2013年03月24日
日本が危ない(1034)余震が多いが、日本沈没は大丈夫か?特別篇(735)
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2013年3月 24日(日)
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果
を紹介して見たいと思いました。
今日は昨日に引き続き「マリアナ海溝チャレンジャー海淵において世界で初めて底生生物の採集に成功」の紹介です。
マリアナ海溝チャレンジャー海淵において世界で初めて底生生物の採集に成功(2)
平成10年 7月 29日
海洋科学技術センター
1.概要(2/4)
水深10000mを越すチャレンジャー海淵に生息する生物に関する科学的情報は殆どないのが現状です。
そこで、超深海(※1)には、どのような生物が生息しているかを調べるため、餌付きトラップなどによる生物の採集を試みました。
その結果、端脚類(ヨコエビ)の採集に成功しました。採集した端脚類の分類学的検討を行ったところ、形態学的にフィリピン海溝の9600m〜9800mで採集されている端脚類と同じ種類であることが判明しました(学名:Hirondellea gigas「ヒロンデレア ギガス」、和名:なし)。
今後、日本海溝など他の海溝域の端脚類も採集し、DNAの塩基配列を調べるなど分子生物学的手法を用いてそれらの詳細な類縁関係を明らかにしていく予定です。
※1 超深海:
一般的には水深200m以深を深海といいますが、その中でも水深6000m以深は超深海と呼ばれています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ 今日は勝手ながら「石田博士の提言」はお休みとなります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆(昨日からの続き)自分がガンにかかった時の為に、丸山ワクチンの検証を行っています。
5.丸山ワクチン、最近の動き
(4) ここで注目すべきは、「TLRが細菌の多糖類を検知し、その結果、抗がん剤にも使われているインターフェロンなどを人間の体が作り始める」という部分である。
これによって初めて、なぜ感染症にかかった患者の癌が縮小するケースが見られたのか、「コーリーの毒(※1)」や「丸山ワクチン」になぜ癌を縮小させる効果が見られるのかの説明がついた事になるからである。
※1 コーリーの毒:
ウィリアム・コーリー:(1862〜1936年)「免疫を活性化してがんを治療する」という考えを世界で最初に実践した米国の外科医。
悪性腫瘍の研究家であり、悪性腫瘍に対する免疫療法において先駆的な業績を残した。
1890年代初期、コーリーは、がん切除術後に感染症に罹患した患者の方が、罹患していない患者より経過がいい事に気付いた。
免疫系には、感染症だけでなく、がん細胞を攻撃する能力があると考え、数種類の病原菌の毒性を弱めるなどしたうえで、がん組織やその周囲に接種したところ、ガンが小さくなったり、消えたりした患者が出たという。
コーリーは感染が患者の癌からの回復を助けているという理論を打ち立てた。
そして彼は手術不能の腫瘍の患者に対し化膿レンサ球菌を直接注射する治療法を始めた。
この治療は多くの成功を収め、転移腫瘍に対しても効果を示した。
この治療法は発熱と本格的な感染を起こした際にもっとも効果を示した。
1893年1月24日に、初めてコーリーワクチンは使用された。
初めて治療を受けた患者はJohn Fickenという16才の大規模な腹部腫瘍を持つ患者であった。
数日間隔でコーリーはワクチンを腫瘍に直接注射した。
病気に感染した兆候は見られたが、病気自体には感染しなかった。注射をするたびに体温は上昇し、寒気が強まった。腫瘍は徐々に退縮した。
1893年5月までに腫瘍は5分の1に退縮した。8月までには残る腫瘍の成長はほとんど見られなくなった。この少年はその後他の抗癌治療を受けることなく、26年後に心臓発作で死ぬまで健康に過ごした。
コーリーはこの結果を発表し、19世紀の終わりまでにヨーロッパから北アメリカまでの42人の医師がコーリーワクチンの成功例を報告した。
