毎日誰かが馬耳東風

はじめに・・・本日はかなりネガティブな内容になります。
現在子育てを満喫している方等・・・
決してネグレクトな内容ではありませんが、「何言ってんの！」的な話です・・・しかも長い(;''∀'')
ただ、私の子育て15年の中で、「どうにも出来ないかもしれない！」と、そう思えた1時間の出来事です。
ちなみに・・・兄さんの反抗期の事じゃありません。
我が子3人の、どの子の事でもないです。「我が子！」の親としての話です。

昨日、兄さんが帰ってきて・・・
受験がソコソコ上手くいったと（ホントかな）報告を受け一安心していました。
ブログの記事をせっせと書き上げていた時、小学校から電話がありました。
夕方4時頃・・・もうすぐチビ兄さんが帰ってくる頃です。
また怪我でもしたのかな？？と話を聞くと・・・

「チビ兄さんが体育の授業の後、方付け中に振り回した縄跳びがたまたま通りかかった女の子の目に当たってしまいました。ワザとではなく、普段からチビ兄さんが縄跳びを振り回しているのか、クラスの子にも確認したところ、みんなそういう姿は見たことが無いと言ってます。
本人は、どうやったら縄が速く回せるか練習しようとした・・・と言ってますが、女の子の視力が戻らないので、今病院に連れて行ってます・・・」

正直顔が青ざめました・・・
相手の子のお母さんの許可が取れ次第、連絡先を聞き謝罪することで一旦電話を切りました。
その間私はどうして良いのか・・・下に降り、既に帰宅していたチビ兄さんを呼ぶと

ボロボロボロボロ・・・ボロボロボロボロ泣き出しました。
ワザとじゃないですし、悪ふざけして訳でもなく、チビ兄さんもテンパっていたんです。
その姿を見ていると到底怒れません。

とにかくばーちゃんに事情を話し、傷害保険の事を相談して急いで保育園にお嬢を迎えに行きました。

家に戻った時点でもまだ学校から連絡はなく、急いで向かいのケーキ屋さんに菓子折りを買いに行き
チビ兄さんと謝罪に行く準備をしました。

もし、もしも万が一、目に深い傷を負ってしまっていて・・・
目が見えなくなってしまったら！！　そんな事がずっと頭の中をぐるぐるぐるぐる駆け巡り・・・
保育園でもケーキ屋さんでも、話しかけられるのが嫌で嫌で・・・

私は相手の子にどうやって責任を取ったらいいのだろう・・・
責任なんて取りようがないし・・・お金の問題じゃ済まない！
ブログは直ぐに辞めて、夜中もアルバイトに行って・・・出来る限りの誠意を見せるしか出来ない！

何でうちの子だったんだろう・・・私は常日頃、「怪我をさせるな」と子ども達に言い聞かせてきたし、
実際「怪我をしてしまいました」と電話があっても「怪我をさせた」と言うのはなかったし。
縄跳びが友達に当たるなんて、よくある事なのに、なんでよりによって目だったんだろう。
なんでそこを友達が通ったんだろう・・・
兄さんもほうきの柄が目に当たったと、学校から連絡があったことがあったけど、家に帰って来た時は痣だけで見えてたのに、なんで今回は見えないんだろう。

これはいったい誰のせい？？
先生のせい？お友達のせいじゃないし、やっぱりチビ兄さんのせい？？
でも、この子が本当に悪いの？？振り回したのは事実だし、当たったのも事実だし・・・
この子の親は私だから、私しか責任取れんよね！

電話を待っている間、動揺を隠すのが精いっぱいで・・・ばーちゃんも時間が止まったかのように
何も手に付かない状態。待ってる間に夕飯の支度を進めていつでも出かけられるように！

6時間目の出来事・・・怪我をした直後だし、目の場合、大抵は反射的に目をつぶるはず・・・
当たってしばらくはボーっとして見えてるはずだから、もしかして大丈夫なんじゃないの？
そんな事を思いながら・・・都合のいいこと考える自分も嫌で・・・

夕方5時過ぎ・・・最初の電話から1時間、学校から電話があり

「今連絡がついて、大丈夫だったようです。視力も回復し、目に多少炎症があるけど奥の方までは炎症はしてないそうです。子ども同士の事だから、お互い様だからと、謝罪は良いと言ってくださいました」

もう、涙がね！止まらなかったよ。先生も多分・・・泣いてた。
それでも一言謝りたいし、謝罪に行く準備もしてあるので！と先生に話したけど、先生も勝手には連絡先も教えれないし、サバサバした良いお母さんなので！という事で、今月の授業参観の時にお詫びすることになりました。

もう何とも言えないこの安堵感・・・下に降りてチビ兄さんとばーちゃんに報告すると
チビ兄さんもポロポロポロポロと再び泣き始め・・・ばーちゃんも泣き始め・・・

長い1時間でした。今まで経験したことのない、張りつめた1時間でした。

心底親でいるのが嫌になり、親としての責任が怖く感じました。
私、逃げたかったです！
兄さんに「もう逃げたい！」と言うと、「あ！無理〜俺にはあいつらの面倒は見切れん！」って・・・
ゲームしとるやんけ！お前はよぉ
そもそもお前も母を悩ませとるやんけ！！

私、子どもはソコソコ上手に育ててると思ってるんです。
家では「この野郎！」な子ども達ですが、外では良く褒められます。
そんな自信なんて、な〜んにも価値がなかったのです。

今回は、ある意味事故だと思うのです。
でも事故は誰にでも起こるし、どんな子でも加害者になりうるんです。
背負いきれない責任を背負うことにもなり得るんだと・・・

そんな事を話しながら、皆で一緒に食べる夕飯は、格別美味しかったんです！
笑って一緒に食べれる夕飯は、いつも以上に美味しく感じました。

チビ兄さんにとっても、今回の事は辛かったけど、口で注意される以上に、「危険」という言葉の意味が身に染みた事件だったでしょう・・・

さて、私も心機一転、この我が子達を、責任感のある、心の強い子になるように
再び子育てに頑張りたいとます。

あ！最後に一つ・・・いつもは「自分は悪くない」と言わんばかりに逃げ口を叩くチビ兄さんですが
今回は一切言い訳しませんでした！
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪　よく頑張ったね！





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