とはいえ、正力さんの出身県で読売新聞の強いエリア、巨人ファンの県であったので、ずっと巨人を応援してきた。子供の頃には、柴田、堀内、などの巨人選手が講演会のようなイベントで我が町にもやってきて、私は会場入り口で転んだ時にちょうど通りかかった柴田さんに抱き起してもらった。
少年マガジンの表紙は、王、長島、大鵬、朝潮という世代なので、当然意識には、巨人の選手が強く刷り込まれている。
そんなこともあってか、熱心なファンではないが、ここぞという時には、やはり野球を見たりもする。
ヤクルト3勝、オリックス1勝で迎えた日本シリーズ、久しぶりに東京でヤクルトの胴上げが見られるかと思って、試合開始からゲームを楽しんだ。
地デジの中継でなく、NHKBSでの中継を見ていたが、解説は藤川球児と和田一浩。
以前もそう思ったが、藤川氏の解説を聞いていると、ピッチャーとキャッチャーとバッターの駆け引きがよくわかって、ゲームの面白さが倍増した。あまり詳しくない私でも、配球の重みや巧さ、継投の良し悪しなどをあらためて堪能できた。
試合は追いつ追われつの戦いとなり、さすがは天王山、という感じだったが、結局、オリックスが意地を見せて、優勝の行方は、神戸での戦いに持ち越しとなった。
東京ドームでの優勝シーンは見られず残念だったが、さて、今年の日本シリーズは、どのような決着となるのだろうか?
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