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過去の出来事を紹介している所だが、認知症発症の原因を探って見る事にした。

いつも気になっていた事に、あんな元気なお袋が、何でこんな病気に掛かってしまったのだろうと、不思議でしょうがなかった。
最近、認知症の原因調査、予防対策等の報道が目立つので、初めて認知症の正体を調べて見る事にした。

現在の予防法を挙げてみる。

@食習慣・・・魚(EPA,DHA等の脂肪酸)、野菜、果物(ビタミンE,C、βカロチン)赤ワイン(ポリフェノール)は発症を抑える事が分かっている。

A運動習慣・・・高血圧やコレステロール値が下がり、脳の血流が増す。

B知的生活習慣・・・テレビ、ラジオの視聴。トランプ、テェス等のゲーム。読書、楽器の演奏、ダンス等で脳を刺激。

Cタバコ・・・喫煙が危険性を高める。

Dアルミニューム製品を控える・・・今から14年程前に新聞紙上を賑わす。この時はアルミニューム業界が、「根拠が不確か」として、猛反発を行い、その後下火になったが、余りにも、身近な日常生活を脅かす重大な報道であったので、我が家でも、徐々にアルミニューム鍋を廃棄した。今では、アルミニューム製品は一つも使用していない。しかし、昨今の量販店等の広告で安い物が目立つが、フライパン、鍋等の新製品の多くは、コーティングしたアルミニューム製品が多い。やはり、軽くて丈夫だからであろう。因みに、鉄の比重7.85、アルミニューム2.71で、およそ鉄の1/3の重さである。

Eその他・・・遺伝は別として、胃薬、バファリン、ベーキングパウダー、水道水、缶飲料水(コーヒー、コーラ、ビールなど)等に、用いられているアルミ。又、井戸水、紅茶は土壌が原因。

以上が大体言われている予防対策であるが、実際のお袋を見て来て、その対策の有効度を考えて見る。

まず@の食習慣であるが、魚、野菜、果物は良く食べていた。赤ワイン(ポリフェノール)は、昔は余り無かったが、サツマイモ、ぶどう、納豆、日本茶等から摂取していた。いわゆる、抗酸化食品だ。

Aの運動習慣は特に決めて、いつ頃の時代の事を指すのかで、随分と違うが、仕事での通勤、買い物。高齢になってからは、老人施設では、同い年の人達の先頭に立って運動を行っていた。特に肥満防止を兼ねて、積極的に参加していたと言う。

Bの知的生活習慣はテレビ、ラジオの視聴は、ごく一般的。読書は新聞、週刊誌程度だが、室内の模様替え、裁縫、布団打ちなど、こまめに動く人。

Cのタバコは全然吸わない人だった。

Dのアルミニューム製品だが、昔は殆どが、鍋、といったらアルミだった様に記憶する。大鍋の金色は鍋の代表格だ。14年程前に新聞紙上を賑わし、お袋にも、当時、話題になっていたので、鍋を替える様に言った記憶があるが、廃棄もせず、使い続けていた。しかし、新聞、テレビ等を良く見ていた人なので、何に対しても、関心は強い人だった。しかし、料理が好きな人でもあったし、物が無い時代に生きて来た人なので、使える物は、捨てる事が出来ない。しょうがないのかも。

Eはそれこそ日常生活その物で、ごくごく一般的であったとしか言いようがない。
この中で、井戸水だが、中野のこの辺りでも、水道が設置されたのは、昭和30年代である。それまでは、当然、井戸水だったが、その井戸水を一緒に使用していた、同じ位の年の人が認知症になったと言う例は、自分が知る限りに於いては無い。但し、若い時に、仕事で地方に住んだり、中国に住んだりしていた事があるが、当然、水は井戸水だった筈。文献を見ると、「土壌中に最も多く存在する元素であり、河川に比較的多く含まれる」とある。又、飲料水にアルミが多く含まれる地域に住む人々の発症率が高い事は、調査でも明らかになっている。しかし、お袋の場合は、仕事の転勤等で、その地方で暮らしたのは、1箇所、長くても5、6年ではなかったかと思う。脳への蓄積があったとしても、長く連続して摂取しなければ、排泄もされる筈。又、症状が出るのは、10〜20年程、掛かると言われているので、対象となる範囲が広すぎて、とても特定など無理に近い。後、考えられる事の一つに、兄が神戸に転勤してからは、一人暮らしが長かった事だ。誰も居なくなって、張り合いが無くなり、気力が出なくなって、表面的な元気と共に、精神的に落ち込んで行った事は充分考えられる。よく言われる、「病は気から」だ。

