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2020年09月19日

富山のフクラギ

フクラギという魚の名前をご存知だろうか?実は、出世魚であるブリの幼魚で、生後1年未満で、30cm前後くらいのサイズのものを富山県ではこう呼ぶ。秋に旬を迎える美味しい魚だ。コヅクラ→フクラギ→ガンド→ブリ、という具合に名前が変わるのだが、ちょうどふくらはぎくらいだからふくらぎという説もある。福が来る魚=福来魚と書いてフクラギと呼ぶというのが、最近では主流になっているようだが、私は、この漢字表記には子供の頃からほとんど接した記憶がないので、今だにどうもこの説はあまり納得していない。(富山弁研究家だった叔父が生きていれば教えてもらえただろうが・・・)
200919フクラギ.jpg  
(画像は、PRIDE FISHより)

成魚となり、脂がのった冬の寒ブリも良いが、富山県民には、ブリは脂っこくてしつこいから、さっぱりしているフクラギが好きだという人も多い。かくいう私の父もその一人だし、私もどちらかというとそうだ。子供のころから、わが家の食卓にのぼる刺身や焼き魚は、ブリよりフクラギのほうが圧倒的に多かった気もする。(もちろんブリより安いという大きな理由もあったのだろうが)

先日、東京から家内と息子が来た時に、夕食用の刺身を買いに出かけたら、家内はフクラギの刺身用の半身を見て、その新鮮そうな見た目と価格の安さに感激し、即座にこれを求めた。大きな切り身だったので、半分を刺身にして、残りは私の希望で、味噌漬け用に残してもらった。その日の夕食、家内と息子は、大量の刺身を、パクパクと気持ちの良い食べっぷりで平らげた。

昨日、父の体調が少し悪かったことを投稿したが、数日前からおかゆなどを口にすることができるようになった。今日は、ふと思いついて、味噌漬けのフクラギを焼いて細かく身をほぐし、おかゆにまぜて食べさせた。おいしい、と言いながら、父はおかゆを完食した。フクラギを食べて父が元気になってくれるのなら、なるほど福来魚かもしれない。

#フクラギ














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