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2024年01月08日

891番:ロンドリ姉妹(4)


ロンドリ姉妹(4)


−−−−−−−−−−【4】−−−−−−−−−−−−−−−−−

J'essayerai de nouveau, au premier jour, de
m' aventurer sur ce territoire infranchissable.

−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−

かの地イタリアへは、近いうちにもう一度冒険旅行を
試みるつもりでいます.


−−−−−−−−−−〘語句〙−−−−−−−−−−−−−−−−

essayerai:(未来1単) < essayer
essayer de + 不定詞:〜しようと試みる、努める
de nouveau:再び、もう一度
au premier jour:近日中に、機会があり次第
territoire:(m) 領土、国土;ここではイタリア
infranchissable:(形) 越せない、渡れない、
   打ち勝ちがたい;
   obstacle infranchissable / 越えがたい障害
m'aventurer:(pr不定詞1単)→s'avanture
s'aventure:冒険をする、危険を冒す


−−−−−−−−−−≪文法≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−

大丸2単純未来の形

語尾は
je ~ rai [レ]........ essayerai
tu ~ras [ラ]..........essayeras
il ~ ra [ラ]...........essayera
nous ~rons [ロン]..essayerons
vous ~rez [レ]......essayerez
ils ~ront [ロン]......essayeront

語幹は
er 動詞:1人称単数形のあとに上記語尾をつける
.................esssayer →essaye
ir 動詞:不定詞語尾からrを取る
................partir →parti
re 動詞:不定詞からre を取り払う
.............attendre →attend


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

890番:「おとうと」(36)(フィリップ短篇集より)


「おとうと」(36)(フィリップ短篇集より)

LE PETIT FRERE



−−−−−−−−−【36】−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Emmanuel fit comme elle. Il vint au galop
avant les deux petits. Il tenait son pain tout
chaud dans sa bouche et était essoufflé. 



−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−

エマニュエルも姉のジュリーと同じようにした.
彼も2人のちび助を放ったらかしてすっ飛んで帰って
きた.出来立ての熱いパンを口にほおばって、息を切
らしていた.



−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

gaop [ガロ](形) (馬の)駆け足、ギャロップ
       (最も速い走り方)
au gaslop:急いで、早く 
essoufflé(e):[エスフレ](形) 息切れした

889番:「アリス」(31)(フィリップ短篇集より)


「アリス」(31)(フィリップ短篇集より)

ALICE

  

.−−−−−−−−−−【31】−−−−−−−−−−−−−−−−

Pendant cette période, lorsque la mère, l'après-midi,
profitant d' un moment où le bébé dormait, comme
autrefois, gardait perndant un instant Alice sur ses
genoux, celle-ci était heureuse et triomphait.


..−−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 こんな頃、午後、母親が赤ん坊の眠っているすきに、
先日のように、少しの間、アリスを膝の上にのせて見守
ってやると、アリスはうれしくなって勝ち誇っていまし
た.


−−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−

pendant cette période:こんな頃、

888番:「湖畔」(10)(シュトルム作)


湖畔(10)
IMMENSEE(10)


−−−−−−−−−−【10】−−−−−−−−−−−−−−−−−

Er stieg sie langsam hinauf, schloß oben eine Tür
auf und trat dann in ein mäßig großes Zimmer.



.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
彼はその階段をゆっくりと登り、ひとつの扉を押し開け、
それからそこそこの広さの部屋に入っていった.



.−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−

mäßig:(形) 適度の、ほどほどの、控えめな、穏当な
   そこそこの
groß:(形) (空間的に)大きい、語尾es は混合中性4格 

* 混合においては男1と中1,4の3つがes で 
あとはすべて en です.

2024年01月07日

887番:ロックの娘(2)


ロックの娘(2)
La petite Roque



−−−−−−−−−−【2】−−−−−−−−−−−−−−−−−
   
Ayant traversé la petite ville de son grand pas
d'ancien troupier, il coupa d' abord les prairies de
Villaumes pour gagner le bord de la Brindille, qui
le conduisait, en suivant l'eau, au village de Car-
velin, où commençait sa distribution.



.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−

昔、兵隊だった彼の大きな足取りで、この小さな町を
通り抜けると、メデリックはまずヴィヨームの牧場を横切
り、ブリンディーユ川のほとりに出るのだ.その川の流れ
をたどればカルヴラン集落なのだが、そこから彼の配達区
域が始まる.



.−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−

troupier:(m)[古] 兵隊
ville:(f) 町、都会、都市、みやこ、
   行政上の市
village:(m) 村、[ville の対比語]、田舎、村落

886番:ロンドリ姉妹(3)


ロンドリ姉妹(3)


−−−−−−−−−−【3】−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Il me reste à connaître les villes, les musées, les
chefs -d' œuvre dont cette terre est peuplée.


−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−

 まだぼくにはこの国にいっぱいある街並みや美術館、
そして数々の名作も見ずのままなのだ.


