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2021年05月28日

昔銀行、今NHK?

民放TV誕生と同じ年に生を受けた私にとって、TVは、生活の一部と言うか、体と心のパーツのようなものである。だから、今でもTVは大好きだ。

番組を記憶している期間というだけでも60年近くはTVを見続けているわけだが、NHKのアナウンサーの転勤というのは本当に多いなあと、最近あらためて驚いている。
4月になり、また異動の季節がやってきて、スタープレーヤーというようなアナウンサーが、いつのまにか転勤して地方局から中継している姿に出くわすことが多くなった。
210528NHK武田アナ大阪.jpg
(画像はデイリーニュースより)

たとえば、ニュース番組のメインキャスターだった武田アナウンサーは、4月から大阪局勤務となり、今日は、自身が単身赴任している話を交えながら、魚を三枚におろすという事に挑戦していた。
昼の列島ニュースを見ていると、かつて人気ラジオ番組「すっぴん」のアンカーをつとめ、つい先日まではヒューマニエンスという科学番組のMCもやっていた藤井彩子アナが、名古屋局からニュースを伝えている。

転勤が多いというのは、昔は銀行が代表格だったが、NHKのアナウンサーというのも銀行に負けないくらい転勤が多いのではないかと思う。
私が、かつて取材を受けたことのある富山局のアナウンサーの方も、一人は、佐賀から富山に転勤し、その後広島に異動された。もう一人の方は、東京に戻りラジオのアナウンサーで活躍されている。

昔は、転勤の多いサラリーマンと言えば銀行が代表格だった。今も恐らくそうだと思うけれど、銀行再編や金融不況などで支店数が減ったりもしているから、転勤事情も少し変わっているかもしれない。

私も、サラリーマン時代に3回の転勤を経験した。私のいた会社では、営業マンの半分くらいを平等に転勤させる、とようなふうにも人事は言ってはいたが、まあ、偉くなる人の半分くらいは転勤していないような気もする(あくまで個人の感想です(笑))

転勤は、やはり大変な生活変化である。家族がいればいっそう色んな事に悩んだりもする。私も、子供が出来てからの転勤の時にはずいぶん思い悩んで、結局単身赴任も経験した。

NHKのアナウンサーの皆さんの場合には、ローカル局にいけば、その土地との密着度も高くなるから、また別の悩みもあったりするのだろうな、等と思いながら今日もTVを眺めている。
転勤族の皆さん、単身赴任の皆さん、どうぞ体に気を付けてお仕事に励んでください。
#単身赴任
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