2016年06月24日
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。(1)」「ローカル女子の遠吠え(1)」1巻の短文感想 2作紹介
まだ1巻のみ発売の新作マンガを短文感想で紹介します。
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
著者:matoba
掲載:ガンガンコミックス
発売日:2016年3月12日
数十万にも及ぶ悪魔たちを不在のサタンに代わって従え、「万魔殿(パンデモニウム)」の実質的な主として君臨する大悪魔ベルゼブブ。だが、新人近侍のミュリンが目にしたその姿は、威厳とは程遠いなんとも可憐な美少女だった。やるべき仕事はしっかり片づけてはいるものの、そこから解放されると力が抜けてしまい、モフモフを愛するおっとりだらしないベルゼブブに早変わり。
ミュリンは憧れていたベルゼブブ像とは掛け離れていたことに悩みながらも、投げかけられる言葉や愛らしい笑顔にトキメキ、可愛いベルゼブブにどんどん惹かれていく。
魔界が舞台の日常系4コママンガですね。ベルゼブブは悪魔なのにピュアすぎて愛らしい君臨者です。ストーリーよりも個性的なキャラクター達を愛でながら楽しむ作品。魔界が舞台ですけど全く殺伐とした雰囲気はなく、ほのぼのした空気が充満してるので気楽に気軽に読めます。
恋愛に免疫がないベルゼブブとミュリンの掛け合いを見てるとニヤニヤさせられっぱなし。この2人意外の登場人物も面白かったり、可愛かったり、カッコ良かったりと、個性的なキャラが揃ってます。中でも特に好きなのは間違いなくアザゼルさんですね。かっこいい見た目と違って少女趣味というギャップがグッド。ごっちんことベルフェゴールもかわいいんですけど、ちょっと可哀そうなところもあったり。
ベルゼブブさんの「モフみ」が強く印象に残った作品でした。
こちらで試し読みもできます
ローカル女子の遠吠え
著者:瀬戸口 みづき
掲載:まんがタイムコミックス
発売日:2016年5月7日
東京の都会生活に疲れ、実家の静岡へUターン転職したアラサー女性・有野りん子。自分はアリとキリギリスのアリだと思いながらデザイナーとして東京で働いていたが、取り柄であった勤勉さを「マジメはいらないセンスほしい」と言われたことでついに心が折れてしまった。
帰郷した静岡の職場で、キリギリスのように日々を満喫してる男や、そんなバカ男を射止めようとする女などと出会い、もしかしたらキリギリスの方が人生幸せに送れるのではないかと思いながらも、それでも一切手を抜くことなく仕事に励むりん子さんだった。
静岡を舞台にしたローカル4コマギャグマンガですね。柔らかいものを食べてるのに「バリバリ・・・」という租借音を出すUターン女子が主人公。静岡などの地方「あるある」満載の、都会からUターンしてきた女性たいや地元民など、クセの強い登場キャラクター達のやりとりが面白い作品。
都会への上京経験がある人と、生まれてからずっと地方の地元に根付いている人とのギャップ感、とてもよくわかります。地元を過剰に持ち上げて賛美しまくるヨイショな内容ではなく、地方特有の受け入れ難い価値観にも切り込んでいました。なかなか言葉にし辛いことをずばっと発言するりん子さんが気持ちよく、ローカルな部分に嘆いていろいろ不満を吐露しながらも、消せない郷土愛を彼女から窺えるところも好感が持てます。
りん子さんよりも、ブラックな企業に勤め、疲れ切って地元へUターンしてきたハッチの方が見てて気の毒になるほどの辛さを感じましたね。
キャラ同市の掛け合にクスっと笑ってしまい、地方独特の慣習も興味深く、気楽に楽しみながら読むことができました。面白かったので次巻にも期待してます。
こちらで試し読みもできます
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
著者:matoba
掲載:ガンガンコミックス
発売日:2016年3月12日
数十万にも及ぶ悪魔たちを不在のサタンに代わって従え、「万魔殿(パンデモニウム)」の実質的な主として君臨する大悪魔ベルゼブブ。だが、新人近侍のミュリンが目にしたその姿は、威厳とは程遠いなんとも可憐な美少女だった。やるべき仕事はしっかり片づけてはいるものの、そこから解放されると力が抜けてしまい、モフモフを愛するおっとりだらしないベルゼブブに早変わり。
ミュリンは憧れていたベルゼブブ像とは掛け離れていたことに悩みながらも、投げかけられる言葉や愛らしい笑顔にトキメキ、可愛いベルゼブブにどんどん惹かれていく。
魔界が舞台の日常系4コママンガですね。ベルゼブブは悪魔なのにピュアすぎて愛らしい君臨者です。ストーリーよりも個性的なキャラクター達を愛でながら楽しむ作品。魔界が舞台ですけど全く殺伐とした雰囲気はなく、ほのぼのした空気が充満してるので気楽に気軽に読めます。
恋愛に免疫がないベルゼブブとミュリンの掛け合いを見てるとニヤニヤさせられっぱなし。この2人意外の登場人物も面白かったり、可愛かったり、カッコ良かったりと、個性的なキャラが揃ってます。中でも特に好きなのは間違いなくアザゼルさんですね。かっこいい見た目と違って少女趣味というギャップがグッド。ごっちんことベルフェゴールもかわいいんですけど、ちょっと可哀そうなところもあったり。
ベルゼブブさんの「モフみ」が強く印象に残った作品でした。
こちらで試し読みもできます
ローカル女子の遠吠え
著者:瀬戸口 みづき
掲載:まんがタイムコミックス
発売日:2016年5月7日
東京の都会生活に疲れ、実家の静岡へUターン転職したアラサー女性・有野りん子。自分はアリとキリギリスのアリだと思いながらデザイナーとして東京で働いていたが、取り柄であった勤勉さを「マジメはいらないセンスほしい」と言われたことでついに心が折れてしまった。
帰郷した静岡の職場で、キリギリスのように日々を満喫してる男や、そんなバカ男を射止めようとする女などと出会い、もしかしたらキリギリスの方が人生幸せに送れるのではないかと思いながらも、それでも一切手を抜くことなく仕事に励むりん子さんだった。
静岡を舞台にしたローカル4コマギャグマンガですね。柔らかいものを食べてるのに「バリバリ・・・」という租借音を出すUターン女子が主人公。静岡などの地方「あるある」満載の、都会からUターンしてきた女性たいや地元民など、クセの強い登場キャラクター達のやりとりが面白い作品。
都会への上京経験がある人と、生まれてからずっと地方の地元に根付いている人とのギャップ感、とてもよくわかります。地元を過剰に持ち上げて賛美しまくるヨイショな内容ではなく、地方特有の受け入れ難い価値観にも切り込んでいました。なかなか言葉にし辛いことをずばっと発言するりん子さんが気持ちよく、ローカルな部分に嘆いていろいろ不満を吐露しながらも、消せない郷土愛を彼女から窺えるところも好感が持てます。
りん子さんよりも、ブラックな企業に勤め、疲れ切って地元へUターンしてきたハッチの方が見てて気の毒になるほどの辛さを感じましたね。
キャラ同市の掛け合にクスっと笑ってしまい、地方独特の慣習も興味深く、気楽に楽しみながら読むことができました。面白かったので次巻にも期待してます。
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