−−−−−−−−−−〘語句〙−−−−−−−−−−−−−−−−

rester à + 不定詞:〜することが残っている;
   まだ、これから〜しなければならない
terre:(f) 地方、国; (pays を言いかえたもの)
peuplé(e):(形) 人の住んでいる;
    でいっぱいの (de の)

885番:「おとうと」(35)(フィリップ短篇集より)


「おとうと」(35)(フィリップ短篇集より)

LE PETIT FRERE



−−−−−−−−−【35】−−−−−−−−−−−−−−−−−

 On la gronda tout de même parce qu'elle n'avait
pas attendu ses frères et sœur. Pour la punir, on
lui dit:
 −− Tu ne le verras que quand tout le monde
sera là.


−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 だがそれでもジュリーは、他の弟や妹を待ってあげな
かったというので、叱られました.罰としてジュリーは
こう言われました:
「お前にはみんなが帰って来るまで赤ちゃんには会
わせてあげないからね.」



−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−−

gronda:(3単単純過去) < gronder (他) (子供を)叱る
tout de même:にもかかわらず、それでも
punir:(他) 罰する、処罰する
*punition (f) 罰、懲罰
verras:(未来形2単) < voir (他) 見る


−−−−−−−−−−−≪文法≫−−−−−−−−−−−−−−−−−

pour la punir のpunir は名詞ではなく動詞.la は冠詞で
はなく、ジュリーのこと.pour の後には不定詞が来る
こともよくあります.*をつけて名詞形をあげておきま
した.


884番:「アリス」(30)(フィリップ短篇集より)


「アリス」(30)(フィリップ短篇集より)

ALICE


  
.−−−−−−−−−−【30】−−−−−−−−−−−−−−−−

Un beau matin, à l'heure de la tétée, alors
que le petit frère, goulûment, s'emplissait d'un
lait nourrissant, avalait de quoi vivre une jour-
née de plus encore, Alice n'y put tenir:
 −−Ne donne pas à téter au pertit frère,
maman ! 



..−−−−−−−−−−− (訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 ある朝、授乳の時間に弟がむさぼるように滋養あふれ
たミルクでお腹を満たし、さらにもう1日生きるのに
必要な糧を得ていたそのとき、アリスはも.う我慢が出
来ずに:
 「お母さん、弟にはミルクを与えないでちょうだい!」



−−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−

beau:(形) 或る;un beau jour / ある日(突然)
un beau matin / ある朝
tétée:(f) 赤ん坊が乳を飲むこと
alors que:そのときは〜
   「alors que + 直説法:...であるのに」と辞書には
載っていますが、ここでは alors que は直前の
「授乳時」を説明するために導入された句.一
種の関係代名詞的役割を果たしています.
「ある朝のこと、授乳時、弟は」
   文法上は副詞節です.文の主語は後半のアリス.
goulûment:[グーリュマン](副) むさぼるように
s'emplissait:< s'emplir
s'emplir de ~:〜で一杯になる、満たされる
    ここでは「〜でお腹がいっぱいになる」
lait:(m) ミルク、牛乳
nourrissant(e):[ヌリサン(ト)] (形) 栄養のある、滋養のある
avalait:(3単半過去)
de quoio vivre:=ce dont il pourrait vivre,
=ce dont il avait besoin pour vivre=
=生きるのに必要な食べ物
une journée de plus encore:さらにもう1日



−−−−−−−−≪質問コーナー≫−−−−−−−−−−−−−−−−

−−質問いいですか?

−−どうぞ.

−−un beau matin についてですが、
   beauには「晴れた」という意味があるので
「ある晴れた朝」という意味にはなりませ
  んか?

  −−お、おぬし、できるな!それはほめてつかわす.
  じゃが、残念ながらここでは「或る」という
  意味での結びつきのほうが強いのだ.

−−そうなの?ホントー?

 −−君は化学の時間にイオン化傾向というものを
   習っただろう?

  −−それがどうしたの?近所にイオン出来たよ!

  −−同様にbeau はil est やc'est のあとには「晴れた」
    という意味になりやすく、un beau matin や
   un beau jour では「或る」という意味になりや
   すいのです.

−−相性ってことね.

 −−だね.

−−で、テストでun beau jour を「ある晴れた日」
   と訳したらアウトですか?

−−それはおまけの〇がもらえますよ.大丈夫.

−−是非そうしてもらわなくちゃ.オペラの
「ある晴れた日に」のイタリア語は
un bel dì 、これをフランス語にすると
un beau jour だもの. 

−−恐れ入りました.

883番:「湖畔」(9)(シュトルム作)


湖畔(9)
IMMENSEE(9)

−−−−−−−−−−【9】−−−−−−−−−−−−−−−−−

Der Alte ging nun über die weite Hausdiele,
dann durch einen Pesel, wo große Eichschränke
mit Porzellanvasen an den Wänden standen;
durch die gegenüberstehende Tür trat er in einen
kleinen Flur, von wo aus eine enge Treppe zu
den oberen Zimmerrn des Hinterhauses führte.


