中国から黄砂が飛来しているせいだという。砂漠の砂。この砂、なんとタクラマカン砂漠やゴビ砂漠からはるばるやってくるという。日本までの距離は、実に3千キロ〜4千キロ、まさに遥かなる旅である!人工衛星の写真にも黄色い雲のようにしっかりと映るほどだ。
しかし、わざわざ来てもらわなくてもよい旅人でもある。迷惑な風物詩のような存在という点では、ちょっとフーテンの寅さんのようでもある。そういえば、寅さんも黄色い上着を着ていたなあ。
私は、呼吸器系疾患で大きな手術も経験しているので、いまや立派な?呼吸器系病歴者である。だから、コロナには絶対かかってはいけない、かかると死んじゃうよ、などと主治医からきつく言われている。そんなこと言われなくてもわかってる。そして、煙や砂やほこりなど細かいゴミも余り吸わないようにとも言われている。しかし、そんなこと言われても、黄砂は止めようがないし、百年古民家は、隙間だらけが自慢だから、家にいてもきっとどっからでも入ってくるに違いない。
そんな迷惑な黄砂がやってきた一方、春の訪れも実感できるようになり、県内の桜もいつの間にか満開となった。
今日は、暖かくて日差しもあったので、庭掃除を一時間ほどしてから、いつもの道を散歩した。お天気が良いので、黄砂のことをすっかり忘れていて、一時間くらいの庭仕事の間も、30分弱くらいの散歩の間も、マスクをせずにいた。
ヤバイ!これで、コロナにかかったり呼吸器疾患になったりして、命に係わるような常置になったどうするんだ!と思わず反省したが、後の祭り。
しかし、いつもの散歩コースである我が町自慢の桜並木は、素晴らしい満開であった。
背景となる空は、黄砂で煙っていたけれど、コロナにも黄砂にも負けずに、桜は今年も美しい花を咲かせて我々を励ましてくれる。
#黄砂 #桜
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