今日はクリニックに診察を受けに行く.
幸い鬱はそれほど苦しくない.
大丈夫そうだ.
昼過ぎに家を出るつもりだが, 10 時を回った頃から不安と恐怖で動悸が激しくなる.
苦しい.
しかしこれはもういつものことなので, 頓服を飲んで横になり気持ちが落ち着くのを待つ.
予定通り無事に家を出ることができた.
診察では午前中の鬱の苦しさ・人と関わること (特に会話) への恐怖, そこから来る外出の困難さを伝えた.
この夏の盛り, 状態が最悪だった頃と比較すると鬱の苦しさは少し軽くなっているようで上向いていくのではないか.
人と触れ合うことの恐怖については, 焦らず無理をせず時間をかけてゆっくりと回復を待つのが良い.
そんな風な話になった.
ところで...
今日のクリニックは混んでいて待ち時間も結構なものになったのだが, それは本を読んで過ごせたので苦にならなかった.
この夏の体調不良は苦しいものだったが良かったこともあって, それが本を読む能力の回復だった.
自分でも驚いたのだが, 知らないうちにそういう風に回復していたのだ.
10 年以上, 本を読んで内容を掴むのが非常に困難で著しく時間がかかってしまうような状態が続いていた.
マンガも, エッセイのような軽いものも, もちろん小説や専門書なども.
しかしふとした折りに, それらの本を普通の感覚で読んで, 内容もそれなりに理解できるようになっていることに気が付いた.
嬉しかったし, このことは生活を大きく変えた.
本を読んで新しい知識を手に入れることができるようになったから.
回復はする.
人とのコミュニケーションの恐怖に対しても, 時間をかければ何らかの方向性が見えてくるのではと希望を持っている.
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