.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
老人は今度は広い玄関を通って、それからあちこちの壁
の棚に磁器の花瓶が置いてある豪華な客間を通り抜け、
向かい合う扉を過ぎて、老人は小さな通路に踏み入った.
そこから狭い階段を出ると、奥棟の建物の二階の部屋に
行けた.



.−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−

Hausdiele:(f) (弱n) [6にて既習語]
    玄関の間(衣服掛けがある)
(同義語) Hausflur:[_(e)s/_e](m) 玄関の間.
    家の戸口を入ったところのホール.
Pesel:(_s/_) [北部] (特にHolstein 地方の農家の)
    (美しく飾られた)客間
weit:(形) 広い、広大な、広々とした
nun:(副) 今、このとき、今や、さて、さあ(今度は)
    jetzt は実質「今」を表わすがnun は「さて」
    を含んでおりカバーする範囲が広い.やや
間投詞的な話者のかけ声のような面もあると
思います.
über:(3.4格支配前置詞、通過・横断は3格支配)
   (本文は3格支配)「〜を通って、向こう側へ」 
Eichschränke:(辞書不掲載→Eiche + Schränke)
Eiche:オーク(樫、ナラ、柏などブナ科の総称)
   対訳双書テキスト側は「樫」の訳.それに
   習っておきます.
Schränke:(変母E式複数形) < Schrank (m) 棚
Porzellanvasen:(辞書不掲載→Porzellan + Vasen)
Porzellan:(n)[_s/_e] (アクセントは語尾ポルツェラーン)
    磁器、陶器、
Vasen:(弱変化女性複数形) < Vase
    花瓶、飾りつぼ;
an:(3.4格支配、場所は3格)「〜に接して」
    本文は3格、an den Wänden / 壁ぎわに 
Wänden:(女複3、変母E式) < Wand (f) 壁
gegenüberstehende:(現在分詞 + 格語尾e)
gegenüber/stehen:(自)[jm, et3] 向かい合って立っている 
Tür:(f) 扉、ドア
trat:< treten (自) 歩む、進む、行く、踏む
Flur:(m)[_(e)s/_e] 玄関、玄関の間、入口ホール、
屋内の通路、
eng:(形) 狭い、
Treppe:(f)[_/_n] 階段
ober:(形) 上の、ここでは「階上の」「二階の」
Zimmern:(中性同尾式複数3格) <Zimmer 部屋
Hinterhauses:(2格) 奥の建物の、裏の建物の
führte:(過去形) < führen (他) 案内する、連れて行く
   導く


.−−−−−−−−−−≪解釈≫ −−−−−−−−−−−−−−−−

最後2行がわかりにくいかと思います.
Flur, von wo ~zu den Zimmerrn führte:部屋に行ける通路
これが屋台骨で、これにいろいろトッピングされていま
す. 
Flur, von wo aus eine enge Treppe zu den oberen Zimmerrn führte
狭い階段が終わると上の部屋に行ける通路

er trat in einen kleinen Flur, von wo aus eine enge Treppe zu
den oberen Zimmerrn des Hinterhausers führte.
彼は狭い階段が終わると奥の建物の上の部屋に行ける通路
に踏み入れた.

durch die gegenüberstehende Tür trat er in einen
kleinen Flur, von wo aus eine enge Treppe zu
den oberen Zimmerrn des Hinterhauses führte.
向い合うドアを過ぎて彼は通路に踏み入った.
そこから階段を上がると奥棟の建物の二階の部屋
に行けた.

2024年01月06日

882番:ロックの娘(1)


ロックの娘
La petite Roque

I


−−−−−−−−−−【1】−−−−−−−−−−−−−−−−−
   
Le piéton Médéric Rompel, que les gens du
pays appelaient familièrement Médéri, partit à
l' heure ordinaire de la maison de poste de
Roüy-le-Tors.



.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−

郵便配達員のメデリック・ロンペルは、地元では親し
みを込めて、メデリと呼ばれていました.さてそのメデ
リさんはいつもの時間にロユイ=ル=トールの郵便局を出
ました.



.−−−−−−−−−−《語句》−−−−−−−−−−−−−−−−−

piéton:(m) 歩行者
le piéton Médéric Rompel:郵便配達のメデリック・ロンペル
「郵便配達のメデリック・ロンペル」は翻訳本の訳
です.(「モーパッサン全集11」土居寛之先生訳)
   piéton は辞書では「歩行者」以外に訳はなく、郵便配
   達員は、facteur (m) であるが、partit de la maison de
   poste (郵便局を出発した)とあるのでこうなります.
歩行者メデリック・ロンペルとすると逆に不自然.
おそらく、自転車ではなく、徒歩配達であることの
   強調なのであろう.


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