2016年05月28日
ぐらんぶる マンガ 感想
good!アフタヌーン。2014年5月号より連載中。既刊6巻
原作:井上堅二
他作品:バカとテストと召喚獣
作画:吉岡公威
まずは簡単なあらすじから。大学進学を機に実家から離れ、叔父が営んでいるダイビングショップ「グランブルー」に居候することになった北原伊織。そこで美女に成長していた従姉と再会した伊織は、これから始まる大学生活に夢を膨らませたのだが、新生活の第一歩としてグランドブルーの扉を開くと・・・目に飛び込んできた光景は地獄絵図だった。期待に輝かせていたはずの彼の目に映るのは、素っ裸で酒盛りをする筋骨隆々の男達。
アホ!途方もなくアホすぎます。
ダイビングサークルを舞台に繰り広げられる青春物語。なので、もちろんダイビングも真面目にやることは(稀に)あります。しかし、ことあるごとに酒、酒、酒です。ダイビングよりも、酒をあびるように飲みまくるマッチョな男たちの裸体の方が強く印象に残ってます。
主人公は伊豆大学機械工作科に入学した1年生の北原伊織。夢見た薔薇色のキャンパスライフを開始早々打ち砕かれた残念な主人公です。ただ、意外と強靭なメンタルの持ち主のようで、ダイビングサークル「PaB」に馴染む速度は光のごとく早かったですね。最初は普通の青年だったはずなんですけど、ストーリーが進行するにつれ、バカ度・アホ度・変態度はぐんぐん伸びていきます。
本作のヒロインは伊織の従姉妹であり、同じく伊豆大学機械工作科の1年生・古手川千紗。ダイビングが大好きなことから、将来はインストラクターになることが彼女の夢です。男除けのために伊織と付き合ってると偽装しています。伊織がハメを外し過ぎて馬鹿な行動・発言をすると、まるでゴミ屑でも見るかのような目で睨まれます。たぶんツンデレ。
カラーミーショップならFacebook内にも無料で出店可能。
他にも愉快な仲間、というよりアホな登場人物がたくさん登場。
その頂点に君臨しているのは間違いなく同サークルに在籍している2人のマッチョな先輩、寿竜次郎と時田信二でしょう。伊織を無理矢理「PaB」に入れた人たちでもあり、トラブルは大概この人たち発信ですね。ただ、ダイビングの知識と経験は確かなものがあり、そのあたりの指導は先輩として真面目にしっかりと行い、普段のアホ騒ぎばかりしてる2人とは違ってちょっとかっこよかったり。稀に良いことを発言するも、結局のところ最後には全裸で酒盛りになるので全てが台無しです。
それから、伊織と常につるんでいるイケメンだけど重度のオタクでもある今村耕平。伊織にPaBという名の地獄へ道連れされた残念イケメン。
あと、青海女子大の浜岡梓さんですね。PaBはインカレサークルのため、他大学の彼女も所属してます。美人なうえに艶っぽいお姉さんなんですが、実態はPaBのノリにも適応しているアホの1人です。下着姿を男に晒すことにも一切抵抗なく、羞恥心というものはまるで皆無。あと、彼女はバイセクシャルなんだそうです。
基本的にはバカ騒ぎしてる作品ですので、海に潜るダイビングシーンはごくごく稀にしか登場しません。ただ、色々汚いものを見せ続けられたことによって、より一層海が美しく光り輝いてるように見えましたね。
この作者さんの画力の高さをそこでようやく認識できたような気がします。男の裸と変顔ばかりに気を取られていたため、だいぶ目が曇っていたようです。
ハジけ過ぎてるバカ騒ぎにとても笑わせてもらいました。テンプレのラブコメかなという予想は開始数ページで砕かれます。
彼らのことを「アホ」「バカ」と連呼してしまいましたが、ある意味ではうらやましいとも思っています。あそこまで周りを気にせずバカになれたら、それはそれで楽しいでしょうね。あと、たまにですけど良いシーンを挟んでくるので、普段の騒がしい雰囲気とは違うギャップを感じられ、迂闊にも感動させられてしまいます。
ダイビングが1割、あとはアホと酒と全裸の男で9割ほど占めてはいますが、とても楽しい作品でした。よければ読んでみてください。
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原作:井上堅二
