トップのアメリカは、1200万人!である。東京都民全員が感染しているくらいということだ。恐ろしい。
画像は、日経のものだが、ここへきてアメリカ以下の順位に変化もあった。インドとブラジルが急増して2位3位となっている。この二ケ国では、医療体制が十分でないところも多く、厳しい住環境で暮らしている人たちも多い。今後さらに増加するのではないかと懸念される。
そして、フランスが続く。今日の報道では、クリスマス前でもあり、このところ多少感染者が減少したということもあって、マクロン大統領は、これまでの規制を多少緩和することを発表していたが、こちらも心配なところだ。
アメリカでは、サンクスギビングの季節をむかえ、家族や親戚が集まる機会が増えるという。そしてクリスマスも控えている。日本でも年末年始となれば、親戚が集まることも多くなり人の移動も増えるだろう。長年続いてきた行事にあわせて、親しい人が集うのは、自然なことである。しかし、それもコロナVによってなかなかままならない。人が集まれば、感染リスクも増える。
こうした中、日本人というのは、本当に真面目でモラルの高い国民だとあらためて感じることが多い。年末年始を前に、街頭インタビューなどでは、今年は田舎に帰るのを見送るという声も多く耳にする。今年のお盆でも、例年に比べて人の移動は相当に減っていた。恐らく今年の年末は、例年よりかなり人の移動はへるのではないかと思う。しかし、欧米ではどうだろうか?頭ではわかっているけれど、やはり楽しみを優先してしまう国民性は、フランスでもアメリカでも日本人よりはあるように思う。日本人は、人に迷惑を掛けたくないという心理的なブレーキが働くことが多いのではないか。
民族大移動を伴うカレンダーのなかでも、ワクチンの開発は続いており、イギリスのワクチンも7割以上の効果が検証されたという。しかも、このワクチンは、超低温の冷凍でなく、冷蔵での運搬も可能だという。科学者たちの懸命の努力が実って、来年のクリスマスや新年には、笑って人々が集えるようになることをあらためて祈りたい。
#コロナV
【このカテゴリーの最新記事】