2008年08月24日
スンヨプまた決めた!韓国全勝で金メダル
![](/gianst/file/25/MjAwODA4MjIxOTA4MTEtMSsS.jpg)
二塁手からの送球を、右腕を思い切り伸ばして捕った。次の瞬間には両手を北京の夜空に突き上げる。ウイニングボールはお尻のポケットへ。そうしてイ・スンヨプは歓喜の輪へと飛び込んでいった。
「まだ信じられない。本当にうれしい。決して忘れたくない瞬間になりました。ウイニングボールはKBO(韓国野球委員会)に渡しました。記念だからね」
最強軍団キューバを倒し、文字通りの金字塔となる韓国初の金メダル。夢への扉をこじ開けたのは主砲のバットだった。初回2死一塁から左翼最前列へ先制2ラン。準決勝・日本戦の決勝2ランからの2打席連続アーチで、試合の流れを一気に引き寄せた。「きのうの一発で気持ちが楽になった。絶対に本塁打を打つつもりだった」。予選リーグ6試合で22打数3安打の打率・136。それが前日の決勝弾ですべてが変わった。
勝利の瞬間も劇的だった。先発左腕のリュ・ヒョンジンが、8回まで4安打2失点。9回1死一、二塁ではベルが四球で歩いた外角直球の判定に対し、カン・ミンホ捕手が猛抗議して退場処分に。だが、交代したチョン・デヒョン―チン・カブヨンバッテリーがグリエルを遊ゴロ併殺に仕留めた。
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