ニュース報道によれば、汚染水を浄化した処理水にして厳格に基準値以下にすれば、人体には問題ないとのことだ。
(画像はTBSニュース映像より)
しかし漁業関係者をはじめとする地元の人たちは、当然風評被害などを懸念し反対している。
とはいえ、増え続ける汚染水は、大気中に放出するか、海に流すか、問題は多いけど地中に埋めるかくらいしかおそらく方法がない。既に、恐るべき数の貯水タンクが林立していて、ドローンで撮ったその姿を見ると、ちょっと信じられないくらいのタンクの数に圧倒される。しかもそれは、今のところ毎日増え続けていくものなのだ。
個人的には、安全性の面などからいうと海洋放出案になるのだろうな、と漠然と思っていたが、例によって政権は、なかば一方的に、ブルドーザーで押し倒すかのようにあわただしく海洋放出を決定した。漁協の責任者に会って話を聞いたことも、ともかく意見は聞いたというアリバイ作りのようにしか見えないプロセスだった。
そんな時、私の友人が面白い意見をFBで投稿していたので紹介したい。
彼曰く、「厳格に基準値以下にすれば人体には問題ないとのこと。飲んでもトリチウムは人体から排出されるらしいです。それでも国民の支持を得るためには諸々の不安を払拭する必要がありますよね いい事を思いつきました。総理大臣、環境相、農水相、経産相、官房長官と東電の幹部の皆様が日常の飲料水として使えば良いのです
雁首揃えて雛壇に並んで、一斉に処理水をテレビカメラの前で飲み干すと言ったパフォーマンスもアリだと思います。今後2年間、毎日処理水を飲んで頂いて、全く体調に影響が無ければ国民も安心することでしょう〜」(以下略)
これは、政権への皮肉を別にしても、なかなか良いアイデアではないかと思う。風評被害を最大限食い止める必要がある、と首相自らもコメントしていたが、対策に予算をかけるよりも、このパフォーマンスを連日放送するほうが、はるかに効果が期待できると思う。
政府関係者の皆様、いかがでしょうか?おそらく海外メディアからも、「命をかけたサムライ首相!」などとおほめの報道が、世界中を飛び交うことだろう。これまでにないスーパーパブリシティになりますよ、きっと。・・・知らんけど。(笑)
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