(ヤフーニュースより)
暴力事件で出場停止処分を受けていた日ハムの中田翔が、突然巨人に移籍した。しかも、移籍後すぐにゲームに出場してホームランまで打った。
私は、スポーツについては、あまり詳しくない。野球も、時々見るけれど、わからないこともいっぱいある。
日ハムから、無期限出場停止処分を受けていた選手を、突然巨人が引き受けた。まあ、それは良いだろう。しかし、無期限出場停止処分という厳しい処分だったはず。それが、突然巨人に移籍し、長島さんにも励まされ寄付もしたから、などということで?免罪符を得て、すぐにゲームに復帰した?というのは、やはり、どうも割り切れない。
無期限出場停止処分、というのは、いわば、「反省するまでしばらく出場せず、稼ぎも減るが、それも含めて反省し、しっかりと自分を見つめ直して謹慎していなさい」ということだろう。それが数日で、チームが変わり、本人も十分反省していて寄付もしたから、ファンも待っているのでゲームに復帰させよう、というのは、日ハムファンも巨人ファンも、どうも割り切れない気持ちではないだろうか。いくら長島さんをかつぎあげても、納得できない。
百歩譲って、才能のある可愛そうな選手に手を差し伸べて、巨人が引き受けた、そこまでは良いかもしれない。しかし、移籍後すぐに出場させる、というのは、やはり筋が通らない気がする。じゃあ何日たってからならいいのか?と問われると答えに窮する。(誰か本筋を教えてほしい)
横浜市長選が終わり、横浜市立大医学部の元教授で、立憲民主党の推薦を受けた山中竹春氏が、元閣僚の小此木八郎さんに約18万票ものの大差をつけて、初当選した。
これもまた、コロナ対策で、政府に対して割り切れない気持ちを持っていた横浜市民が、小此木氏でも、現職の林文子氏でもなく、政治には素人の大学の先生を選んだ。
(その選択には、個人的には割り切れない気持ちも多少感じるけれど、それはまたいずれ)
菅政権に対する国民の気持ちもまた、やはり「割り切れない」ものであろう。やることをちゃんとやってほしいという思い、コロナ拡大を懸念する国民に対して、十分な説明を尽くさずに、オリンピックを強硬開催したことなどなど、国民にとっては割りきれない思いの連続であっただろう。それが、地元横浜市長選での敗北にもつながったといえる。
中田翔は、長島さんからのエールのお蔭か、急な試合出場でも、ホームランを打って期待に応えたが、菅さんは、横浜市長選で「針のむしろ」となり、さらに衆院解散と総裁選の仕切りで、本人のアイデンティティを問われる局面にある。
ああ、この国の状況は、本当に割り切れないことばかりだ。
#中田翔 #横浜市長選
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