2016年06月25日
【くーねるまるた】マンガ 感想&あらすじ 食いしん坊マルタさんの楽しい日常を描いたグルメ漫画
ビッグコミックスピリッツ。2012年36・37合併号から連載中。既刊9巻
作者:高尾じんぐ
他作品:オシエシラバス
まずは簡単なあらすじから。
ポルトガルから日本の大学院にやってきたマルタさん。修士論文を提出していつでも帰国できる状態ではあるが、日本の文化を気に入り街からも離れがたくなったため、国へ帰らず日雇いのアルバイトをしながら築70年のボロアパートで気ままに暮らしていた。
アパートの友人たちや町の人たちと楽しく日々を過ごしながら、あまりお金をかけずにおしいグルメも満喫するマルタさんの日常。
とても楽しそうに日々を過ごしていますね。
グルメ漫画です。ポルトガルからやってきた食いしん坊マルタさんの、日本の生活を楽しみながら美味しいものを食べる日々を描いている作品。
・マルタさん
ポルトガル人。本名はマリア・マルタ・クウネル・グロソ。その名前と彼女の性格や普段の生活態度から「食う寝るマルタ」という秀逸な愛称をつけられています。日本の街やそこに暮らす人、そして食べ物に強く惹かれたことで、帰国することなく日本で生活を送っています。マルタさんが暮らしているのは風呂なしポロアパート「笑明館」。収入源は日雇いバイトなので基本いつも貧乏です。料理が得意であり、材料を差し入れしてらもうこともあることから、アパートの友人たちによく手料理を振る舞ってます。
・笑明館の住人
町の病院で医者をしてる神永さん。独学で美大を目指していますが、なかなか合格できずにいます。大の酒好きであり、酔っ払ってはマルタさんの部屋に乱入して困らせることもしばしば。
図書館で司書をしてる美緒子さん。マルタさんとはとても仲がよく、本の紹介をしたり実家から送られてくる素材をお裾分けしてくれることもあります。
メガネをかけた黒髪女性の由利絵さん。マルタさんや美緒子さんと行動することが多く、北海道の実家から送られてくる食材を分けてくれます。
この作品の魅力はなんといっても美味しそうなごはん、そしてそれを幸せそうな表情で食べるマルタさんですね。たまに外食したり知り合いから料理を振舞ってもらうこともありますが、基本的にはマルタさんの手料理ですね。常に金欠のマルタさんなので、お金をかけずに美味しく食べられる工夫をこらした料理を作ります。
食いしん坊のマルタさんは「高くて買えないから諦める」なんて結論には至りません。必要な素材が高くて買えないならば、持ち前のひらめき力を活かして代用品を用いたアイデア料理を作ります。
1話ごとに載せられている料理のレシピは、作り方が簡単なうえに入手しやすい素材ばかりということもあり、自分でもできそうなので作ってみたいと思わせてくれますね。私も試しに何品か挑戦してみました
マルタさんの食べてるときの表情がまた素晴らしい。調理してるときからウキウキ楽しそうにしており、出来上がった料理を食べたときの表情はとても幸せそうです。私の胃袋にまで強く訴えかけてくるのは困ったところです。
また、マルタさんは周囲の人達からとても好かれており、アパートの友人たちとお土産や持ち寄った素材で作った料理を食べるちょっとした食事会は楽しそうでしたね。
グルメ以外の話も結構多くあります。マルタさんには文学趣味という一面もあり、主に児童文学・日本文学を中心に作品のちょっとした紹介をしているところも特徴の1つです。文学への造詣は深く、彼女の教養の広さと賢さを伺うことができますね。はっきり言いまして、彼女にこの一面がなかった場合、ほんとにただの食いしん坊な外国人でしかありませんでした。日本の様々な風物詩を楽しむ姿もよく描かれています。
ポルトガルからやって来た食いしん坊女性のほのぼのした日常を描いたグルメ漫画。お腹が減ってしまう美味しそうな料理とかわいいマルタさんがとても魅力的ですね。それと、日本人が気づきにくい日本の良いところをマルタさんに気づかせてもらえるという点も良かったです。
作中に出てきた料理に挑戦してみるという楽しみ方もあり、さらに異文化・文学などグルメ漫画以外の要素でも楽める内容になってます。
見たもの聴いたもの知ったこと、巡り合った様々な物事を工夫しながら楽しんで過ごすマルタさんを見れば、きっと彼女のことを好きになってもらえると思います。
読みやすい作品なのでよければ読んでみてください。
【漫画全巻ドットコム】くーねるまるた (1-9巻 最新刊) 紙版・電子版あり
作者:高尾じんぐ
