く生きている人々が描かれてます。

まず特徴的なのが、主に水中でのお仕事やアクション時に着ている布地面積が非常に小さいコスチュームですね。最初のころはこいつら変態か?と思ってしましました。ただ、その特徴的なコスチュームとは裏腹にお色け度は低めなんですよね。冗談みたいに突き抜けたせいなのか、イヤらしさをほとんど感じさせないです。何が狙いだったのかは分かりませんけど、私はギャグにしか見えませんでしたね。エロネタに走らなかったのも良かったと思います。

序盤はギャグ要素が強めです。ネレイスに舞い込んでくる様々な仕事をこなしながら、それに絡めて愉快な登場人物たちの紹介、そんな彼女等がおバカ騒ぎをするアクションコメディになってます。
中盤以降は主にマイアの記憶に関わる本筋の話に突入し、シリアス面がだんだん強くなっていきますね。前半部分も好きですけど、後半の怒涛の展開も目が放せないです。
基本は1話完結の単発エピソードで進み、その中に後半へ向けての伏線を仕込み、ラストで全容解明という流れです。

登場人物たちは愉快で面白いです。私はマイアとグロリアが好きですね。マイアはとにかく不幸に見舞われる体質なようで、いろんなハプニングを呼び寄せてしまうんですが、それでも明るくしていられる彼女の性格には好感持てます。すごいドジですけど、そんなちょっと抜けてるところや「あのぅ〜」の口癖は可愛いと思いました。
グロリアはおバカさんです。野生的な美しさを持っているんですが、いかんせん破天荒すぎてトラブルを背負っているかのように問題を起こします。男装したマイアの友人つかさとグロリアがデートした回は面白かった。
他の面々もそれぞれ個性が立ちまくっているので面白く、なんだかんだで皆マイアのことを可愛がっており、大変なときは助けてくれる仲間思いなところもあるので皆好きです。

ただキャラクターデザインはちょっと特徴的です。これが嫌いだという言う人もいるかと思われます。私はマイアのタレ目なんかは可愛くて好きでしたけど。あと作画も手放しで誉められるほどではなかったです。

ストーリーの組み立て方が丁寧で、バランス良く作られた作品でしたね。ギャグとシリアス、それぞれのキャラ性、登場人物たちへのスポットの当て具合、伏線の散りばめと回収など、片方に傾きすぎることがないので最後まで飽きずに観ることが出来ました。
ストーリー、キャラ、音楽は素晴らしいので、あとはコスチュームを受け入れられるかどうかですね。私はあれもギャグのひとつだと思っているので楽しめました。最後には中盤までの雰囲気とはうってかわって感動が待ってますので、よければ観賞してみてください。




にほんブログ村 漫画ブログへ

posted by ハネ吉 at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2016年08月08日

【天空のエスカフローネ】アニメ 感想&あらすじ 想いが力になる異世界ロボットファンタジー

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
天空のエスカフローネ
1996年4月2日、テレビ東京系にて放送
監督:赤根和樹
原案:矢立肇、河森正治
脚本:
神崎ひとみの声:坂本真綾
バァンの声:関智一

あらすじ・概要

陸上部に所属するタロット占いが趣味の元気な女子高生・神崎ひとみ。ある日、憧れの天野先輩が外国へ引っ越すことを知り、「100mで13秒の壁を破れたら、私のファーストキスお願いします」と告白する。気持ちを伝えたひとみは全力で走っていたのだが、ゴール直前に突然光の柱が現れ、その中から剣を構えた少年と巨大な竜が現れる。少年・バァンはひとみの助けもあってなんとか竜を倒すことができたのだが、再び出現した光の柱にバァンだけでなくひとみまで飲み込まれてしまい、異世界ガイアへ飛ばされてしまった。
異世界で生きることになったひとみは、人型機械ガイメルフ「エスカフローネ」に乗るバァンや彼の仲間たちと、世界を巻き込む戦いに身を投じていく。

主要登場人物

・神崎ひとみ
主人公兼ヒロイン。陸上部所属のタロット占いが趣味の女子高生。占いが得意という以外は基本元気で前向きな普通の女の子。未来予知のような力があるようで、バァンたちもその力に度々救われています。

・バァン・ファーネル
もう1人の主人公。ファーネリア国の王子。ガイメレフ・エスカフローネと契約して搭乗します。無口で無愛想ですが、真っ直ぐで根は優しい性格。人と竜神人の混血で、背中に白い翼を生やすこともできます。

・アレン・クルゼード・シェザール
アストリア王国の騎士。ガイメレフ「シェラザード」に搭乗。ひとみの憧れの人である天野先輩にそっくりな青年。性格も戦い方もまさに貴公子といった感じのイケメンです。

・フォルケン・ラクール・デ・ファーネル
ザイバッハ帝国軍の軍師。バァンの兄でファーネリアの王子だったが、王位継承の儀式の途中で行方不明。無表情で母国が滅びても何の感情も見せませんが、本来は誰よりも優し人物で、戦いを嫌っています。翼は黒。

