季節的に3月から5月にかけて自殺者が増加することは統計で示されており、
私の高校の同級生も若くして職場の人間関係が原因で自殺で亡くなった。
今でいうパワハラ上司がいたようだ。
自殺するには精神的に不安定になっていることが多いと考えられるため、
まずは脳の過敏な働きを正常化するためには精神科や神経科にいって医師に話を聴いてもらい
安定剤などの薬を処方してもらうことが先決だと考えられる。
今回は、自分の所有する本の理論と自分自身の経験から、
うつ病や様々な神経症によいと考えられる栄養素を紹介しようと思う。
1、ビタミンB3(ナイアシン、ニコチン酸)
ナイアシンなどビタミンB3が不足すると不安症など情緒不安定になることが報告されている。
食品として栄養ドリンクのほか主にマグロやカツオなどの赤身の魚に含まれている。
2、ビタミンB1
体内で乳酸が増加すると不安感や気分が憂鬱になるといわれているが、ビタミンB1は乳酸を分解する働きをするため、不足すると神経過敏や不安感などが強まるといわれている。
3、ビタミンB6
精神の安定と脳内のセロトニンとの関係は明らかで、セロトニンの働きを良くするのがSSRIという抗鬱薬で有名である。
ところでセロトニンの合成にはトリプトファンという必須アミノ酸とセロトニンに変換するためにビタミンB6が必要であり、
ビタミンB6が不足することで脳内でセロトニンの合成が減ることでうつ状態になると考えられる。
4、カルシウム、マグネシウム
脳をはじめ体内で上記のミネラルが不足すると、神経過敏になったり、精神的に不安定になることが経験的に知られている。
5、オメガ3脂肪酸
食品に含まれる脂肪でも飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類の系統があり、飽和脂肪酸は肉類やバターなどに多く含まれ、
血中の悪玉コレステロール値を上げ、善玉コレステロール値を下げ、動脈硬化や成人病のリスクを上げるなど
体に悪い作用があると言われている。
ところが不飽和脂肪酸はその逆でコレステロール値を改善するばかりか、脳や目の瞳の構成成分だったり、
脳の修復に関係しているのではと自分がサプリメントを摂取した経験で感じる。
オメガ3系列の脂肪酸は人体内では合成できない不飽和脂肪酸であり、経口にて摂取する必要がある。
オメガ3系列の食品として、アマニ油、青魚に含まれるDHAやEPA、えごま油が代表的である。
6、野菜または野菜ジュース
以前にも紹介したが、国立系のある研究機関の追跡調査の結果、野菜を多く食べる人の自殺率が低いとのデータがあり、
野菜の成分の中に脳内の働きを正常化する何かの物質が含まれていると推測される。
よって、野菜を多く食べるか、時間が無いなら、野菜ジュースを毎日飲む習慣がよいと経験的に感じる。
最近の野菜ジュースには30種類ほどの野菜が含まれており、200cc前後で1日分の野菜がとれるとの製品が市販されている。
私も野菜ジュースはストレスと悪玉コレステロール対策に頻繁に飲んでいるが調子がよいと感じる。
7、コエンザイムQ10
この栄養素もドラックストアで販売されているが、還元型がおすすめだ。
コエンザイムQ10は細胞でエネルギーを産生するのに必要な物質であり、老化やストレスで消費されやすいといわれている。
細胞活性が低下すると疲れやすく元気がでなくなると考えられる。
今までいろんな栄養素を試して感じたことは、摂取しはじめてから体の調子が良いほうにかわったと感じるのに早くて2週間程度、遅くとも1か月でわかると思う。
2か月摂取しても体になんらよい感じを感じないなら、その栄養素を体が必要としていないと考えられる。
私が栄養の知恵を提供する理由は、医療機関では薬などの保険がきくもの以外は処方してくれないことと、
医師が栄養指導をしてくれないことがほとんどで、症状がひどくなると更に薬の種類を増やすなどで対処しようとする医療機関の姿勢に疑問を呈しているからだ。
必須脂肪酸や必須アミノ酸、カルシウムやマグネシウムなどすべてが人体では合成できないばかりか、
日々代謝されて体内で消費され、消費されれば尿や便、老廃物となって体からでてゆくため、食品で摂取する必要がある
私は過去にある慢性疾患で苦しんだが、最終的には病院で病気が治ったのではなく、
サプリメントや健康食品、食事療法をきっかけに病状が改善したためだ。
したがって、医師の治療法が絶対という風には考えず、医師からは必要な治療薬をもらいつつ、
自分に必要な栄養素や食品の摂取の両方で自分の不調を改善するのがよいと考えているためである。
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