随分寝て, 鬱は何とか治まった.
午前中は映画を観に行く.
『あのこと』という映画. 監督はオードレイ・ディヴァン.
60 年代, まだ中絶が法律で禁止されていた時代のフランスで, 予期せぬ妊娠をしてしまった女性の物語.
実際に, フランスではそれ以前から堕胎を, 人口増加を妨げることやその他の理由から好ましくないものと位置付けられてきたようだ.
河合務, "1960・70年代フランスの出産奨励運動と「人口問題教育」"
その他の理由には, 堕胎が「家族の習俗」を堕落させるというものがあった.
当事者の目線で映像が作られていて, 観ているもの自身が次第に追い詰められていくような気になってくる.
買い物をして帰宅.
食事をとる.
湯豆腐と鰹のたたき.
食べて早めに休む.
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