2010年02月05日
認知症発症の原因を探る(1)
過去の出来事を紹介している所だが、認知症発症の原因を探って見る事にした。
いつも気になっていた事に、あんな元気なお袋が、何でこんな病気に掛かってしまったのだろうと、不思議でしょうがなかった。
最近、認知症の原因調査、予防対策等の報道が目立つので、初めて認知症の正体を調べて見る事にした。
現在の予防法を挙げてみる。
@食習慣・・・魚(EPA,DHA等の脂肪酸)、野菜、果物(ビタミンE,C、βカロチン)赤ワイン(ポリフェノール)は発症を抑える事が分かっている。
A運動習慣・・・高血圧やコレステロール値が下がり、脳の血流が増す。
B知的生活習慣・・・テレビ、ラジオの視聴。トランプ、テェス等のゲーム。読書、楽器の演奏、ダンス等で脳を刺激。
Cタバコ・・・喫煙が危険性を高める。
Dアルミニューム製品を控える・・・今から14年程前に新聞紙上を賑わす。この時はアルミニューム業界が、「根拠が不確か」として、猛反発を行い、その後下火になったが、余りにも、身近な日常生活を脅かす重大な報道であったので、我が家でも、徐々にアルミニューム鍋を廃棄した。今では、アルミニューム製品は一つも使用していない。しかし、昨今の量販店等の広告で安い物が目立つが、フライパン、鍋等の新製品の多くは、コーティングしたアルミニューム製品が多い。やはり、軽くて丈夫だからであろう。因みに、鉄の比重7.85、アルミニューム2.71で、およそ鉄の1/3の重さである。
Eその他・・・遺伝は別として、胃薬、バファリン、ベーキングパウダー、水道水、缶飲料水(コーヒー、コーラ、ビールなど)等に、用いられているアルミ。又、井戸水、紅茶は土壌が原因。
以上が大体言われている予防対策であるが、実際のお袋を見て来て、その対策の有効度を考えて見る。
まず@の食習慣であるが、魚、野菜、果物は良く食べていた。赤ワイン(ポリフェノール)は、昔は余り無かったが、サツマイモ、ぶどう、納豆、日本茶等から摂取していた。いわゆる、抗酸化食品だ。
Aの運動習慣は特に決めて、いつ頃の時代の事を指すのかで、随分と違うが、仕事での通勤、買い物。高齢になってからは、老人施設では、同い年の人達の先頭に立って運動を行っていた。特に肥満防止を兼ねて、積極的に参加していたと言う。
Bの知的生活習慣はテレビ、ラジオの視聴は、ごく一般的。読書は新聞、週刊誌程度だが、室内の模様替え、裁縫、布団打ちなど、こまめに動く人。
Cのタバコは全然吸わない人だった。
Dのアルミニューム製品だが、昔は殆どが、鍋、といったらアルミだった様に記憶する。大鍋の金色は鍋の代表格だ。14年程前に新聞紙上を賑わし、お袋にも、当時、話題になっていたので、鍋を替える様に言った記憶があるが、廃棄もせず、使い続けていた。しかし、新聞、テレビ等を良く見ていた人なので、何に対しても、関心は強い人だった。しかし、料理が好きな人でもあったし、物が無い時代に生きて来た人なので、使える物は、捨てる事が出来ない。しょうがないのかも。
Eはそれこそ日常生活その物で、ごくごく一般的であったとしか言いようがない。
この中で、井戸水だが、中野のこの辺りでも、水道が設置されたのは、昭和30年代である。それまでは、当然、井戸水だったが、その井戸水を一緒に使用していた、同じ位の年の人が認知症になったと言う例は、自分が知る限りに於いては無い。但し、若い時に、仕事で地方に住んだり、中国に住んだりしていた事があるが、当然、水は井戸水だった筈。文献を見ると、「土壌中に最も多く存在する元素であり、河川に比較的多く含まれる」とある。又、飲料水にアルミが多く含まれる地域に住む人々の発症率が高い事は、調査でも明らかになっている。しかし、お袋の場合は、仕事の転勤等で、その地方で暮らしたのは、1箇所、長くても5、6年ではなかったかと思う。脳への蓄積があったとしても、長く連続して摂取しなければ、排泄もされる筈。又、症状が出るのは、10〜20年程、掛かると言われているので、対象となる範囲が広すぎて、とても特定など無理に近い。後、考えられる事の一つに、兄が神戸に転勤してからは、一人暮らしが長かった事だ。誰も居なくなって、張り合いが無くなり、気力が出なくなって、表面的な元気と共に、精神的に落ち込んで行った事は充分考えられる。よく言われる、「病は気から」だ。
以上が、認知症の予防の観点から考え、その事柄に照らし合わせた、大まかな推察である。しかし、お袋の、若い時の状況などは、殆ど分からない。
上記の6項目の中に、灰色らしき項目はあるが、これが黒だと言える物には「証拠」がはっきりしない。結局、毎日の積み重ねで、アルミが蓄積され易い体質になったと言う事なのだろうか。
追記:最近良く「無知は罪である。」と言われるが、こんなに便利になった時代を考えると当然かも。認知症の事を、もう少し詳しく知りたいと思い、海外の状況なども調べて見ようと思っている。
