2011年03月23日
日本が危ない(306)余震が多いが、日本沈没は大丈夫か?特別篇(8)
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年3月23日
2度の地震予知に失敗した八ヶ岳南麓天文台の串田氏は、それでも民間の地震予知研究のパイオニア的存在である事には相違がない。
それでは世界では地震予知はどうなっているのでしょうか?
世界で一番有名な地震予知の話としては、何と言っても、1975年に起こった中国、海城大地震の予知成功が上げられます。
予知に成功した海城大地震では、避難人口は約100万人。死者は僅少(1839名)だった。
もし予知に失敗したら86万人の死者が出たであろうと言われている。(死者の数値は構造物の耐震等からも算出される)
1975年2月4日、中国の遼寧(りょうねい)省に住む人々から通常では考えられないような、動物たちの異常な行動が、続々と中国国家地震局に寄せられました。
寄せられた情報は…
@雪が積もった道路上に数匹のヘビ
A群れで空を飛ぶニワトリ
B甲高く鳴きながら飛び回るガチョウ
C走り回るネズミの大群
D深いはずの井戸から水があふれ出て、水質も変化したと観測
この異常な状況を、地震の前兆と判断した「中国国家地震局」は 、遼寧省の住民約100万人をキャンプに緊急避難させたのです。そして…その日の夜に「海城地震」が発生。
マグニチュード7.3という規模の地震だったにもかかわらず、建物への被害は多数確認されたものの、人的災害は最小限に抑えられたのです。
この予知の成功を受け、中国は地震予知に関しては世界トップに位置するとの声明を出し、中国4000年の歴史に世界は圧倒されたのである。 が、しかし・・・
追記: 私たちが普段よく耳にする前兆現象は宏観異常現象と呼ばれ
「動物・魚類・ 昆虫・植物・雲・電化製品の異常など」があります。
これらの宏観異常現象は自然現象の変化が、私たちの身近なモノに影響して引き起こされる現象と言えそうです。
先日の東北、関東大地震でもこの手の話題が取り上げられていた。
一つ目は、「地震の津波は沖に逃げろ」で助かった漁師さんの話である。
湾内でワカメ漁の間引きをしていた時に地震に遭遇したが、いつもと様子が違い、船底からガタガタと大きな音がした。湾を囲む岬の森から、スギ花粉が山火事の火の粉のように舞い上がるのが見えた。
先輩漁師から「昭和8(1933)年の三陸大津波で、沖に出て助かった」と聞いたことがあったので、エンジンを全開にして数キロ先の沖をめざした。
船が津波を越えていった感覚はなかった。 だが、振り返ると、漁港の方で波が盛り上がり、白波が立つのが見えた。
しかし、中には慌てて港に戻ろうとして波に呑まれた船も多かったそうである。
大体、水深50m以上であれば津波の影響を受けないと言われている。
二つ目は、「津波のときは井戸を見ろ」との教えで助かった人の話しである。
地震後に井戸の状況確認に井戸を覗くと、今まで見た事が無いほど水が濁っていたので、急いで逃げて助かったと言う。
明治29年に起きた、明治三陸大津波に被災した近所のお年寄りから体験談を聞いた時の事を、肝に銘じていたそうである。
2011年3月23日
2度の地震予知に失敗した八ヶ岳南麓天文台の串田氏は、それでも民間の地震予知研究のパイオニア的存在である事には相違がない。
それでは世界では地震予知はどうなっているのでしょうか?
世界で一番有名な地震予知の話としては、何と言っても、1975年に起こった中国、海城大地震の予知成功が上げられます。
予知に成功した海城大地震では、避難人口は約100万人。死者は僅少(1839名)だった。
もし予知に失敗したら86万人の死者が出たであろうと言われている。(死者の数値は構造物の耐震等からも算出される)
1975年2月4日、中国の遼寧(りょうねい)省に住む人々から通常では考えられないような、動物たちの異常な行動が、続々と中国国家地震局に寄せられました。
寄せられた情報は…
@雪が積もった道路上に数匹のヘビ
A群れで空を飛ぶニワトリ
B甲高く鳴きながら飛び回るガチョウ
C走り回るネズミの大群
D深いはずの井戸から水があふれ出て、水質も変化したと観測
この異常な状況を、地震の前兆と判断した「中国国家地震局」は 、遼寧省の住民約100万人をキャンプに緊急避難させたのです。そして…その日の夜に「海城地震」が発生。
マグニチュード7.3という規模の地震だったにもかかわらず、建物への被害は多数確認されたものの、人的災害は最小限に抑えられたのです。
この予知の成功を受け、中国は地震予知に関しては世界トップに位置するとの声明を出し、中国4000年の歴史に世界は圧倒されたのである。 が、しかし・・・
追記: 私たちが普段よく耳にする前兆現象は宏観異常現象と呼ばれ
「動物・魚類・ 昆虫・植物・雲・電化製品の異常など」があります。
これらの宏観異常現象は自然現象の変化が、私たちの身近なモノに影響して引き起こされる現象と言えそうです。
先日の東北、関東大地震でもこの手の話題が取り上げられていた。
一つ目は、「地震の津波は沖に逃げろ」で助かった漁師さんの話である。
湾内でワカメ漁の間引きをしていた時に地震に遭遇したが、いつもと様子が違い、船底からガタガタと大きな音がした。湾を囲む岬の森から、スギ花粉が山火事の火の粉のように舞い上がるのが見えた。
先輩漁師から「昭和8(1933)年の三陸大津波で、沖に出て助かった」と聞いたことがあったので、エンジンを全開にして数キロ先の沖をめざした。
船が津波を越えていった感覚はなかった。 だが、振り返ると、漁港の方で波が盛り上がり、白波が立つのが見えた。
しかし、中には慌てて港に戻ろうとして波に呑まれた船も多かったそうである。
大体、水深50m以上であれば津波の影響を受けないと言われている。
二つ目は、「津波のときは井戸を見ろ」との教えで助かった人の話しである。
地震後に井戸の状況確認に井戸を覗くと、今まで見た事が無いほど水が濁っていたので、急いで逃げて助かったと言う。
明治29年に起きた、明治三陸大津波に被災した近所のお年寄りから体験談を聞いた時の事を、肝に銘じていたそうである。
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投稿者:がくがく|23:23
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