2011年08月01日
デヴィッドを追え 個人情報が危ない
BS世界のドキュメンタリーにて視聴
イギリスは世界3位の監視社会と言われているらしい。
町の至る所に防犯用監視カメラが存在し、政府は膨大な個人情報をデータベース化している。
そのデータベースの情報が漏洩し、デヴィッドのところにも「娘の個人情報が漏洩した。」と知らせが来た。
それを期にデヴィッドは個人情報について調査をはじめ、政府だけでなくネットプロバイダやクレジットカード会社等あらゆる民間企業に個人情報開示請求を行い、その把握されていた個人情報の膨大さに唖然とする。
そこで一つの実験として行方不明となり、探偵に頼んで自分自身を探してもらうよう依頼する。
期限は30日。
それまで逃げ切れるかというエンターテイメント色のあるドキュメンタリー。
こういうのを実験型ドキュメンタリーと名付けよう。
ありとあらゆる未知なるハイテク技術で個人情報を辿り、デヴィッドを追い詰めていくのを期待したのだが、割と良く知られたローテクな探偵の行方不明調査ばかりが目立つ。
途中釣りメールを出してうっかりデヴィッドが開いてしまうという件があるのだが、結局それも「GPS機能のあるPCで開いているわけじゃないから細かくは特定できない。」という、なんだかお粗末な結果に。
結局実際の居所に近付くのは「母親に会いに行くはずだ。」とか、そういう勘的な発想が元になっていたり、デヴィッド自身が「結局一番安全なのは森でキャンプだけど、それじゃあ本末転倒なので」とか言ってあえて町にいたり、終始エキサイティングじゃない。
なのにデヴィッドは一生懸命追い詰められている感を演出し、ちょっと空回り気味。
最終的には妊娠している妻の検査に立会いに病院に行ったところを事前に病院に嘘の電話を入れて検査日を掴んでいた探偵に見つかってジ・エンド。
逃亡18日目の事だった。
まあ確かに個人情報が関係してはいるけど、ずいぶんローテクな探索方法じゃないか。
個人情報が危ないのは誰しも感じてる事で、このハイテクな世の中で一体どんな未知の危険性があるのかが普通の関心事だと思う。
残念ながらこの作品ではそういった未知の危険性はほとんど取り上げられていない。
探偵がその気になれば普通の人の住んでいる所位簡単に突き止められる事は誰だってわかってるっちゅうの。
イギリスは世界3位の監視社会と言われているらしい。
町の至る所に防犯用監視カメラが存在し、政府は膨大な個人情報をデータベース化している。
そのデータベースの情報が漏洩し、デヴィッドのところにも「娘の個人情報が漏洩した。」と知らせが来た。
それを期にデヴィッドは個人情報について調査をはじめ、政府だけでなくネットプロバイダやクレジットカード会社等あらゆる民間企業に個人情報開示請求を行い、その把握されていた個人情報の膨大さに唖然とする。
そこで一つの実験として行方不明となり、探偵に頼んで自分自身を探してもらうよう依頼する。
期限は30日。
それまで逃げ切れるかというエンターテイメント色のあるドキュメンタリー。
こういうのを実験型ドキュメンタリーと名付けよう。
ありとあらゆる未知なるハイテク技術で個人情報を辿り、デヴィッドを追い詰めていくのを期待したのだが、割と良く知られたローテクな探偵の行方不明調査ばかりが目立つ。
途中釣りメールを出してうっかりデヴィッドが開いてしまうという件があるのだが、結局それも「GPS機能のあるPCで開いているわけじゃないから細かくは特定できない。」という、なんだかお粗末な結果に。
結局実際の居所に近付くのは「母親に会いに行くはずだ。」とか、そういう勘的な発想が元になっていたり、デヴィッド自身が「結局一番安全なのは森でキャンプだけど、それじゃあ本末転倒なので」とか言ってあえて町にいたり、終始エキサイティングじゃない。
なのにデヴィッドは一生懸命追い詰められている感を演出し、ちょっと空回り気味。
最終的には妊娠している妻の検査に立会いに病院に行ったところを事前に病院に嘘の電話を入れて検査日を掴んでいた探偵に見つかってジ・エンド。
逃亡18日目の事だった。
まあ確かに個人情報が関係してはいるけど、ずいぶんローテクな探索方法じゃないか。
個人情報が危ないのは誰しも感じてる事で、このハイテクな世の中で一体どんな未知の危険性があるのかが普通の関心事だと思う。
残念ながらこの作品ではそういった未知の危険性はほとんど取り上げられていない。
探偵がその気になれば普通の人の住んでいる所位簡単に突き止められる事は誰だってわかってるっちゅうの。