他作品:オシエシラバス
まずは簡単なあらすじから。
ポルトガルから日本の大学院にやってきたマルタさん。修士論文を提出していつでも帰国できる状態ではあるが、日本の文化を気に入り街からも離れがたくなったため、国へ帰らず日雇いのアルバイトをしながら築70年のボロアパートで気ままに暮らしていた。
アパートの友人たちや町の人たちと楽しく日々を過ごしながら、あまりお金をかけずにおしいグルメも満喫するマルタさんの日常。
とても楽しそうに日々を過ごしていますね。
グルメ漫画です。ポルトガルからやってきた食いしん坊マルタさんの、日本の生活を楽しみながら美味しいものを食べる日々を描いている作品。
・マルタさん
ポルトガル人。本名はマリア・マルタ・クウネル・グロソ。その名前と彼女の性格や普段の生活態度から「食う寝るマルタ」という秀逸な愛称をつけられています。日本の街やそこに暮らす人、そして食べ物に強く惹かれたことで、帰国することなく日本で生活を送っています。マルタさんが暮らしているのは風呂なしポロアパート「笑明館」。収入源は日雇いバイトなので基本いつも貧乏です。料理が得意であり、材料を差し入れしてらもうこともあることから、アパートの友人たちによく手料理を振る舞ってます。
・笑明館の住人
町の病院で医者をしてる神永さん。独学で美大を目指していますが、なかなか合格できずにいます。大の酒好きであり、酔っ払ってはマルタさんの部屋に乱入して困らせることもしばしば。
図書館で司書をしてる美緒子さん。マルタさんとはとても仲がよく、本の紹介をしたり実家から送られてくる素材をお裾分けしてくれることもあります。
メガネをかけた黒髪女性の由利絵さん。マルタさんや美緒子さんと行動することが多く、北海道の実家から送られてくる食材を分けてくれます。
この作品の魅力はなんといっても美味しそうなごはん、そしてそれを幸せそうな表情で食べるマルタさんですね。たまに外食したり知り合いから料理を振舞ってもらうこともありますが、基本的にはマルタさんの手料理ですね。常に金欠のマルタさんなので、お金をかけずに美味しく食べられる工夫をこらした料理を作ります。
食いしん坊のマルタさんは「高くて買えないから諦める」なんて結論には至りません。必要な素材が高くて買えないならば、持ち前のひらめき力を活かして代用品を用いたアイデア料理を作ります。
1話ごとに載せられている料理のレシピは、作り方が簡単なうえに入手しやすい素材ばかりということもあり、自分でもできそうなので作ってみたいと思わせてくれますね。私も試しに何品か挑戦してみました
マルタさんの食べてるときの表情がまた素晴らしい。調理してるときからウキウキ楽しそうにしており、出来上がった料理を食べたときの表情はとても幸せそうです。私の胃袋にまで強く訴えかけてくるのは困ったところです。
また、マルタさんは周囲の人達からとても好かれており、アパートの友人たちとお土産や持ち寄った素材で作った料理を食べるちょっとした食事会は楽しそうでしたね。
グルメ以外の話も結構多くあります。マルタさんには文学趣味という一面もあり、主に児童文学・日本文学を中心に作品のちょっとした紹介をしているところも特徴の1つです。文学への造詣は深く、彼女の教養の広さと賢さを伺うことができますね。はっきり言いまして、彼女にこの一面がなかった場合、ほんとにただの食いしん坊な外国人でしかありませんでした。日本の様々な風物詩を楽しむ姿もよく描かれています。
ポルトガルからやって来た食いしん坊女性のほのぼのした日常を描いたグルメ漫画。お腹が減ってしまう美味しそうな料理とかわいいマルタさんがとても魅力的ですね。それと、日本人が気づきにくい日本の良いところをマルタさんに気づかせてもらえるという点も良かったです。
作中に出てきた料理に挑戦してみるという楽しみ方もあり、さらに異文化・文学などグルメ漫画以外の要素でも楽める内容になってます。
見たもの聴いたもの知ったこと、巡り合った様々な物事を工夫しながら楽しんで過ごすマルタさんを見れば、きっと彼女のことを好きになってもらえると思います。
読みやすい作品なのでよければ読んでみてください。
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【漫画全巻ドットコム】くーねるまるた (1-9巻 最新刊) 紙版・電子版あり
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