とはいえ、数年前だったか、GWに雪が降ったことがあった。ちょうど東京を車で往復した頃だったが、幸いその時はまだスノータイヤを履いていて、雪を気にせずに安心してドライブができた。以来、GWが終わるまでは、タイヤを掃き替えなくなった。
そんな事を思い出しながら、夕食に、春の味覚のひとつであるホタルイカを久しぶりに楽しんだ。
産地に住んでいるのに久しぶりというのも妙だが、実は、産地だけにスーパーで売っているホタルイカのパックがほとんど家族用の数人分の量なので、実質一人で食べる私には多すぎて、毎年、小さいパックを見つけた時の1〜2回くらいしか食べないことが多かった。
漁が始まって以来、今年は豊漁だというニュースがテレビでも流れていて、実際スーパーなどの店頭には、毎日数多くのホタルイカが比較的手ごろな価格で並んでいる。
そして、今日は、量の少ないパックが珍しく売られていたので、思わず手が伸びたという次第。
少し前は、白エビの時期、そしてホタルイカの季節。かますもおいしくなるし、初夏になれば、大間のマグロの若いのが、能登沖にやってきて、氷見港でも水揚げされる。
このマグロがまた美味しい。当然、少々高いけれど、この時期だけの美味しさである。
そして、山の幸といえば、筍の季節である。県内では、多くの美味しい筍が獲れる。わが家の周辺でも、我が町産や氷見産などあちこちの筍が店に並ぶ。
そんな旬の味を楽しみながら、季節の変化を感じられることは、本当に幸せだなとあらためて感じている。日本人が育んできた旬の味覚を楽しむ心は、素晴らしい文化財産だと思う。
ついさっき、SNSで友人が、ホタルイカの新しい食べ方を教えてくれた。
そんなこともまた、新たな時代の旬の楽しみ方かもしれない。
#ホタルイカ #旬の味
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