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イギリスの能天気な活動家が15000個のサッカーボールをアフリカ各地を周りながら配る話。

崇高な大志があるわけではなく、割とシンプルに「ささやかな贈り物」と称して配り歩いていく。

当然もらった子供達は大喜びするわけだが、ただそれだけっちゃあそれだけの話。

立ち寄る先々の現状にショックを受けたり子供の笑顔に元気付けられたりしながら、活動の意味を少しずつ深めていく。

最終的には他の必要な支援とコラボするような形に発展する可能性を示して終わる。

思慮の浅い支援ってのはなんとなく嫌な感じがする事もあるが、これは難しい事は考えずシンプルに行ってもいいのかもと思わせる実直さと純情さがあった。

ラストの締めのセリフがそれをうまく物語っている。

「僕達がこの旅を通して学んだ事は、間違いを犯すのはいつも大人で、犠牲になるのはいつも子供という事。僕達の活動はそんな子供達に希望を取り戻すためのささやかな試みです。15000の笑顔がその成果です。」

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