それを見た父は、「おい、このソーセージ、冷蔵庫に入れておいてくれ!」と私を呼んだ。
あれあれ。老人に適した食材だからと何度か食べさせたけど「あまり旨くない」と、気に入らなかったんだよ、そう説明したが、理解不能だったようだ。やれやれ。
とはいえ、番組を見て、あらためて魚肉ソーセージの魅力、食品としての力量に驚いた。
だいぶ前に、私も魚肉ソーセージについてブログに書いたことがあったが、その時は、民放の番組で、低脂肪だが栄養価が高く、DHAも含んでいる低カロリーの健康食としてお年寄りに良い食品として紹介されていたことがきっかけだった。
今回のNHK・ガッテンでは、まず、なぜ常温で長期間保存できるということから始まった。それを可能にしたのは、高温高圧殺菌という製法で、いわば、缶詰と同じ状態だという。なるほどガッテンである。
さらに、油を加えてあるおかげで、弾力があってかつふわふわした食感が生まれたという。また、弾力があってなおかつほろほろと崩れやすいその独特の食感から、お年寄りの飲みこむ力のトレーニングにもなるということも紹介されていて、ちょうど介護をしながら、父の嚥下能力に日々悩んでいる私としては、この点も新しい視点であった。
しかし、今回の番組でもっとも印象に残ったのは、番組最後にやっていた、1分間お湯に入れるとおいしくなるという、お湯ポチャ?だろう。
たぶんあの放送日の夜、日本中で試していた人がいたに違いない。かくいう私もそうで、番組の最後を見ながらお湯をわかして、早速トライしてみた。確かにおいしくなった!ビックリ!
いかん、また食べすぎた!
#魚肉ソーセージ
【このカテゴリーの最新記事】