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忘れられたヒマワリ〜中国“知識青年”たちの闘い〜



毛沢東によって都市部の若者が辺境に送られた「下放」。

その若者達は使命に燃え、「知識青年」と称えられた。

だがしかし、現実はただの人減らしという側面もあった事は否めない。

教育を受けることなく辺境で激務に殉じて来た彼らは経済発展の流れに乗る事ができず、いわば見捨てられた存在となった。

主人公はそんな同士達への保証を求め、知識青年の全国大会を企画する。

経済的に成功した知識青年達を巻き込んで大会開催へ向け順調に進んでいるかと思いきや、政府を恐れる関係者によって徐々に大会の目的が軟化していく。

結局ただの同窓会的なシンポジウムに落ち着いてしまう事になり、主人公は落胆するが、当日蓋を開けてみると、参加した一部の知識人が政府を痛烈に批判する。

結果当初の目的に少しだけ戻った形で大会は終了し、主人公は確かな一歩を確信するのであった。

という中々ドラマティックな作品でしたよ。

多かれ少なかれどの国でも国家の政策に翻弄され、裏切られ、惨めな思いをしてきた人達がいる。

だからと言って無視するのではなく、現代の発展の影にある犠牲にもスポットを当てそこに向き合う事は贖罪という意味だけでなく、今後の発展に対し安易な決定をしない為の良き教訓となる。

   
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