北陸も大雨警報が出ていて、高岡市では、大雨の警戒レベル4が発令されている。
我が県内各地で警報や避難指示が出されている。私の町の山間部でも、避難指示や高齢者等避難が出ている。テレビのニュースでは、広島での大雨と水害の様子が報道されていたが、すさまじい状況だった。
数年前にも、こんな風に前線が居座ったことがあった。京都の渡月橋が流された時がそうだっただろうか?
(ヤフー天気図より)
太平洋高気圧の力が弱くて、オホーツク高気圧とせめぎあって両方の力が均衡して膠着状態となり、結果、前線が日本の真ん中に居座り、雨雲が作られ続けている。
線状降水帯によるものすごい雨が長く続く気候は、もはや、私が子供の頃の日本の夏の様子とは、明らかに激変している。昔は、フィリピンやマレーシア等のほうが、夏の日本よりも暑くて、日本の夏はまだ生易しかった。しかし、今や、東南アジアの国々より日本の夏のほうが暑くて雨も激しい。皮肉なことに、わざわざ札幌に会場を移したオリンピックのマラソンも、異常な暑さの中での開催になった。
ゴア元副大統領が、大統領選で戦った頃に、地球温暖化による気候変化のシミュレーションで繰り返しプレゼンテーションされていた映像は、今や現実化して激しさを増している。
この前線も、また、かつてのように、来週まで居座り続けるという。また、長雨による被害が続出しなければよいが・・・・
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