そんな中で、もう一つの戦争も静かに進行している。
それは、インターネットでの戦いだ。
国際的なハッカー集団として有名なアノニマスは、26日、ロシアの政府機関ウェブサイトを標的とするサイバー攻撃を実行したとツイッター上で表明した。ロシアのウクライナ侵攻への報復だという。直接の因果関係は不明だが25日以降、ロシア外務省や国防省など複数の政府機関サイトが閲覧しにくい状況が続いている。米CNNによるとロシア政府はサイバー攻撃被害を否定しているという。
(アノニマスのシンボル画像/日経新聞)
ロシア侵攻後、ウクライナでは、国の運営するサイトなどが閲覧できなくなるなどのトラブルが、続いている。おそらくロシアによる情報御妨害工作などではないかと思われる。
今や、兵器を使った実際の戦争と並行して、インターネットをかく乱する活動は、ネット上での重要な戦略となっている。各国政府政府発信の様々な連絡から、情報収集まで、インターネットが使えなくなることは、大きなハンディキャップとなるというか時に致命的な機能障害となり得る時代になっている。
現在、国際的なハッカー集団や、インターネットでの様々な攻撃を行う組織の活動が活発な国と言われているのは、ロシア、中国、そして北朝鮮である。もちろんそれ以外にも中東から欧州まで、各国によって様々なネット上の駆け引きが行われていることだろう。
ちなみに、アノニマスというのは、匿名とか無名の、という意味である。インターネットは匿名で様々なアクションを行うことができる。発信者を特定できないようなことも数多い。
我々の身近な生活レベルで起きるトラブルから、国家をゆるがす事態まで、様々な局面でインターネットは関わっている。
ウクライナの大統領は、携帯から映像を発信して、それが世界中のニュース二流れる。ウクライナから非難する人たちの悲しみや苦しみも、SNSやインターネットでの動画を通じて発信される。
実弾での戦いと並行して、インターネットでの情報戦は、もはや当たり前の時代となっている。
#アノニマス
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