以上が、認知症の予防の観点から考え、その事柄に照らし合わせた、大まかな推察である。しかし、お袋の、若い時の状況などは、殆ど分からない。

上記の6項目の中に、灰色らしき項目はあるが、これが黒だと言える物には「証拠」がはっきりしない。結局、毎日の積み重ねで、アルミが蓄積され易い体質になったと言う事なのだろうか。

追記:最近良く「無知は罪である。」と言われるが、こんなに便利になった時代を考えると当然かも。認知症の事を、もう少し詳しく知りたいと思い、海外の状況なども調べて見ようと思っている。

攻撃は元気のシグナル

此処に来て2年半程が経った。
色々な事を体験した。と言っても、まだ進行形である。
最初に来た頃の出来事を紹介する前に、まずは、最近の様子から紹介する事にしよう。

2010. 1. 7(木)
夜9時頃、何かウンチ臭いと、兄が騒ぎながらトイレに連れて行く。
最近は手を取っても、なかなか歩けなくなって来た。
歩くという日課がないからだが、ベッドの上ではグルグル膝で移動するので、自分からは、立ち上がるという行動その物がない。
ベッドを覗き込むが、漏れた形跡はなし。
トイレ前で兄がお袋の手を取り、自分が後ろからズボンを覗き込む時には、けっこうな臭い。
新鮮ないつもの奴だ。大体、想像が付く。
オネショパットは2枚している。肌に直接は、少し小さめの赤いパット、外側のパンツ側には、大きめな青いパッドをしている。そして一番外側のパンツとなるのだが、既にパンツにまでウンチが染み出している。
急いでパンツの両側を片方ずつ破りながら恐る恐る下げると、出てるわ、出てるわ、大量のウンチ。下に落さぬ様、又、パンツでなるべくこそぎ取る様に拭き取り、ビニール袋に入れた。
しかし、あまりの多さと、拭き取りのバランスが崩れ、袋に入れる時に手に付いた。
いやー参ったね。

久し振りに大量のウンチがパンツに出た。この量は3本分以上はある。
もし、これをほっといたら、間違いなくベッドの上はベチョベチョになっていただろう。
前によくやられているので、胸を撫で下ろす思いだ。さっとオシメパンツで拭き取って、兄が素早く便座に腰掛させ、ウンチの残りをさせるのだ。
兄は腰掛けさせたお袋の前に座り、手早くズボンを足から外しに掛かるが、お袋の攻撃が容赦なく飛んで来る。
引掻き、引っ叩き、ツバ吐き、耳穴攻撃(指を耳の中に突っ込みグリグリするのだ)そんな攻撃を掻い潜りながら、何とか所定の体制にと持って行くのである。

まだ自分がこちらに来た当初の頃は、お互いのせめぎ合いで、大声で怒鳴り合いの連続であったが、最近やっと、かい潜るコツの様な物を掴んできたみたいだ。
だが、これを夜中にやられると、そうゆう訳にはいかない。
眠い中、攻撃を受けるので、頭に来るのだ。しかし怒鳴ると、それ以上に怒鳴り返し、暴れるのだ。やはし、小さい子供を育てる様に、怒鳴り散らしてはいけないのだ。

しかし、戸建はマンションと違い、良く冷える。
大抵、夜中の3時か4時頃に最も多く、この場面に遭遇する。
寒さで、バタバタ走り廻っても汗はかかない。

今日はオシメの中での量が多かったので、トイレは10分程で終わりにして、いざお尻を拭こうと、自分の方に反転させ立たせ、丸紙で拭き始めて、何枚かを処理した所だった。
ツルツルーとオシッコが流れ出したのだ。いやー、やられた。
急いで足元に新聞紙をばら撒き、被害を最小限に食い止める作業に掛かり、兄がお袋を便座に、一時戻し、濡れた廊下の復旧と、濡れた兄の靴下を脱がせ、そのままの状態で動かないように指示を出し、急いでシャワーの準備に掛かった。
トイレの隣がお風呂なのであるが、今日は、湯船の水の入れ替え日であるので、まだバスタブを洗ってない。バケツに2杯と洗面器にお湯を汲み、入場の合図を送る。
下半身だけ、汚れたお尻を中心に洗う。
そういえば、今日の朝早く、5時過ぎにも、入れたな。やはしオシッコが漏れてしまったのだ。朝早い作業は、足の先っぽが冷えるので、布団に入って、さー寝ましょうといっても、すぐには寝付けないんだよね。

