玄関脇の壁側の天井に、新しい巣をつくっていたことはわかっていたが、別のつがいかと思っていた。しかしどうやら、今年はそちらの巣がメインになったようである。
実は、玄関の天井脇には、昭和のはじめに、家での電気の使用が増加して次々と電気の配線を増設したケーブルの束がある。ツバメは、そのケーブルの上に巣を作り始めていた。
土を運び始めたばかりのところで、ケーブルを守るためにベニヤ板を打ち付けたら、今度はその上に新居を建設し始めた。たいしたものである。ちなみに、写真の右にある板は、「こっちに巣を作ってくれないかな?」と私が取り付けたものだが、結局見向きもしてくれなかった(笑)
そして、無事新居が完成したようで、この数日は、その巣を出入りする姿を見かけるようになった。以前の巣は車庫のところなので、私の寝ている部屋のすぐ外になる。朝になるとその車庫からツバメたちの猛烈な「おしゃべり声」が聞こえてきたが、この数日はそれがなくなった。やはり、新しく作った巣が、今年のすみかということらしい。
フンで汚れたりと迷惑ではあるが、ツバメは鳥獣保護法で守られてもいるし、家にとって縁起の良い鳥とされているので、追い出すわけにもいかない。
ツバメ君たち、今年もしばらくの間宜しく。そして、できることなら、ささやかでよいから、わが家に幸せをもたらしてちょうだいね。
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