1970年に首都圏初のFM局として産声を上げたTOKYO FM。僕が東京に住み始めたのは大学に入学する少し前からだから、1973年の2月頃だろうか。(高校の後半、少しさぼりました(笑))
開局当時はFM東京という名前だった。その印象が強いので、今でも東京FMと言わず、ついFM東京と言ってしまうこともある。
(東京FMHPより)
特別番組のオープニング曲は、エルトンジョンの「僕の歌は君の歌」だった。こんな記念番組のオープニングに何の曲を使うかを考えるのは、すごく悩ましいだろうな。
そして、番組の進行役は、坂上みきさんと住吉美紀さん。このキャスティングもまた色々悩ましかっただろう。二人とも同じ時間帯の朝の帯番組を長年担当してきた。実は、坂上さんは、私が新潟勤務時代に地元局のアナウンサーで、私はその局のPR担当だったので、良く仕事をご一緒した顔なじみである。
昔の番組ジングルが流れて、懐かしいパーソナリティや番組タイトルが登場する。サウンドロゴや懐かしい声と音楽は、思い出へのスイッチだ。
FM東海という実験局があって、それがFM東京になった。高校生の頃に、FM東海のことを何かで知って、聞いてみたいと思った。民間のFM放送という新しいメディアの可能性に未来を感じた。
あれから50年。47年前からFM東京を聞き始めた私も、広告会社に入り、仕事でラジオと係わる機会もあった。入社して間もない頃には、初代ジェットストリームの城達也さんにも録音でお会いしたことがある。当時のチームは、その番組のスポンサー会社の担当だった。確かジェットストリーム10周年記念パーティーにも、参加する幸運にも浴した。
ジングルや昔のパーソナリティの声を聞いていると、当時の思い出が蘇ってくる。
映像がない分、ラジオ番組には、思い出と強く結びつき、そして音を聞くだけで、その記憶を呼びさます力がある。
東京FM50周年、おめでとうございます。そしてありがとう。これからもどうぞよろしく。
#東京FM50周年 #ラジオ
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