システムを納入した富士通の名前は昨日から今日まで大々的に報道された。これはとてつもなく大きなブランドイメージの失墜だけでなく、システムセールスにおいても大きな損失になるだろう。おそらく昨日から今日にかけて、富士通がITシステムを納入したクライアントからは、「うちのは大丈夫だろうな?」と、ものすごい数の問合せと点検要求が出たに違いない。全国のシステムメンテナンス担当と営業にとっては、経験したことのない苦難の日々の始まりになるかもしれない。
そんな中で、今日の取引はどうなるのか?と多くの人たちが様々な思いで固唾をのんで見守った朝、無事に取引が再開された。これだけ世界的な影響のあるマシントラブルを発生させたとはいえ、わずか1日半の間に、故障したマシンをはずし、代替機を起動させ、システムチェック行って無事に再稼働させた現場のシステム担当者には、心から同情し、敬意を送りたい。おそらくたくさんの関係者が不眠不休で働いたことだろう。トラブルを起こしたことは責められるべきだが、サイバーテロ説もあるようだし、何はともあれ、お疲れ様と言いたい。
そんな中で、3時のティータイム前に、思いがけないニュースが飛び込んできた。トランプ大統領が、ついにコロナに感染したという。(例によって自らのツイッターでそれを告げたところも彼らしいが。)
(画像は、トランプ氏のツイッター)
つい、「ついに」と書いてしまったが、あまりに非科学的なコメントを繰り返し、多くの人と会うのが仕事の大統領でありながら最近までマスクを付けることも拒否していた彼が、なぜ感染しないのか正直不思議だった。神様まで味方につけているのか、といぶかっていたのだが、やはり感染はさけられなかった。ということで、私個人的には、科学的必然の通り推移した結果だと、思わず小さく快哉を叫んでしまった。こんなことを言っては申し訳ないが、ほんの少しだけ中症化して、コロナVの怖さを身をもって実感していただきたいものだ。(非科学的人間には、制裁を(笑))
ただし、私が懸念していることがある。それは、トランプ氏が比較的軽症のままで復帰し、「そらみたことか、コロナVなんて大したことはない!私は見事にそれを実証した!」などと鬼の首を取ったようになることだ。神様、そういうシナリオだけは、どうかご勘弁を。
#トランプ大統領感染 #コロナ
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