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2020年09月20日

健気に弱い

健気、<けなげ>と読む言葉だが、最近、この健気な様子に出会うと、めっぽう涙もろくなった。念のため言葉の意味を確認すると、いくつかある意味の中で、「殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。「一家を支えた健気な少年」・・・」とある。なるほど、そうそうその通り、殊勝なさま、これに弱いんだ!

今日は、奈良団扇の伝統を支える親子の話をテレビで見て泣いた。(東京では、ずいぶん前に放送されたテレ東の番組です)
200920奈良団扇.jpg
(画像は、奈良団扇のホームページより)

何代も続く奈良団扇の伝統を受け継ぐ家に生まれた息子さんが、まだ幼い頃に、職人であった御父上が急逝される。途方にくれる奥様、しかし、彼女は、その伝統を守り受け継ごうと、小さな子供を育てながら、伝統の技を自分がつないでいき、ついには伝統工芸士にまでのぼりつめて、団扇を作り続ける。その母の姿を見ていた幼い次男は、12歳くらいで、その仕事を継ぐことを決意したという。しかも、長男は、ロボット技術に興味があり、その道を極めたいと思っていたので家を継ぐことに迷いがあり、兄弟で相談した時に、弟は、自分が団扇作りを継ぐから、と兄ちゃんに言ったという。そして、兄は、現在、ロボット工学分野で、有名な大学教授になっているという!・・・ねえ。ここまで読んでも涙が出るでしょう。これが「健気」です!だめだ、また涙が出てきた。

年をとると涙もろくなるのは、人生の楽しさや悲しさの経験がたくさん脳にストックされていて、何か心に響くことがあると、その人生のストックの中の事例と瞬時に重ね合わせて、心が強く反応して動くからだ、というような話を読んだことがある。実際そんな感じはあるかもしれない。
健気な心が残っている限り、日本人ならではの美学や優しさもきっと生き続けてくれるだろう。

#奈良団扇














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