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2021年06月09日

厚生労働省の精神疾患内訳


厚生労働省の最新の精神疾患統計は平成26年のものがあり、

平成26年に精神科を受診した人数が400万人程度と平成11年の200万人の倍になっている。

病名別の傾向として不安障害やうつ病の罹患者が増えていることがわかる。

上記の400万人はあくまで精神科などの医療機関を受診し、医師から診断名が判明したもので、

精神科を受診しない隠れうつ病や軽度の不安障害、それの一歩手前の自律神経失調症なども含めると

もっと心の病気のために密かに苦しんでいる人が多いと推測される。

日本の人口が1億2000万人とすれば、100人に5人程度の割合で、何かしらの精神疾患に罹患していると考えられる。

ただ、不安障害や強迫性障害、恐怖症、パニック障害、社会不安障害などは妄想や幻聴などの症状がほぼないため、

他人から見ておかしいと思われないから、自分から言わなければ知られないだろう。

普通の人でも自分が苦しんでいる睡眠障害や不安感、胃腸障害などは他人は知らないだろう。

経済状況を見れば平成11年はバブル崩壊後の不況の最中であり、

平成26年は自民党政権で経済が大幅回復しているさなかである。

好景気でも精神疾患が増えた原因は、うつ病という病気が社会から認知されるようになり

精神科や心療内科クリニックなどでの受診の敷居が低くなったことや、

情報化社会の進展で、すぐさま情報が拡散することでのこころの敏感性の弊害、

ISOに代表されるように顧客満足度の過剰な追求、品質向上の過度の追求のために

仕事や私生活でのストレスが増大したことが要因かもしれない。

しかし、インターネットを逆手に取り、ストレス疾患の治療法を広く知ることができるのも利点であると思う。

自分個人でセルフで治療する方法として、自律訓練法、運動療法、認知行動療法、栄養療法、音楽療法、

カウンセリング動画、瞑想法、呼吸法などいろいろあるが、個人にあう方法を見つけるのに時間がかかると思う。

医師から処方してもらう治療薬での方法もなかなか効果があると思うが、上記の自分でできる方法と組み合わせると直りは早いと思う。

私は上記の両方を活用して、ほぼ寛解に至っている。

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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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