他作品:バカとテストと召喚獣
作画:吉岡公威
まずは簡単なあらすじから。大学進学を機に実家から離れ、叔父が営んでいるダイビングショップ「グランブルー」に居候することになった北原伊織。そこで美女に成長していた従姉と再会した伊織は、これから始まる大学生活に夢を膨らませたのだが、新生活の第一歩としてグランドブルーの扉を開くと・・・目に飛び込んできた光景は地獄絵図だった。期待に輝かせていたはずの彼の目に映るのは、素っ裸で酒盛りをする筋骨隆々の男達。
アホ!途方もなくアホすぎます。
ダイビングサークルを舞台に繰り広げられる青春物語。なので、もちろんダイビングも真面目にやることは(稀に)あります。しかし、ことあるごとに酒、酒、酒です。ダイビングよりも、酒をあびるように飲みまくるマッチョな男たちの裸体の方が強く印象に残ってます。
主人公は伊豆大学機械工作科に入学した1年生の北原伊織。夢見た薔薇色のキャンパスライフを開始早々打ち砕かれた残念な主人公です。ただ、意外と強靭なメンタルの持ち主のようで、ダイビングサークル「PaB」に馴染む速度は光のごとく早かったですね。最初は普通の青年だったはずなんですけど、ストーリーが進行するにつれ、バカ度・アホ度・変態度はぐんぐん伸びていきます。
本作のヒロインは伊織の従姉妹であり、同じく伊豆大学機械工作科の1年生・古手川千紗。ダイビングが大好きなことから、将来はインストラクターになることが彼女の夢です。男除けのために伊織と付き合ってると偽装しています。伊織がハメを外し過ぎて馬鹿な行動・発言をすると、まるでゴミ屑でも見るかのような目で睨まれます。たぶんツンデレ。
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他にも愉快な仲間、というよりアホな登場人物がたくさん登場。
その頂点に君臨しているのは間違いなく同サークルに在籍している2人のマッチョな先輩、寿竜次郎と時田信二でしょう。伊織を無理矢理「PaB」に入れた人たちでもあり、トラブルは大概この人たち発信ですね。ただ、ダイビングの知識と経験は確かなものがあり、そのあたりの指導は先輩として真面目にしっかりと行い、普段のアホ騒ぎばかりしてる2人とは違ってちょっとかっこよかったり。稀に良いことを発言するも、結局のところ最後には全裸で酒盛りになるので全てが台無しです。
それから、伊織と常につるんでいるイケメンだけど重度のオタクでもある今村耕平。伊織にPaBという名の地獄へ道連れされた残念イケメン。
あと、青海女子大の浜岡梓さんですね。PaBはインカレサークルのため、他大学の彼女も所属してます。美人なうえに艶っぽいお姉さんなんですが、実態はPaBのノリにも適応しているアホの1人です。下着姿を男に晒すことにも一切抵抗なく、羞恥心というものはまるで皆無。あと、彼女はバイセクシャルなんだそうです。
基本的にはバカ騒ぎしてる作品ですので、海に潜るダイビングシーンはごくごく稀にしか登場しません。ただ、色々汚いものを見せ続けられたことによって、より一層海が美しく光り輝いてるように見えましたね。
この作者さんの画力の高さをそこでようやく認識できたような気がします。男の裸と変顔ばかりに気を取られていたため、だいぶ目が曇っていたようです。
ハジけ過ぎてるバカ騒ぎにとても笑わせてもらいました。テンプレのラブコメかなという予想は開始数ページで砕かれます。
彼らのことを「アホ」「バカ」と連呼してしまいましたが、ある意味ではうらやましいとも思っています。あそこまで周りを気にせずバカになれたら、それはそれで楽しいでしょうね。あと、たまにですけど良いシーンを挟んでくるので、普段の騒がしい雰囲気とは違うギャップを感じられ、迂闊にも感動させられてしまいます。
ダイビングが1割、あとはアホと酒と全裸の男で9割ほど占めてはいますが、とても楽しい作品でした。よければ読んでみてください。
ぐらんぶる(1) (アフタヌーンKC) 吉岡 公威 講談社 2014-11-07 売り上げランキング : 42058
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