1968年にこの研究は因子が特定され、TNFαと呼ばれるようになった。
2013年3月 24日(日)
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果
を紹介して見たいと思いました。
今日は昨日に引き続き「マリアナ海溝チャレンジャー海淵において世界で初めて底生生物の採集に成功」の紹介です。
マリアナ海溝チャレンジャー海淵において世界で初めて底生生物の採集に成功(2)
平成10年 7月 29日
海洋科学技術センター
1.概要(2/4)
水深10000mを越すチャレンジャー海淵に生息する生物に関する科学的情報は殆どないのが現状です。
そこで、超深海(※1)には、どのような生物が生息しているかを調べるため、餌付きトラップなどによる生物の採集を試みました。
その結果、端脚類(ヨコエビ)の採集に成功しました。採集した端脚類の分類学的検討を行ったところ、形態学的にフィリピン海溝の9600m〜9800mで採集されている端脚類と同じ種類であることが判明しました(学名:Hirondellea gigas「ヒロンデレア ギガス」、和名:なし)。
今後、日本海溝など他の海溝域の端脚類も採集し、DNAの塩基配列を調べるなど分子生物学的手法を用いてそれらの詳細な類縁関係を明らかにしていく予定です。
※1 超深海:
一般的には水深200m以深を深海といいますが、その中でも水深6000m以深は超深海と呼ばれています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ 今日は勝手ながら「石田博士の提言」はお休みとなります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆(昨日からの続き)自分がガンにかかった時の為に、丸山ワクチンの検証を行っています。
5.丸山ワクチン、最近の動き
(4) ここで注目すべきは、「TLRが細菌の多糖類を検知し、その結果、抗がん剤にも使われているインターフェロンなどを人間の体が作り始める」という部分である。
これによって初めて、なぜ感染症にかかった患者の癌が縮小するケースが見られたのか、「コーリーの毒(※1)」や「丸山ワクチン」になぜ癌を縮小させる効果が見られるのかの説明がついた事になるからである。
※1 コーリーの毒:
ウィリアム・コーリー:(1862〜1936年)「免疫を活性化してがんを治療する」という考えを世界で最初に実践した米国の外科医。
悪性腫瘍の研究家であり、悪性腫瘍に対する免疫療法において先駆的な業績を残した。
1890年代初期、コーリーは、がん切除術後に感染症に罹患した患者の方が、罹患していない患者より経過がいい事に気付いた。
免疫系には、感染症だけでなく、がん細胞を攻撃する能力があると考え、数種類の病原菌の毒性を弱めるなどしたうえで、がん組織やその周囲に接種したところ、ガンが小さくなったり、消えたりした患者が出たという。
コーリーは感染が患者の癌からの回復を助けているという理論を打ち立てた。
そして彼は手術不能の腫瘍の患者に対し化膿レンサ球菌を直接注射する治療法を始めた。
この治療は多くの成功を収め、転移腫瘍に対しても効果を示した。
この治療法は発熱と本格的な感染を起こした際にもっとも効果を示した。
1893年1月24日に、初めてコーリーワクチンは使用された。
初めて治療を受けた患者はJohn Fickenという16才の大規模な腹部腫瘍を持つ患者であった。
数日間隔でコーリーはワクチンを腫瘍に直接注射した。
病気に感染した兆候は見られたが、病気自体には感染しなかった。注射をするたびに体温は上昇し、寒気が強まった。腫瘍は徐々に退縮した。
1893年5月までに腫瘍は5分の1に退縮した。8月までには残る腫瘍の成長はほとんど見られなくなった。この少年はその後他の抗癌治療を受けることなく、26年後に心臓発作で死ぬまで健康に過ごした。
コーリーはこの結果を発表し、19世紀の終わりまでにヨーロッパから北アメリカまでの42人の医師がコーリーワクチンの成功例を報告した。
1968年にこの研究は因子が特定され、TNFαと呼ばれるようになった。
【(カテゴリなし)の最新記事】
投稿者:がくがく|22:03
この記事へのコメント