夜中に起きている時は、大抵漏れる事が多い。起きていると体が冷えるし、膝でだが、ぐるぐるとベッドの上を行き来するので、オシメがずれて漏れるのだ。
中に2枚ひいてあると言っても、ただ置いてあるだけだもんな。しょうがないか。パンツのギャザーがあっても、くい止める事は無理である。

冬場の風呂入れは、タイル床が冷たいので、入場に合わせてお湯を撒く。
そして兄が手を取り、自分にお尻が向くような位置に付き、お尻回り、足へと移り最後にお尻の出口、前回りを綺麗に洗う。
最初にお尻の出口を洗うとスポンジがウンチで汚れ、そのままでは洗う作業が出来なくなる。何回か失敗しながらの結果である。
お袋は洗っている間もジットしている訳ではない。兄貴を抓ったり、叩いたり、ツバを吐き掛けてたりと攻撃が続く。
自分が汚したのではないと言う、必死のアピールと、勝手にお尻を触っている事への抵抗なのだろう。人間の尊厳なんだろうと思う。
手早く洗ってから、風呂前の廊下に椅子を用意。
一緒に電気ストーブをセットしてスイッチオン。
最近は歩くのも困難度が増して来たが、攻撃だけは衰えを知らない。
椅子に座らせ、体を拭いて、かゆみ止めの軟膏を塗ってオシメを穿かすのだが、椅子の前に座って作業を進める兄に対して、こんな時も、お袋は攻撃の手は緩めない。
自分の目線よりも下にある物に対しては、特に手が早い。余りにも手強い時には、とても一人では大変なので、傍にいて、手を押えたりして援軍に出る。
頃合を見計らって風呂場の掃除。ウンチが排水口周りに残ったりするので、デッキブラシでタイルを擦り、シャワーで充分洗い流す。又、座椅子もウンチが付いたままになったりするので綺麗に洗い、再度シャワーで仕上げ。
その間には大体着替えが済み、お袋をベッドに移動させる。
ベッドに行くまでも、歩いたり、歩かなかったりする。そんな時は抱きかかえて運ぶ。ダンスの如く123、223のステップで。
これが重いのである。自分は腰に持病があり、重量物運搬がめっぽう弱い。
こんな作業は兄に全ておまかせである。お袋の体重は、この所、痩せたとはいえ、55キロ位はあるだろうか。殆どの体重を両腕で、脇の下から手を差し込み持ち上げて移動。
余りの重さに耐えかねて、ステップは軽やかではない。

風呂場の次はトイレの掃除である。便器には優に2本分位のウンチが出ていた。凄い、今日は調子がいいのかな。便器に水を流し掃除した後、便座の交換。便座は便座カバーの上から、更に新聞紙で作ったカバーをしている。
こうしないと、1回1回する度に、便座カバーを交換しなくてはならないからだ。
やはしこちらに来た当初は、その度にカバーを交換していた為、4〜5枚しかない、カバーのやりくりが大変。そこで兄が新聞紙で作るカバーを考案。
それからはオシッコがカバーに零れない限り、上の紙カバーだけの交換で済むようになった。これも生活の知恵である。
カバーに丁度いいのは、夕刊フジ等のタブロイド版である。1枚を半分に切り、合わせると丁度便座カバーを包み込む巾なのである。便器の掃除の後は洗濯である。今日は下だけと思ったが、風呂場で暴れていたので、上のシャツも上着も濡れてしまい、結局は上から下まで全部取り替えたのである。
朝からの分と、お袋の分等を洗い、早めに干しに掛かった。
最近は寒い日が多いので、部屋のエアコンを殆ど付けっぱなしにしている。この為、乾燥防止の上でも洗濯物を部屋に干すようにしている。

お袋の部屋は自分の隣の部屋である。板戸のフスマを真ん中にしての6畳程の洋間である。そこにレンタルのベッドを配置して、並行にソファーベッドが置かれており、兄がそこに寝ている。暖房は自分が使用している部屋にエアコン1台、お袋の部屋に電気パネルヒーターが設置されている。自分がこちらに来るまではエアコンがなかったのだ。今年は例年になく寒いので自分の部屋では電気カーペットも使用している。と、いっても机の下にひく程度の、50CM四方位の小さい奴だ。お袋はベッドに戻り、やっとの事で寝つきそうである。ウンチをしてスッキリしたのと、シャワーで気持ちが良くなったのだろう。
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