しかし、その一方で気掛かりなのが、大量のキャンセルである。自衛隊が東京、大阪に開設した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターでは、直前キャンセルが、1週間で7401件にものぼったという。接種数の11%くらいに相当するというようなことも書いてあった。
キャンセルになると、保存も難しいいわば「生もの」のような今回のワクチンは、場合によっては廃棄せざるを得なくなることもあるだろう。関係者からは、キャンセル分は、できるだけ有効利用するような工夫をしたいとのコメントもあったようだが、はたしてどうなのだろうか?
早く接種をしたいという気持ちは、私なども同様で、多くの方が同じ思いだろうと思っていたが、たまたまネット記事の同じページに、読者からの投票によるデータのグラフ画像があり、すぐに打ちたいと言う人は意外にも45%弱で、当面受ける気がないと言う人が30%近くもいる。その他様子を見てから打ちたいと言う人が23%位である。(出所などが明記されていなかったので、信頼性は不明です)
確かに、副反応が心配ということもあるからなのかもしれないが、やや意外な数字ではある。
(ヤフーニュース画面より)
ともあれ、決定的な治療薬がない今、感染を抑制できるワクチンは、唯一の救いではある。私は、早く接種ができるのを待ち望んでいる。
明日6月1日からは、オーストラリアのソフトボールチームが、オリンピックの事前合宿のために来日する。方針変更をする気持ちが全くないオリンピック関係者の「情熱」によって、予定通りオリンピックが実施されれば、夏には、数万人の選手や関係者などの外国人が来日する。その時点では、おそらく、医療関係者と高齢者の接種が終わったか終わらないかくらいではないか?それ以外の大半の日本人は、ワクチンを打っていない状態である。
さて、その先に待っているものは、いったいどのような事態であろうか?
それは、神のみぞ知る・・・・
#大規模接種センター
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