正直、今までほとんど知らなかったパラスポーツの世界をたっぷりと見ることができた。オリンピックとは異なる次元の感動を数多く味わった。
(ヤフーニュースより)
自分がいかに不勉強で知らないことが多いかという事も学んだ。ハンディキャップがあっても、それを不屈の精神とものすごい努力によって、人間としての素晴らしい輝きに変える瞬間を何度も目撃することができた。
想像を絶する苦しみを超えてきたであろう選手の皆様は、ポジティブで明るい人が多かった。メダルを手にした選手の皆さんの涙と言葉に、私も何度も涙を流した。
信じられないほど鮮やかでスピーディーな車いすの操作技術に、舌を巻く競技がたくさんあった。
そして、車いすや義足などの用具のデザインと機能が著しく向上していることに、あらためて感心させられた。人に役立つデザインとテクノロジーの意義をあらためて感じた。
そんな数週間の間にも、コロナウィルスの感染は、収まる気配を見せず、変異したデルタ株は、ほぼ日本中を蔽いつくし、大都市の医療機関はもちろんのこと、地方においても、入院できず自宅療養する人が激増していた。
そして、パラリンピックの閉会式直前に、菅首相が、突然退任の意向を発表し、政局は混迷を深めている。
パラリンピックは、たくさんの感動や、15%もの身障者の存在など多くのことを私たちに教えてくれた。その教訓を活かすことがこれから始まる。そして、政局の混迷の中から、未来への明るい兆しが生まれることを願っている。
オリパラの終わりは、色んな意味で、新しい時代へのはじまりになることを期待したい。
#オリパラ閉会 #東京2020閉幕
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