暦の上では、春というわけだが、立春に寒波がやってくることも多い。
ここしばらく雪が降らず、主な道路の雪も消えてきていたが、節分が終わって、シベリヤからの寒波がまたやってきた。
今日は、久し振りにしっかりした雪の降り方で、「積もるぞ」という予感を感じさせる降り方であった。今朝からの雪は、昼前にあっという間に屋根に積もり始めた。
午後には、大雪警報も出され、天気予報では、明日の夕方までに、平野部でも60cmくらいの積雪になるのではないかとの見通しを報じていた。
夕方家の前を見たら、融雪装置に負けず、「積雪の種」になるような雪が道に積もり始めていた。
少しでも明朝の雪の量を減らすために、玄関先と車庫前の雪だけを除雪したが、まあおそらく空しい抵抗だろう。明朝には、あらためて、しっかり雪かきをすることになるだろう。
子供の頃から雪を見ているから、積もる雪の降り方というのは、なんとなく感覚的にわかる。たぶん雪国の人はみんなそうだと思う。路面温度がずっと零度以下になり、積もった雪がすぐに解けず、降り積もっていく。降ってくる雪も、北陸の場合には、ちょっと大きめのボタン雪と言われるような大きくて重い雪が、密度を上げて降ってくると、これは積もるなあと感じて、だいたい当たっている。
家の向かいのお寺では、今日のうちに積もった雪を、少しでも減らしておいて、明日の積雪に備えようと、住職が、除雪機を使って除雪をされていた。
2月いっぱいは、降ったりやんだりになって、まだ数回は雪かきをすることになるのだろうか?雪国の生活は除雪との日々が繰り返しながら、春を待つのである。
春よ来い、はーやく来い!
#大雪警報 #立春の雪
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