このプロジェクトのことは全く知らなかったので、へえーと驚きながら、朝日町という小さな町と地域課題の解決に、博報堂とスズキが連携して仕組みを作ったという話題は、今や田舎のジイサンである私にとっても、なんだか自分のことのように嬉しく誇らしかった。
(KNBニュースより)
「ノッカルあさひまち」と名付けられたこのサービスは、いわばマイカーを活用した送迎サービスだ。そこにDXを活用した仕組みを組み立てた。博報堂担当者の言葉を借りれば、「バスとタクシーの中間のようなサービス」というものらしい。
スマフォなどを使って車を予約し、家まででなく、近くのバス停のようなところまで送迎するというものだ。将来的にはLINEでも使えるようにしたいという。
博報堂としては、おなじような地域課題を抱える自治体に横に広げていきたいという目論見である。いい狙いだ。嬉しいね。(朝日町は県東部だから遠いけど、僕にもなにか声かけてほしかったな(笑))
私も、こういう発想を持ちながら地域課題と向き合っていかなければと常々考えてはいたが、このニュースで思いを新たにした。
地域交通システムについては、我が市でも同様の問題を抱え、以前走っていたバスが運行をやめて不便をかこっているお年寄りもいる。そこにもヒントとなるだろう。
その他にも地域課題の思いがけない解決とDXは、不可分の関係になっていくだろう。
コロナウィルスのワクチン接種で、我が市でも予約はLINEで行うのが、いちばんつながった。私もそうした。ワクチン接種の申込によって、子供や孫にやってもらう人だけでなく、自分でやった高齢者もたくさん生まれたに違いない。
ワクチンは、身近なDXの向上に一役買ったと思っている。
このプロジェクトの実績が、どのような広がりを見せるのか注視したいと思う。
#ノッカルあさひまち
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