昨日は、10月31日、ハロウィーンとかいう外来の祭りで、ここ数年は、バカ騒ぎをするものがいて、ニュースになっていた。そのメッカは、渋谷である。知り合いでもある長谷部区長が、毎年心を痛めていることは、ニュース報道からも伝わってきて、いつも心配していた。区としてこれまでも様々な手を打ってきたが、コロナ禍の今年は、渋谷に来ずに自宅で、バーチャル渋谷でハロウィンを楽しんでほしいと呼びかけていた。
真面目で熱血漢で、生まれ育った渋谷を本当に愛している彼にとって、毎年のバカ騒ぎは、胸の痛いことだと思うが、彼は決して若者の行動自体を頭ごなしに責めたりはしていない。なんとかみんなが幸せになる方法はないかと頭を悩ませて、施策やアイデアを打ち出してきた。
そして、ハロウィーン当日である昨夜、夕方6時頃のニュース映像では、仮装した人も少なく、昨年に比べて平穏な町を映し出していた。
(NHKニュース映像より)
やれやれ良かった、と思ったが、今朝のニュースを見ると、深夜に近づくにつれて、やはりそれなりの人出があったようだ。映像で見る限りは、けっこう密な状態でもあった。しかし、幸いなことに、仮装してうかれる人たちや、目だった事件も、ほとんどなかったようで、本当に何よりである。
大統領選が近づく米国では、社会不安が拡大し、銃の売れ行きが急拡大し、銃の使い方講習に通う人も増えているそうだ。しかし、日本人の中には、まだ、なんとか良識が残っているようだ。長谷部区長の思いも、多くの人に伝わったのではないかと思いたい。これを機会に、ハロウィンの過ごし方に対する良識が広がっていくことを祈っている。ハロウィンは、無礼講ではないのだから。心のそこから、ハッピーハロウィンと言えますように・・・
#ハロウィン渋谷
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