しかし、実は、大豆ミートの焼肉風レトルト食品である。
夕方スーパーに出かけたら、大豆ミートの新商品が目に留まった。しかも安い。
以前から、食材としての大豆ミートが、いつの間にかスーパーの棚で目につくようになったなあ、と感じていたが、今日見つけたのは、レトルト食品である。「焼肉」というのと、「唐揚」というのを買ってみた。ヘルシーでローカロリーな食品である。
何しろコロナが流行って以来、運動不足がすすみ、体重増加どころか、63歳までは30年前とあまり変わらないウェストサイズが自慢だったのに、あっという間に大幅にサイズが増えて、サラリーマン時代のスーツの殆どが着られなくなってしまった。困ったのは礼服で、2着のスラックスを、ウェストを伸ばす修正をしてもらったが、それでも1着は、はけなかった。以前は、毎日やっていたこんにゃくランチを、このところほとんど食べなくなったことも大きいかもしれない。
まあ、そんなわけで、大豆ミートには、このところつい目がいってしまうというわけだ。
夕食に食べてみたが、濃いめの味付けをしてあることもあって、焼肉風の印象は確かにあった。少なくとも、何も言われなければ、あっさりした肉だな、と思う人が多いだろう。
今や、大豆ミート食品は、大幅に増えている。これはあくまで個人的な見解だが、東京オリンピックによって、イスラム圏の人たちが、大量に訪れるということもあって、ハラル的な食べ物メニューが大幅に増えたことも追い風になったのではないかとも思っている。
ともあれ、ニュースなどでも、非常に食感が良くできているというようなことが報道されていたが、今日食べてみて、確かに、一昔前に比べて、食感や、風味は、素晴らしくお肉に近づいていると感じた。ウクライナ問題で、NGや石油などのエネルギー不安が拡大しているが、小麦などの食材についても不安が広がっている。食材の多くを輸入に頼っている日本にとって、肉に変わる大豆ミートなども、食材の巾を広げる意味でも、これからますますニーズが拡大することだろう。
とはいえ、夕食で一緒に食べたマグロの中トロの油の旨さは、やはり魅力である。大豆ミートには、肉の油の旨さは当然ない。本物のお肉の魅力とうまく組み合わせながら、食材の巾を拡げていくことも、SDG’s時代の食生活かもしれない。
#大豆ミート
【このカテゴリーの最新記事】