感想

90年代に製作・放送されたアニメです。普通の女子高生が謎の少年と出会い、共にガイアという異世界に飛ばされ、その世界で巻き起こる戦いに身を投じていく話。
「人を信じる」、「人と分かり合う」、想いの力が世界をも変えるというのがテーマかと。「想い」が作品のキーであり、強い「想い」は現実をも引き寄せます。
ファンタジー世界を舞台にしたロボットアニメに加え、少女マンガのような恋愛要素もある作品です。

恋愛要素が結構濃い内容でしたね。主人公・ひとみの良い意味での「若さ・青臭さ」を感じられる恋愛をうまく描かれていたと思います。最初のころは「憧れ」を「恋」と勘違いし、それによって心が揺れ動き苦悩するなど、若いけど年頃の女の子の青春だったなと感じました。あの状況下で恋に悩んでるあたり結構大物にも見えましたが、あるいはそれも若さ故なのかもしれませんね。ひとみはいろいろな経験を経て真実の恋を見つけ、作品のキーであるその「想い」が力になっていきます。
アレンもなかなか濃い恋愛でしたが、個人的に印象深いのはミラーナ姫。アレンに想いを寄せていたときはまだ若いというより子供っぽさが強い子でしたが、衝撃の事実が判明した後の婚約者・ドライデンとのやりとりを経てからは、明らかに美しい女性へと成長していました。ミラーナ姫の恋の結末は描かれていませんが、ドライデンが男でも惚れそうになるほどカッコイイ人物だったので彼とくっついて欲しいですね。

この作品の大きな魅力であるガイメレフでの戦闘シーンはなかなか見応えがありました。最近の重さを感じさせない細やかで軽やかな動作のロボットも嫌いではありませんが、重量感あふれる動きと金属と金属がぶつかり合う衝撃と音を放ちながらの戦闘も迫力あって良いですね。ガイメレフは世界観、時代的にデジタル機器の類は搭載されておらず、ロボというより鉄で出来たからくり人形に鎧を纏わせた様相をしてます。最初はロボットにマントなんて邪魔でしかないと思ってたんですが、動きに合わせてはためくマントが意外とかっこよかったです。

古めの作品ながら作画は神がかってました。1話から最終話にかけてくずれることなく全編通してしっかり描かれた作画には感服です。仮にリメイクしたら逆に悪くなるんじゃないかと思ってしまうほど。丁寧にしっかり描かれすぎてるせいで迫り来る怪物がとても恐ろしくも感じてしまいました。

映像を彩る音楽の美しさも魅力のひとつですね。主人公の声も担当している坂本真綾さんが歌うオープニング曲『約束はいらない』は素晴らしかったです。やさしく柔らかな歌声、幻想的で切なさある曲と詩、聴き入ってしまいました。官野よう子さんと溝口肇さんが手がけたその他の曲も作品の世界観をよく表現されていたと思います。

世界観、バトル、映像、音楽、どれも素晴らしく、見ごたえある作品でした。一部唐突だなと思うところはあったものの、全体的にはよく纏まっていたストーリー構成で、ラストも個人的に好きな幕の下ろし方。
声優さんたちの演技の素晴らしさもこの作品の魅力のひとつでしたね。主人公の少女らしさもうまく表現されていましたし、何より敵役のディランドゥを演じた「ばーろー」のコナン君でお馴染みの高山みなみさんが適役でした。
味方も敵もどのキャラクターも味があって魅力に溢れていました。顔のデザインに少し特徴がありますが、それを受け入れられるのなら気に入ってもらえると思います。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

天空のエスカフローネ Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 矢立肇 ]
価格:35964円(税込、送料無料) (2016/8/8時点)



にほんブログ村 漫画ブログへ

posted by ハネ吉 at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2016年08月01日

【あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ】アニメ 感想&あらすじ 熱血女装教師が生徒たちと絆深める学園青春物語

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ
2001年7月4日、WOWOWにて放送
監督:山口祐司
原案:YOM
脚本:小林靖子、中野睦、白根秀樹
天和響(ひびき)の声:岸祐二、増田ゆき
樟葉楓子の声:渡辺明乃

あらすじ・概要

少し古びた下宿先・五地荘に住む青年・天和響は、体育教師になるため青鞜三ノ宮学院中等部へ交渉に訪れた。しかし、勢いのまま自分を売り込みに突撃するも、学院長の三ノ宮千恵子にこの学院は女性教員しか雇わないと断られてしまう。
早々に夢を絶たれ、お金もない現状に困り果てていると、下宿先の大家・三条るるが響にある提案を持ちかけてきた。それは、なんと響がスカートをはき、化粧を施し、ボイスチェンジャーで女性の声に変換し、名前も天和ひびきに変更して女教師になるというとんでもない提案だった。
決意を固めて美しい女性に変身したひびきは、学院長の出した課題を乗り越え見事就職を勝ち取る。ひびきは形はどうあれ念願だった体育教師になり、熱い心で生徒たちと正面からぶつかり、独特な授業を通して彼女たちと絆を深めていく。

