2012年03月19日
日本が危ない(666)余震が多いが、日本沈没は大丈夫か?特別篇(368)
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年3月 19日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
今日は、昨日に引き続き「地球温暖化による黒潮流速の増加を予測」の紹介です。
地球温暖化による黒潮流速の増加を予測(3)
平成17年7 月21 日
海洋研究開発機構/東京大学/国立環境研究所
2.背景(2/2)
FRCGC、CCSR、NIESでは、2007年にまとめられる予定の気候変動に関する政府間パネル(IPCC、注2)第4次報告書への貢献を目指し、世界最高の解像度をもつ大気海洋結合気候モデルを開発し、地球温暖化の見通し実験を地球シミュレータを用いて行った(参考資料: 2004年9月16日のプレスリリース)。
この実験で使用した海洋モデルは水平格子間隔が20〜30 kmで、これまでの解像度の粗いモデルでは十分に現実的に再現できなかった黒潮及び黒潮続流が再現されている。
この実験結果を用いて、地球温暖化による黒潮及び黒潮続流の変化と、その原因について解析を行った。
注2:IPCC は1988年に設立された政府間機構であり、地球温暖化等の気候変動に関して科学的に得られた知見を評価し、各国の政策等に反映させる事を目的としている。
追記: 2004年に起きた新潟中越地震の原因について、堂々と国会で取り上げた議員がいる事は、開かれた日本を象徴する出来事でもある。その時の、理論の提唱者である人こそ、今回紹介している石田博士なのである。
石田博士の提言
@中越地震の原因に関して(その7)
(前回の続き)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
地震学者の島村英紀氏が「人間が起こした地震」という記事の中で、液化炭酸ガスの地中貯留実験に関してその危険性を述べておられます。
しかし、定説と爆発説では危険度の認識がまったく異なりますので、その違いを指摘しておきたいと思います。
島村論文は断層説の範疇で展開しておられる為に、「岩の中でひずみが溜まって行って、地震が起きそうな状態になった時、水や液体は岩と岩の間の摩擦を小さくして滑りやすくする」と解説されています。
この解説は竹内均先生の解説「31大地震の発生を防ぐ方法」にある「地下へ水を注入する事で、小さい地震を数多く起せる事が発見されたのである。」
という解説と基本的には違いがありません。
地震爆発説での警告は地下注入が水素ガスを発生させる事によって、水素ガスの爆発という危険性を指摘している点で、定説論に基づく警告とは全く違う重要性を持っている訳です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆今日のアジア市場は、この所の大幅高による一服感により、高安マチマチとなった。
一方、ヨーロッパ市場では、親分米国の動きを確認したいのか、小安い所が多い展開となっている。(現地時間、12時頃)
2012年3月 19日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
今日は、昨日に引き続き「地球温暖化による黒潮流速の増加を予測」の紹介です。
地球温暖化による黒潮流速の増加を予測(3)
平成17年7 月21 日
海洋研究開発機構/東京大学/国立環境研究所
2.背景(2/2)
FRCGC、CCSR、NIESでは、2007年にまとめられる予定の気候変動に関する政府間パネル(IPCC、注2)第4次報告書への貢献を目指し、世界最高の解像度をもつ大気海洋結合気候モデルを開発し、地球温暖化の見通し実験を地球シミュレータを用いて行った(参考資料: 2004年9月16日のプレスリリース)。
この実験で使用した海洋モデルは水平格子間隔が20〜30 kmで、これまでの解像度の粗いモデルでは十分に現実的に再現できなかった黒潮及び黒潮続流が再現されている。
この実験結果を用いて、地球温暖化による黒潮及び黒潮続流の変化と、その原因について解析を行った。
注2:IPCC は1988年に設立された政府間機構であり、地球温暖化等の気候変動に関して科学的に得られた知見を評価し、各国の政策等に反映させる事を目的としている。
追記: 2004年に起きた新潟中越地震の原因について、堂々と国会で取り上げた議員がいる事は、開かれた日本を象徴する出来事でもある。その時の、理論の提唱者である人こそ、今回紹介している石田博士なのである。
石田博士の提言
@中越地震の原因に関して(その7)
(前回の続き)
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地震学者の島村英紀氏が「人間が起こした地震」という記事の中で、液化炭酸ガスの地中貯留実験に関してその危険性を述べておられます。
しかし、定説と爆発説では危険度の認識がまったく異なりますので、その違いを指摘しておきたいと思います。
島村論文は断層説の範疇で展開しておられる為に、「岩の中でひずみが溜まって行って、地震が起きそうな状態になった時、水や液体は岩と岩の間の摩擦を小さくして滑りやすくする」と解説されています。
この解説は竹内均先生の解説「31大地震の発生を防ぐ方法」にある「地下へ水を注入する事で、小さい地震を数多く起せる事が発見されたのである。」
という解説と基本的には違いがありません。
地震爆発説での警告は地下注入が水素ガスを発生させる事によって、水素ガスの爆発という危険性を指摘している点で、定説論に基づく警告とは全く違う重要性を持っている訳です。
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☆今日のアジア市場は、この所の大幅高による一服感により、高安マチマチとなった。
一方、ヨーロッパ市場では、親分米国の動きを確認したいのか、小安い所が多い展開となっている。(現地時間、12時頃)
投稿者:がくがく|20:17