2011年07月08日
彼らに会ったらよろしく
皆さんは、新生NRBQの新作、"Keep This Love Goin'は、お聴きになられたでしょうか?
私は、最初の1音が出た瞬間、思わず「あー、NRBQだ」と感じました。
The Terry Adams Rock & Roll Quartetが、正式に(?)名前を襲名したわけですが、素直には納得しがたい方も多いかと思います。
私もそんな一人でしたが、アタマの数曲を聴いて、「NRBQとは、Terry Adamsのことである。」という言葉が浮かんできました。
あのキーボードの響き、Terryの声こそ、NRBQだったのだと…。
どちらかと言えば、Joey派の私としては、複雑な気持ちですが、一聴後の率直な感想です。
私が、かねがねNRBQの大きな特質と感じていた「混沌と狂気」は、そのまま新生NRBQに引き継がれていると感じました。
でも、仮にNRBQに、混沌に対する秩序があったとすれば、それはBig Alであり、Joey Spampinatoであったに違いありません。
1. Let Him Think on That
2. You Wanna Be Free
3. Baby oh Baby
4. Refined Man
5. My Mother's Mother's Day Card
6. Girl in My Dream
7. I Say Good Day Goodnight
8. Boo-Da-Ba
9. A Bear Is a Bear Is a Bear
10. Come On, Come On
11. Let's Run Away
昨年ひっそりとプレスされ、ライヴ会場のみで販売されていた(らしい)、Spampinato Brothersのアルバムが、ついに正式リリースされるようです。
ディスクユニオンで予約受付が開始されました。
また、日本盤には、"Japan"と"Don't Loose It"いうボートラが2曲追加されるようです。
さらに、日本公演が行われるとのことで、併せてインフォされています。
9月17日(土) 渋谷 Cliub Crawl
9月18日(日) 吉祥寺 Rock Joint GB (ゲスト有り)
関東圏の方は行くほかないですね。
私は、関西圏で、しかも出不精のおじさんなので辛いです。
呼び屋さんにがんばれと言いたいです。
なお、現時点で、ディスクユニオンの発表には含まれていませんが、横浜公演も計画されています。
9月19日(月) 横浜 黄金町 試聴室
YouTubeの動画で、Spampinato Brosを聴いた限りでは、NRBQの中で、日本人の心の琴線に触れる要素は、Joey Spampinatoが担っていたのだと、強く感じるところがありました。
ベタなポップス好きとアバンギャルドな音楽性が同居していたのが、Terry Adamsだったのではないでしょうか。
彼の場合、音楽そのものだけでなく、行動にも奇行が表れていた気がします。
その点、JoeyやBig Alには、素直にルーツ・ミュージック好きの顔が見えていた気がします。
異論は当然あるでしようが、Terry → Joey → Alの順に、分かりやさが増すような気がします。
その個性が交わった化学反応が、NRBQだったわけです。
New Rhythm and Blues Quartetと名乗りながら、ときにR&Bの匂いが散漫な場合があるなあ、と思っていたのは私だけでしょうか。
Terry抜きのの編成なら、もっと分かりやすく、古いR&Bのカバーを交えたバンドをやっていたのかも知れません。
古いジャズ小唄のレパートリーが、主として誰の趣味なのか知りたいです。
ちなみに、私は、近年のTerryの仕事では、Steve Fergusonとやった、06年の"Louisville Sluggers"が気に入っています。
私は、NRBQのファンではありますが、実は、彼らが解散していたことに長く気付かなかった人です。
こうして、派生バンドのアルバムが揃うことによって、そもそもNRBQとは何だったのか、ということが、改めて明らかになるかも知れないな、と私は考えています。
リリースを楽しみに待ちたいです。
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テネシーにノッアウト!
やっかいごとはごめんだよ
私は、最初の1音が出た瞬間、思わず「あー、NRBQだ」と感じました。
The Terry Adams Rock & Roll Quartetが、正式に(?)名前を襲名したわけですが、素直には納得しがたい方も多いかと思います。
私もそんな一人でしたが、アタマの数曲を聴いて、「NRBQとは、Terry Adamsのことである。」という言葉が浮かんできました。
あのキーボードの響き、Terryの声こそ、NRBQだったのだと…。
どちらかと言えば、Joey派の私としては、複雑な気持ちですが、一聴後の率直な感想です。
私が、かねがねNRBQの大きな特質と感じていた「混沌と狂気」は、そのまま新生NRBQに引き継がれていると感じました。
でも、仮にNRBQに、混沌に対する秩序があったとすれば、それはBig Alであり、Joey Spampinatoであったに違いありません。
Pie In The Sky
The Spampinato Brothers
The Spampinato Brothers
1. Let Him Think on That
2. You Wanna Be Free
3. Baby oh Baby
4. Refined Man
5. My Mother's Mother's Day Card
6. Girl in My Dream
7. I Say Good Day Goodnight
8. Boo-Da-Ba
9. A Bear Is a Bear Is a Bear
10. Come On, Come On
11. Let's Run Away
昨年ひっそりとプレスされ、ライヴ会場のみで販売されていた(らしい)、Spampinato Brothersのアルバムが、ついに正式リリースされるようです。
ディスクユニオンで予約受付が開始されました。
また、日本盤には、"Japan"と"Don't Loose It"いうボートラが2曲追加されるようです。
さらに、日本公演が行われるとのことで、併せてインフォされています。
9月17日(土) 渋谷 Cliub Crawl
9月18日(日) 吉祥寺 Rock Joint GB (ゲスト有り)
関東圏の方は行くほかないですね。
私は、関西圏で、しかも出不精のおじさんなので辛いです。
呼び屋さんにがんばれと言いたいです。
なお、現時点で、ディスクユニオンの発表には含まれていませんが、横浜公演も計画されています。
9月19日(月) 横浜 黄金町 試聴室
YouTubeの動画で、Spampinato Brosを聴いた限りでは、NRBQの中で、日本人の心の琴線に触れる要素は、Joey Spampinatoが担っていたのだと、強く感じるところがありました。
ベタなポップス好きとアバンギャルドな音楽性が同居していたのが、Terry Adamsだったのではないでしょうか。
彼の場合、音楽そのものだけでなく、行動にも奇行が表れていた気がします。
その点、JoeyやBig Alには、素直にルーツ・ミュージック好きの顔が見えていた気がします。
異論は当然あるでしようが、Terry → Joey → Alの順に、分かりやさが増すような気がします。
その個性が交わった化学反応が、NRBQだったわけです。
New Rhythm and Blues Quartetと名乗りながら、ときにR&Bの匂いが散漫な場合があるなあ、と思っていたのは私だけでしょうか。
Terry抜きのの編成なら、もっと分かりやすく、古いR&Bのカバーを交えたバンドをやっていたのかも知れません。
古いジャズ小唄のレパートリーが、主として誰の趣味なのか知りたいです。
ちなみに、私は、近年のTerryの仕事では、Steve Fergusonとやった、06年の"Louisville Sluggers"が気に入っています。
私は、NRBQのファンではありますが、実は、彼らが解散していたことに長く気付かなかった人です。
こうして、派生バンドのアルバムが揃うことによって、そもそもNRBQとは何だったのか、ということが、改めて明らかになるかも知れないな、と私は考えています。
リリースを楽しみに待ちたいです。
Be Here Now by The Spampinato Brothers
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【パブ・ロック、バー・バンドの最新記事】
投稿者:エル・テッチ|14:06|パブ・ロック、バー・バンド
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