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2021年11月02日

キッチンで吉本ばなな

終活とわざわざ言わなくても、100年古民家を毎日片づけてゴミを減らすことは、父と私の終活といえば、まあそんなものでもある。

地方政治家時代の書類をほとんど捨てられない父の血を受けてか、私も本や印刷物がなかなか捨てられない。大学生の頃は、雑誌の編集の仕事をやりたかったということもあって、雑誌は特に捨てられない。BRUTUSなど創刊号から何百冊かはまだ残っている。富山に転勤した時の荷物もいまだにたくさんあるし、東京の家に置けなくなった本もずいぶんこっちに来ている。

そんなものを整理というか、時々眺めていたら、吉本ばななの「キッチン」を見つけた。奥付を見ると、93年の70刷!とある。初版は、88年の作品である。買った時に読んだと思うのだが、さて、まったく内容が思い出せない。(そもそも私は昔から、見た映画や読んだ本の内容をあまり覚えられないという特技があるので何とも言えない(笑))
DSC_1607.JPG

そんなわけで、最近の私のリビングであり書斎でもあるキッチンで、昨日と今日とで、それを読んだ。当時話題になった実質的なデビュー作だったと思うが、読んでみたら、どうも読まずにそのまま本棚に置いていたように感じた。つまり読んだという記憶が蘇ってこなかった。
いや、最近は、私もオヤジに近い認知症もどきかもしれないので、定かではない。まあいいや。しかし、80年代に自分が感じていたようなものの感じ方のようなものの共通感覚があった。なんともいえない人との関係のあり方のようなものが、80年代の私の中にも潜んでいた感覚とつながるような気がした。30数年経ってから、昔の感じ方や心のありかたみたいなものをちょっと思い出した。ちなみに、ばななさんは、私の10才下になる。

御父上である吉本隆明は、私が大学時代に大変人気があって、周りではみんな愛読していたが、私はどうもダメだった。正直いまひとつあわなくて、数冊読もうとしたが挫折した。まだどこかに「積ん読」が数冊あるかもしれない。

並行して、「さよならコロンバス」も読み返している。BGMは、ショパン以外では、サイモンとガーファンクルだったりする。

こんなふうにキッチンで過ごす時間も、それはそれで悪くない。
本当は、ソファも置きたい所である。

#吉本ばなな #キッチン













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