NHKの情報サイトの図では、19時55分時点の情報で9万7千人弱となっているが、日経新聞では、19時21分の情報として、10万人を超えたと報道している。
(画像はNHKサイトより)
この日経の数字は、大阪市による入力遅れの上乗せ分を含めたものだというが、2週間前の2倍を上回る数字である。
私もブログで書いたが、1万人を超えてから約3週間でほぼ10万人に達したことになる。
変異ウイルス「オミクロン型」の感染力の強さは、本当に恐るべきものである。
不幸中の幸いは、確かに初期の感染拡大に比べて、中等症や軽症の冠者が多く、重症者の比率が少ないことだが、それも医療機関がひっ迫してくれば、対応が行き届かず、救える命が助けられなくなることも考えられる。
今日は、ローカルニュースでもうひとつ印象的な話題があった。
ゴミの収集スタッフに感染者や濃厚接触者が広がった場合には、ゴミの収集がオド凍る可能性があり、週2回の取集を週1回に減らすなどの対応策なども想定して関係部署がスタンバイして、シュミレーションを行っているという。
確かに、東京などの大都市で、もしゴミ収集のスタッフに、クラスターなどが発生してしまった場合には、あっという間に、東京のゴミ処理能力が停滞し、町にゴミがあふれだすかもしれない。
もちろん、以前から言われている通り、医療関係者の感染者が増加すれば、もっとも直接的に患者の治療に支障をきたしてしまう。
そして、私もその一人だが、要介護者を抱えているお宅にとって、介護施設に感染が出た場合には、介護サービスがストップしてしまう。老人ホームなどの介護施設のスタッフに発生した場合にも同じことだが、自宅介護の場合には、いきなり入浴をさせられないとか、訪問介護が受けられないとかという事態になれば、その日から介護をしている人間の負担が急増する。
10万人という感染者数の単位を見ると、これは、もう簡単に止められない次元に突入したのではないかという恐ろしさを覚える。
ずっと同じことを書き続けているかもしれないが、どうかこれ以上感染拡大しないように、感染が収束していくことを心から願うばかりである。
#コロナウィルス感染者10万人
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