3月は、そもそも混む時期なので、案の定ディーラーは4月まで予約いっぱいだった。実家に帰って以来、いつも出している立ち合い車検の会社が予約できたので急いで持ち込んだら、ドライブシャフトのブーツが破損していて修理しないと車検を通せないといわれ、大慌てで持ち帰る。ところがディーラーは、修理受付もできないくらいの予約満杯で、何件か県内の欧州車対応の修理工場に連絡してみたが全てNG。
しかも、ディーラーに、このパーツの在庫もないという。
大急ぎで、昨日からネット検索をして、いつも頼りにしている欧州車対応の部品屋に問い合わせたが、適合部品の在庫はないとの回答。ディーラーのなじみのサービススタッフにお願いして部品番号だけは教えてもらったので、それを手がかりにしてあらためて検索を繰り返し、適合問い合わせなどを行い、ようやく今朝になって1件、使えそうなパーツを発見。適合確認の回答も、今日の昼過ぎに返信が来て、大丈夫とのことで、すぐに発注した。なんとか今週末までには入手できそうだ。
とここまで書きながら、実は、久しぶりにパーツ探しをやっていて、結構楽しんでいる自分に気がついた。この10年くらい、ネットのおかげで、ずいぶんと色んなパーツを、リーズナブルな割安価格で入手してきたことを思い出していた。ちなみに、今回のパーツは、ディーラーの純正部品の30%くらいの価格で手に入った。あとは、ディーラーではない工場で、無事取り付けできるかどうかであるが、この数年ずっと私の車の車検を担当してくれているメカニックの青年が、部品があるならぜひ作業をやりたいと言ってくれたので、彼を信じて任せることにした。正規ディーラーではないので、当然リスクはあるのだが、まあ、東京用のこの車も、もはや古い車なので、思い切ってトライすることにした。
クルマは、こんな風にして整備の人たちと気が合ったりして仲良くできると、なにかと面白い対応が生まれるものだ。実は、整備をしている人にとっても、ルーティンワーク以外の新しいチャレンジは、結構楽しいことなのだと思う。少なくとも、作業をやりたいと言ってくれた彼の笑顔にはそんな気持ちがあふれていた。私は、そういう姿勢が大好きだし、欧州車など古い車に乗る楽しみは、こういう熱い思いのやりとりも魅力のひとつというところもある。なんとか、うまく修理が終わって、車検が完了することを祈っている。
#欧州車の整備 #欧州車のパーツ探し
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