私が、ブログ用にメモしているものを見たら、2月8日の日経ニュースで、日産がエンジン製造中止というニュースの見出しをメモしていた。ガソリンエンジン技術が、どんどん終焉を迎えようとしている、とメモをした時には、世の中の余りの勢いにちょっと驚いていた。
(日経)
それから約1ケ月、今度は、HONDAとSONYが、EV開発で提携することを発表した。
日経新聞によれば、年内に共同出資会社を設け、両社で開発したEVを2025年に発売するという。正直、EV開発においては、HONDAは、どちらかというとトヨタや日産に後塵を拝している観がある。SONYにしても、これまで自動車関連でのIT技術開発については、あまり実績はないのではないかと思う。弱者連合と皮肉る人もいたらしいが、どちらも、他者とは一味違う技術開発を常に実現して個性を発揮してきた伝統を持つ会社である。
EVには異業種の参入が相次いでいる。ソニーのIT(情報技術)とホンダの生産技術などを結びつけることで、先行する米テスラなどに対抗する新たな自動車の未来を感じる。
EVへの世界的なシフトが生み出す600兆円市場を巡って、業種の垣根も越えた新しい再編の動きを象徴する提携だと感じた。
この二社から、まったく新しい形のEVアプローチが生まれるのではないか?
最初に乗った車は、中古のHONDAZで、最初に自分用に買ったTVが、SONIのサイコロ型モノクロTVで、ずっと両企業のファンである私としては、そんな期待を感じながら、今後もその動きを注視していきたい。
#HONDAとSONY
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