東京都は、今日、感染状況を分析するモニタリング会議を開いた。その中で、会議に出席した専門家からは、ウィルスが感染力の強い変異型にほぼ全て置き換わった場合、2週間後には、1日の新規感染者が2000人超、その時点での入院患者数は6000人を超える!との試算を示し、さらなる人出の抑制などを求めたという。
(写真は、ヤフーニュースより)
何度も書いたので、もういい加減嫌になっているけれど、あと3ケ月ほどすると、世界中からオリンピック関係者が大挙して来日し、観戦できないとわかっていてもオリンピックの空気感を味わいたいという外国人もおそらく世界中からやってくる。
もう一度繰り返すが、世界中からオリンピック関係者が来日しなくても、1日の感染者数が、2000人になる可能性のある都市に、まもなく世界中から大勢の人がやってくるのだ。この状況下で、いったい誰がオリンピックの開催を判断したのだろうか?責任の所在を云々するレベルではない事態が、スポーツの祭典のあとにやってくる気がしているのは、私だけではないだろう。
県内では、今月中旬過ぎから、ワクチン接種券が配布されると報道されていたが、前期高齢者である私には、まだ接種券は届いていない。届いたところで、実際に接種できるのは、それからさらに先になるという。介護老人を抱えた肺病やみの私としては、一刻も早くワクチンを打ちたいと言う気持ちが強いけれど、なかなかそれもかなわない。
世界屈指の医療先進国であったはずの日本が、ワクチン接種において世界各国の後塵を拝しているこの現実は、どうしても納得がいかない。
オリンピックの聖火は、今まさに日本国内を駆け巡りリレーされている。それが運ぶものは、果たして希望の光なのだろうか?
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