いつも気になっていた事に、あんな元気なお袋が、何でこんな病気に掛かってしまったのだろうと、不思議でしょうがなかった。
最近、認知症の原因調査、予防対策等の報道が目立つので、初めて認知症の正体を調べて見る事にした。
現在の予防法を挙げてみる。
@食習慣・・・魚(EPA,DHA等の脂肪酸)、野菜、果物(ビタミンE,C、βカロチン)赤ワイン(ポリフェノール)は発症を抑える事が分かっている。
A運動習慣・・・高血圧やコレステロール値が下がり、脳の血流が増す。
B知的生活習慣・・・テレビ、ラジオの視聴。トランプ、テェス等のゲーム。読書、楽器の演奏、ダンス等で脳を刺激。
Cタバコ・・・喫煙が危険性を高める。
Dアルミニューム製品を控える・・・今から14年程前に新聞紙上を賑わす。この時はアルミニューム業界が、「根拠が不確か」として、猛反発を行い、その後下火になったが、余りにも、身近な日常生活を脅かす重大な報道であったので、我が家でも、徐々にアルミニューム鍋を廃棄した。今では、アルミニューム製品は一つも使用していない。しかし、昨今の量販店等の広告で安い物が目立つが、フライパン、鍋等の新製品の多くは、コーティングしたアルミニューム製品が多い。やはり、軽くて丈夫だからであろう。因みに、鉄の比重7.85、アルミニューム2.71で、およそ鉄の1/3の重さである。
Eその他・・・遺伝は別として、胃薬、バファリン、ベーキングパウダー、水道水、缶飲料水(コーヒー、コーラ、ビールなど)等に、用いられているアルミ。又、井戸水、紅茶は土壌が原因。
以上が大体言われている予防対策であるが、実際のお袋を見て来て、その対策の有効度を考えて見る。
まず@の食習慣であるが、魚、野菜、果物は良く食べていた。赤ワイン(ポリフェノール)は、昔は余り無かったが、サツマイモ、ぶどう、納豆、日本茶等から摂取していた。いわゆる、抗酸化食品だ。
Aの運動習慣は特に決めて、いつ頃の時代の事を指すのかで、随分と違うが、仕事での通勤、買い物。高齢になってからは、老人施設では、同い年の人達の先頭に立って運動を行っていた。特に肥満防止を兼ねて、積極的に参加していたと言う。
Bの知的生活習慣はテレビ、ラジオの視聴は、ごく一般的。読書は新聞、週刊誌程度だが、室内の模様替え、裁縫、布団打ちなど、こまめに動く人。
Cのタバコは全然吸わない人だった。
Dのアルミニューム製品だが、昔は殆どが、鍋、といったらアルミだった様に記憶する。大鍋の金色は鍋の代表格だ。14年程前に新聞紙上を賑わし、お袋にも、当時、話題になっていたので、鍋を替える様に言った記憶があるが、廃棄もせず、使い続けていた。しかし、新聞、テレビ等を良く見ていた人なので、何に対しても、関心は強い人だった。しかし、料理が好きな人でもあったし、物が無い時代に生きて来た人なので、使える物は、捨てる事が出来ない。しょうがないのかも。
Eはそれこそ日常生活その物で、ごくごく一般的であったとしか言いようがない。
この中で、井戸水だが、中野のこの辺りでも、水道が設置されたのは、昭和30年代である。それまでは、当然、井戸水だったが、その井戸水を一緒に使用していた、同じ位の年の人が認知症になったと言う例は、自分が知る限りに於いては無い。但し、若い時に、仕事で地方に住んだり、中国に住んだりしていた事があるが、当然、水は井戸水だった筈。文献を見ると、「土壌中に最も多く存在する元素であり、河川に比較的多く含まれる」とある。又、飲料水にアルミが多く含まれる地域に住む人々の発症率が高い事は、調査でも明らかになっている。しかし、お袋の場合は、仕事の転勤等で、その地方で暮らしたのは、1箇所、長くても5、6年ではなかったかと思う。脳への蓄積があったとしても、長く連続して摂取しなければ、排泄もされる筈。又、症状が出るのは、10〜20年程、掛かると言われているので、対象となる範囲が広すぎて、とても特定など無理に近い。後、考えられる事の一つに、兄が神戸に転勤してからは、一人暮らしが長かった事だ。誰も居なくなって、張り合いが無くなり、気力が出なくなって、表面的な元気と共に、精神的に落ち込んで行った事は充分考えられる。よく言われる、「病は気から」だ。
以上が、認知症の予防の観点から考え、その事柄に照らし合わせた、大まかな推察である。しかし、お袋の、若い時の状況などは、殆ど分からない。
上記の6項目の中に、灰色らしき項目はあるが、これが黒だと言える物には「証拠」がはっきりしない。結局、毎日の積み重ねで、アルミが蓄積され易い体質になったと言う事なのだろうか。
追記:最近良く「無知は罪である。」と言われるが、こんなに便利になった時代を考えると当然かも。認知症の事を、もう少し詳しく知りたいと思い、海外の状況なども調べて見ようと思っている。
投稿者:がくがく|12:18