知人で、元TBS、いや現氷見市副市長の篠田さん監督・プロデュースの映画 「シンプル・ギフト」を見るために。
ほとり座は、とても雰囲気の良い小さな映画館だった。ソーシャルディスタンスに配慮してセットされた座席は、20席くらいだろうか?そのせいもあって、ゆったりとしていて居心地が良かった。かなりマニアックな映画作品をかけるシネマスペースである。率直に言って真面目で地味な作品であり、平日の午後ということもあってか、私の他にはもう一人女性客がいるだけだった。私の前には、誰も座っていない。おかげで、貸し切り気分でゆったりと映画を楽しむことができた。
映画は、心温まる素晴らしい作品だった。真面目な篠田さんらしいなあと思った。奥様の紺野美沙子さんのナレーションも誠実な印象で、真面目な映画にぴったりであった。作中の、「レクイエム」という曲のシーンでは、ほろりと涙がこぼれた。音楽の力と温かさを感じた。
映画館を出て、近くにある画材店で、ペインティングナイフを買った。
なんだか、久しぶりに油絵を描きたくなった。
クリエイティブワークとの出会いは、心にクリエイティブな欲求を呼び覚ましてくれることがある。
#ほとり座 #シンプル・ギフト
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