主要登場人物

・天和響(男)/天和ひびき(女装)
体育教師を目指す青年。生徒思いの熱血教師。女装したときの姿は、元々高めの身長とるるばあちゃんのテクノロジーを駆使したサポーターなどによって、モデルのような美貌とスタイルを持つ女教師に変身しています。

・樟葉楓子
ひびきが受け持つクラスの女子生徒。明るく元気で前向きな性格ですけどかなりのドジっ娘。見た目は小柄な体型と童顔で年齢よりも若干幼く見えます。女性のひびきに惹かれていきます。

・三条るる
下宿・五地荘の大家。家賃を取り立てるためにマグナムを打ちまくる元気溌剌なばあちゃん。大型のバイクも乗りこなします。科学に精通してるようで、その技術でひびきの手助けをしてくれます。

・その他
楓子のことが気になっている同じクラスのクールな深江晃。
楓子の親友で晃のことが気になる帰国子女の姫島藤緒。
青鞜三ノ宮学院の学院長で過去の出来事から男を嫌っている三ノ宮千恵子。
ひびきのことを怪しんで正体をさぐっている教頭・武庫川玲子。

感想

ある1人の熱血青年が女性教師しか雇わない女尊男卑の学校に女装して教職に就き、古く凝り固まった伝統に固執する教育に立ち向かいながら、生徒たちと真摯に向き合い絆を繋げ深めていく物語。
教育と男女間差別がテーマ。難しいテーマを据えてはいますが、作品の雰囲気はとても明るく、基本は感動と笑いで送るハートフルストーリーになってます。
女装して教師になるという普通ならありえない設定を許容できない人には不向きな内容だと思います。こんなの普通調査したらバレますからね。

ありえない設定ではありますが、内容は結構真面目です。教師も生徒たちも真剣に教育し、真剣に学び、真剣に恋愛してましたね。
生徒たちの思春期ならではの悩みを、ひびき先生が真正面から受け止めて共に乗り越えていくという『ごくせん』『金八先生』あたりの作品と少し近しいモノがあったと思います。萌え要素がありながらも、学園青春ドラマのようでもありました。
生徒たちはひびきのことを女性教師と認識していることから、ときには女性的な話題を持ちかけられたりもするのですが、さすがにそのときばかりは熱血教師もたじたじといった感じでした。

ちょっとやりすぎなほどいきすぎた女尊男卑は考えさせられますが、結構笑えたりもします。教員の朝の朝礼では「男は野蛮だ、愛一心〜」なんてことを一同声揃えて叫んでる学校です。「教師がそれでいいのか?」とも思わされましたけど、その先頭に立つ学院長がなかなか面白い人物なので笑かしてくれましたね。いけない事とは言え学院長はまだ理由もちゃんとしているので男を嫌う理由は分かるんですが、教頭に関してはよく分からないですし手段選ばなすぎて好感もなにもないです。こんな学院の体制に奮起した男子生徒たちが反旗を翻す話もあって、学園モノとしての面白さを要素であることは確か。

オープニングの『Dearest」』が好きですね。曲は爽やかさと柔らかな雰囲気ある曲調で懐かしさも感じられ、詩はアニメのストーリーにマッチしているのでかなり気に入りました。歌い手の優しい歌声が曲と詩の良さをさらに引き立ていたと思います。

これぞ王道学園モノといった感じで最後まで楽しめました。最終回の盛り上げ方も素晴らしくてとても感動させてもらえ、もやもやを残すことなくすっきりした気分で締めくくってくれました。あえて難点を上げるとしたら1クールだったことでしょうか。クラスの生徒1人1人をしっかり作り上げているので、その背景なんかも描けていたらもっと良かっただろうなと思います。それが出来ていたら最終回の演出はさらに光輝いていたでしょうから少しもったいなかったですね。
まあでも、惜しいところは確かにありましたが、それでもストーリーが素晴らしいことに変わりありません。生徒たちに親身に寄り添う主人公・ひびき先生には好感を持て、ギャグ要素も萌え要素もあるけどしっかり教育してるところが好印象でした。終盤の恋愛模様もなかなか良かったです。
学園モノが好きな人なら楽しんでもらえるんじゃないかと思いますので、よければご覧になってみてください。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ TV-BOX [ 岸祐二 ]
価格:6804円(税込、送料無料) (2016/8/1時点)



にほんブログ村 漫画ブログへ



posted by ハネ吉 at 17:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
プロフィール
ハネ吉さんの画像
ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
プロフィール
<< 2018年04月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
検索
最新記事
リンク集

400,000冊以上の電子書籍を販売していて、マンガの保有は世界最大級。パソコン、タブレット、iPhone/iPod touch、Androidなど幅広い機種に対応。
無料立読もできます。
カテゴリーアーカイブ
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。