昨年は、日本人で初めて、松山英樹が優勝するという記念すべき大会であった。
松山が優勝した瞬間、解説の中島さんが声を詰まらせ、私も思わずつられて涙を流してしまった。
本当に年をとると涙もろくなる(笑)
(TBS)
そして今年は、自動車事故で復帰は絶望的か?ともささやかれていたタイガーウッズが、予選を通過し、最終日は、足を引きずりながらもプレーを続け、ボギーパットながらロングパットを決めたり、バンカーからピンそばに寄せたり、と往年のタイガーを彷彿とさせる見せ場を随所であったのはさすがである。相変わらず、何かが起きる、というようなワクワク感を我々に見せてくれた。
2位につけていたマキロイも、18番では、バンカーからの驚異的なチップインバーディーを決めるなど、最終日のサンデーバックナインは、相変わらず見どころ多数であった。
そして、最後は、11アンダーで他を圧倒して迎えた18番ホールでのシェフラーの、まさかの4パット。おそらく、ウィナーの最終パットが4パットになったのは、はじめてではないか?
松山は、残念な結果だったけれど、2日目までは2位につける活躍を見せてくれたが、パットにツキがなかったのが悔やまれる。今年はオーガスタの女神に微笑まれなかったようだ。
(Masters)
プレーを終えたタイガーが、イギリスのメジャーは、開催コースが毎年同じではないが、マスターズは、いつもオーガスタで行われ、先人たちの歩いたグリーンの上でプレーをするという他にはない大会だ、というような感想を語っていたことが印象的だった。こうして長年見ていると、プレーヤーだけでなく視聴者もまた、同じコースであることの楽しみを感じることが多くなる。
そして、こうして今年の感想を書きながら、非常に寂しいことは、いつもFBで投稿を交わしていた前職の会社の同期で、ゴルフの腕もプロ並みだった三島君の投稿がもはや見られないということ。彼のコメントを見ては返信して、FB上で会話しているのは楽しかった。
きっと彼のことだから、天国から見ながら、また辛口のコメントをしていたに違いない。
#オーガスタ
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